sketch / ExHBIIT 開発履歴 (最新の履歴はこちら)

ver.1.68
■ 仕様変更 / ■ バグ修正 / ■ 機能追加
変更概要
1.68.0
■ メモ
・DLTの再生に、イベント拡張領域を追加 ver.1.65 rev.2
・MPGの再生に、イベント拡張領域を追加 ver.1.65 rev.3
・標準文字列選択肢のタイムアウト時間が指定できなかったバグを修正 ver.1.65 rev.3
・音声にoggが利用できるようになった。当面44KHz/16bit/stereoのみ。ver.1.65 rev.4
・VISTAのaero offでpositがExHIBITの画像を取得しようとした時デスクトップの画像を取得してくる問題に対処 ver.1.65 rev.7
・レイアウトコマンドの追加 ver.1.66
・録画機能の追加 ver.1.66
・キャラ登場にキャラ入れ替えを追加 ver.1.67
・ビルボードの相対位置指定でキャラを指定した場合のposit呼び出しのキャラ検索時、一括登場の最新版に対応していない問題を修正 ver.1.67.2
・シーンの終了コマンドに、BGU系の後始末を追加 ver.1.67.3
・カメラの移動と競合しないシーケンス移動の追加 ver.1.68.0
・ENTERMOVIEのリリース処理のエンバグを修正。拡張領域作成用ファイルを指定させたときに混入。 ver.1.68.2
・カメラの設定時範囲指定の後ろが空欄になっていると、前の値を利用するようにした。従来は0が代入されていた。 ver.1.68.3
・キー待ちで-1を指定すると無限時間ウェイトになるよう修正。ver.1.68 rev.5
・変形時にスキップされているとスタックオーバーフローで落ちる問題を修正。ver.1.68 rev.6
・メッセージIDの調査系メニューをフィックス
・メッセージ音声の拡張。終了時に停止しないモードを追加。
・音声の2重再生をサポート
・ぼかしの高速化。12倍以上高速です。合わせてぼかしコマンドの拡張。 セーブロードでの復帰は、ぼかした領域をベースに再設定しない限り可能です。 そういう再設定を行った場合、ロードで表示がおかしくなりますので、その場合はセーブブロックを CGを表示するか、ぼかしを最初の状態に戻した状態になるまで作らないで下さい。
・action107 の選択画面作成コマンドに、%1%等のマクロ文字列が利用できるようになった。与えられるマクロの数は任意。ver.1.69 rev.4
・吹き出し消去系コマンド群の追加。ver.1.70 rev.0
・吹き出し利用時PrintAreaの消去で落ちる可能性がある問題を修正。ver.1.70 rev.0
・resampling処理の傷問題を緩和 ver.1.70 rev.2
・ショートカットキー定義のアクション定義に引数指定を追加 ver.1.70 rev.2
・カメラ設定の追加/削除を動的に行えるよう修正 ver.1.70 rev.8
・タイトル画面に復帰する際、カメラの定義をdef.rsd時のものに初期化するよう変更 ver.1.70 rev.8

ver.1.64
■ 仕様変更 / ■ バグ修正 / ■ 機能追加
変更概要
・キー待ちマーク設定コマンドの追加
・カーソル設定コマンドの追加
1.64.4
■ メモ
・名前表示領域の背景が文字数によって変化する機能追加。左・中・右ファイル名指定。背景は0で埋める。
・履歴表示の際のメッセージ背景伸張対応
・吹き出しの取り扱いをシンプルに変更。
・コマンドエリアの名前...は、途中をカットに切り替える。後ろ重要だよ。
・ソケット適用中は簡易履歴表示を行わないよう修正
・セーブロードのサムネールの作成にモザイク付きサムネール作成処理を追加
・ソケット0が標準ウィンドウを表すよう実装。ソケット0はフローティングせず位置固定に変更。
・フレームの OFF->ONでソケットを初期化(0)する
・現在利用中のsocketIDが0または-1のとき、enterMessageで位置を初期化する
・吹き出しはマークを強制フローティングにするよう変更
・現在のプリントソケットと位置がセーブ/ロードされるように変更。
・ソケット履歴と同一のソケットIDで同一の位置にメッセージを表示する場合、以前の履歴を自動的に消去するよう変更
・セーブマークに、最新のセーブデータの所を指す機能を追加
・AUTOSAVEでサムネールが保存されるよう修正。QuickSaveはまだ。
・キー待ちマーク設定コマンドの追加(セーブロード対応)
・カーソル設定コマンドの追加(セーブロード対応)
・マスク付きDLTのマスクズレ問題を修正
・rev.5 ラインステータス解析中、DLTの初期化コマンドがあると落ちるバグを修正。

ver.1.63
■ 仕様変更 / ■ バグ修正 / ■ 機能追加
変更概要
吹き出し処理関連の簡略化とブラッシュアップが主体。 吹き出しは結局次のように利用します。

1.メッセージウィンドウを表示するとソケット0になっている。
2.その状態でメッセージを書くと、通常のメッセージウィンドウ上に書かれる
3.吹き出しが必要になったメッセージでプリントソケットを指定する。
  ソケット1以上の場合は位置も指定しなければなりません。
  イベント相対指定でpositを利用すると、現在起動しているExHIBITの
  スナップショットを自動的に撮ってきますので、ご活用下さい。
4.プリントソケットを変える必要があるまでは、ソケットを指定しない。
  ソケットを指定すると、新しい吹き出しが作られます。
5.オリジナルのウィンドウが使いたくなったら、ソケット0を指定する。
  以降、オリジナルウィンドウが利用されます。
6.ソケット0の位置指定は不要。
  オリジナルの位置が使われるため、指定しても無視されます。
7.メッセージの消去コマンドで、明示的に吹き出しを消せる。
1.63.0
■ メモ
・sketch: 長い名前は終わりではなく真ん中を省略するよう変更
・ExHIBIT: memo入力用ダイアログをマルチラインに変更。でも任意改行はできないよ。
・吹き出し処理の指定を簡略化。
・通知ダイアログ設定を、右クリックがないメニューを登録しなくても良いように変更。
・吹き出し関連の細かなバグフィックス
・sketch: メッセージ出力のプロパティが、非選択時は全選択になるよう変更。

ver.1.62
■ 仕様変更 / ■ バグ修正 / ■ 機能追加
変更概要
一括キャラ登場のカットイン仕様が変更されたため新バージョンに。
従来はカットインでもすでに登場されているキャラいれば、300msの移動になっていたのを0msに変更。
また、高速化された、1.61には、ビュークリップ時の更新領域に一部計算ミスがあったので修正。
更新領域ビュー機能追加
1.62.03
■ メモ
・改行継続時、発言者が変更されていたら名前も表示するよう変更
1.62.00-02
■ memo
・sketch: スナップショットのRSD出力に、RLDの出力を追加。
・一括キャラ登場のカットイン時、移動が発生したときその時間を 300ms -> 0ms に変更。
・一括キャラ登場にスナップを利用した処理を追加
・1.6xからビュークリップ時の更新領域計算に一部間違いがあったのを修正
・1.42 で導入された透けないクロスフェードのzorder操作アルゴリズムのうち、ブロックをまたいで ある特殊なレイヤー同士が選択された場合、キャラの前後関係が一瞬混乱する場合があるバグを修正。
・音楽再生時の開始時間設定をテスト実装。 開始時間までデコードするので、開始時間が遅い(スキップ時間が長い)ほど重い。 任意地点までのループは、再生済みの領域なのでコピーしておけるが、開始時のスキップはフォーマットによってはどうにもなりません。
・rev.2 action070の追加。SI_LINKのメッセージ表示速度設定


・screenplayUty: 抑制キャラ指定の保存バグを修正。

ver.1.61
■ 仕様変更 / ■ バグ修正 / ■ 機能追加
変更概要
大きめの画面の登場や、PCの価格低下による開発マシン速度の向上等で、従来では考えられない利用法が登場し始めたため、それに対応しました。 すでに各種転送系ルーチンは最適化されているため、更新領域分割アルゴリズムの見直しや、特殊な条件下における手抜き処理などの姑息な手段が主体です。
1.61.03
■ memo
・sketch: スナップショットのRSD出力に、RLDの出力を追加。
1.61.02
■ memo
・RetouchSystem::rsv_select() 初期ページ問題
・FCLayerViewport::getBlindLayer() クリッパー考慮問題
1.61.01
■ その他の修正
・高品質拡大縮小のコードをちょっとだけ(数%)高速化 ・1600x3000 の画像を、57x108 にしたときにだけ発生する謎のバグ修正
1.61.00
■ 実行負荷のバランサーをバージョンアップ
従来も個々の非同期コマンド単位でバランスしますが、全体のパフォーマンスがPCのスペックを越えてしまった場合は対応できませんでした。 本バージョンから、低速な環境で高負荷がかかり続けた場合時間軸方向に負荷を分散させ、操作を可能にします。その後負荷が取り除かれれば元に戻されます。
常にCPUの余力をある程度残そうとするため、最高速のPCでは、従来より少しパフォーマンスが下がったように見えるかも知れません。
■ DLTアニメーションのデータ構造および展開処理を最適化
delta.exe ver.2.43 以降で圧縮すると、新しい構造のdltが出力されます。
このデータを、ExHIBIT ver.1.60 rev.4 未満のバージョンで再生すると、場合によっては上下が反転しますので、ご注意下さい。 もっとも高速な展開が行われるのは、表示レイヤーと表示領域とdltの横幅が同じで、展開先始点のx座標が0の場合です。 画像の横幅と同じ横幅を持ったDLTを作成したい場合は、DLTMakerの「横幅固定」をチェックしてください。
■ 見えないレイヤーの処理機構を実装
上にレイヤーが被さることで、見えなくなるレイヤー上での重たい処理をスキップできる「機構」が導入されました。 現在は、不透明な全画面のレイヤーが画面に被さったときのみ、重い処理を停止しています。 細かい部分は随時実装予定です。
なお、現在のところレイヤーの上下は、zorderではなくレイヤーIDがそのまま利用されています。 自前でzorderを変更する場合は問題が起こる可能性がありますのでご注意下さい。
■ ViewClip 有効時の画面更新アルゴリズムを変更
ViewClipは、拡大されるレイヤーと、拡大されないレイヤーがあるため、更新領域を計算するのが難しかったのですが、 より厳密に更新領域を計算することで、更新負荷を低減させています。(もちろん常に全画面が更新されるようなエフェクトがある場合は無意味ですが)
利用が簡単なこともあって、思ったよりも利用頻度が高く、複合して利用される傾向があったため修正されました。
動的にあらゆる処理が行われる機能なので、低スペックPCには辛い場合があります。使いすぎにご注意下さい。
■ 各種コードの実装変更
・拡大縮小(低品質):20%強速くなっていますが、1辺が12万ピクセルを越えると問題が起こる可能性があります。
・加算合成:2倍程度高速になっています。
■ ぼかしについて
1600x1200以上の領域全体に強ぼかし等をかける処理を見かけますが、1GHz台程度のCPUではゲームとして利用するのは無理です。 ぼかしは大変負荷の高い、かつ、手抜きが難しい処理ですが、動的に適用する必要があることは希なので、 実行時間がかかりすぎるサイズへの適用は、予めぼかしデータを用意した方がずっと高能率です。

ver.1.60
■ 仕様変更 / ■ バグ修正 / ■ 機能追加
変更概要
フルカラーレイヤーが正式にサポートされました。 当面は、billboardコマンド系からのサポートのみで、選択アイテム群や立ちキャラに関しては拡張されていません。

フルカラーレイヤーについてのご注意
フルカラーレイヤーは、現在制作中の機能です。
retouchは仕様上レイヤー自体の大きさが変化することを前提にしていません。 同一レイヤーの上で行われる変形は、レイヤー上の画像データそのものが拡大したり縮小したりしているだけで、 レイヤーの大きさは作成時のまま固定でした。 つまり、転送元領域は変化させることが出来ますが、転送先の実際にメモリがある部分は最初に決めた固定のサイズになるような仕様です(見た目は変化しますが)
必要な時に必要な部分だけ変形させキャッシュすることで、メモリの節約と再描画の高速化を両立させているわけです。

レイヤーの拡大縮小がない、または、拡大縮小されたレイヤーに任意の移動がない場合はこれでOKなのですが、 そうでない場合、この手法では、機能の組み合わせによっては、画像に欠けが発生する可能性があります。 もちろん組み込む側が予め大きさを予測してレイヤーを作成しておけば防げますが、演出時間の節約という意味でポリシーに反します。
それを防ぐために、レイヤーの変形では、レイヤー自体のサイズが変形に応じて変化するように修正されました。 しかしこの変更は、本来の設計仕様に反しているため種々の問題を引き起こします。 例えば、現在サーフェースに直接描画されている非同期演出(主にMPGやDLTなどのアニメ)はサイズが変わって オブジェクトが破棄されると表示できなくなる可能性があります。 これらの問題には、概ねすべてを書き直したバージョンが2.0になるように、需要が発生した部分から随時対応していく予定ですが、 現在はその途中にあるため、いくつかの制限があります
現在、サイズが変更されても可能な主な機能は、「フェード/移動/ViewClip/clipper/スナップショット」等の基本的な演出です。 サイズが変更されない場合は、フルカラーの属性上存在しない機能を利用していない機能はすべて利用できます
サーフェースの仕様上利用できない機能は、
1.カラーフィルタ(パレットに依存している)
2.17色モードのαを持ったDLTの再生(フルカラーレイヤーのアルファは256モードに限定されている)
なお、静止画に含まれる17色アルファは、ロード時にコンバートされるため正常に表示されます。
3.キャラオブジェクトと選択アイテムには、まだ対応していません(単に未実装)

対応していない処理を実行すると、主に次のような動作が発生します。
・アプリケーションが異常終了する(直接描画系の機能)
・何も起こらない(それ以外の機能)
1.60.10
■ libpngとzlibをVS2005で再構築
現在、libpng は 1.2.32, zlib は、1.2.3
■ フルカラーレイヤーを変形可で作成する際、環境によっては落ちるバグを修正
1.60.9
■ CgModeの拡張
リング有効時、カーソルキーはコントロール間の移動だったのをリングの上下左右と同じになるよう変更。 ついでに、
F1: help と同じ
ESC: 右クリックと同じ
SPACE: xボタンクリックと同じ
になるよう変更しました。 さらに、マウスホイールでリングの上下をクリックしたことに、SHIFT+マウスホイールで左右をクリックしたことに なるよう変更しました。
1.60.8
■ 非同期の拡大縮小の「終了を待つ」時にキー入力でウェイトをキャンセルできるよう変更
長時間の非同期クリップの終点が「終了を待つ」になっている場合、キー連打でそこに到達すると ウェイトが有効のままクリップの終了を待たされる状態が生まれます。
そういう長時間の非同期クリップは終了待ちを有効にしないで、「強制終了時、最終位置に補正する」を 利用するのが定石ですが、そこから外れるコードが散見されてきましたので、この機能を追加しました。
飛ばないことを前提として、他の演出との同期動作が行われている場合、問題が発生する可能性がありますが、 それで問題の起こるコードは、実行開始部分だけがスキップされた場合に起こる問題が潜在していますので、 いずれにしても書き直すべきです。
なおキー入力によるキャンセルが発生した場合、最後の位置への移動は0時間で行われます。 移動中が欲しい場合は、「終了を待つ」にしないで、「強制終了時、最終位置に補正する」を利用してください。
■ skipの解除範囲が、800x600になっていたのを修正
スキップを解除する入力の有効範囲が800x600に指定されていたため、これより大きな画面サイズを 作成すると、画面の左上800x600でしかスキップが解除されないバグになっていました。
■ URL表示前の注釈ウィンドウの幅が800固定になっていたのを修正
ゲームのビューの幅と同じになるよう修正しました。
■ しばらくお待ち下さいウィンドウの幅が足りないときセンタリングするよう修正
1.60.7
■ sketch: 各種エラー検査支援機能の追加
ツール(T)-エラーチェック(H)-に、「分岐エラーがあるノード一覧」「ソース領域をはみ出すCLIPの検出」 「ブロックをまたぐ非同期演出の検出」「例外的なオブジェクトIDの検出」を追加しました。
ただし、これらは単純に検出を行うため、適切に処理されていてもリストされます。
■ CgMode関連の拡張
リングをデザインするファイルやその位置を登録できるように修正。
また、残り枚数を示す数値表示を桁数に応じて表示位置を変更するよう修正。
1.60.4
■ DLTアニメーション表示時のレイヤー作成方法を追加
従来アルファチャンネルのモードは、DLTが所有しているアルファのモードと同じものでした。 また、アルファを持たないDLTを、存在しないレイヤーのアルファチャンネルに設定する場合、 自動作成されるレイヤーのアルファチャンネルが17色モードになります。 そのため、本来は、17色モードのグレースケールが利用されてきましたが、DLTMakerの 登場に伴って、256グレースケールの画像が利用されるようになりました。 しかし、この画像を、レイヤーの自動生成と共に使用すると、17色モードのアルファが作られるため 表示に問題が起こります。
この問題は、予め256アルファを持ったレイヤーを作成しておけば起こりませんが、 DLT再生開始コマンドでレイヤーを自動作成したい場合のために、そちらにも強制256アルファの スイッチを追加しました。
■ layout登録コマンドに編集コマンドを追加
rnfにテキストエディタが関連づけられていない場合、txtに関連づけられたエディタで、rnfを開きます。
■ layout登録コマンドでRLD化する際、RNFの記述が標準化されていたのを何もしないよう変更
RLDに内包するタイプの場合、RLD化時にRNFが標準化(コメントを外してソートする)されていたため、何もしないように変更した。
1.60.3
■ sketch: ファイルの相対フォルダ読み込みの動作を変更
従来は、gameフォルダ相対で変換され、gameフォルダ内になければフルパスで値を返しました。
それを、gameフォルダ内にないものは、projectフォルダ相対に変換し、さらにprojectフォルダ内にないものはフルパスで値を返します。 この動作が問題になるのは、game内でgameフォルダ外のリソースをアクセスしている場合のみですが、そんなデータはないと仮定しています。 こういったデータへのアクセスは明示的にフルパスで指定するか、game\..\系の記述を利用して相対パスにしなければなりません。 ただし、通常はファイルの位置に実行環境への依存が発生するため、このような記述は行ってはいけません。
■ ExHIBIT: 音楽再生時、音楽ファイルがなければ落ちる仕様を修正
デバッグ出力が有効になっていれば、対象音楽IDをDebugViewに出力します。
■ sketch: CTRL+Jで、任意行へのジャンプを追加
エラー出力には、RLDの行数が含まれているため、RLD行指定によるジャンプが追加されています。
この機能には、RSDの行数によるジャンプも含まれています。
■ layout.rnfをRLD内に含めることが出来る機能を追加
layout用のrnfファイルは、通常 game/c/ 以下に配置されますが、これをRLD内に含めることが できるようにしました。タイトル画面等、レイアウト定義自体を隠したい場合に利用して下さい。
1.60.2
■ MEMO:FCVSurface24::resize(dest, rcDest, rcSrc)のクリッピングを外した
クリップされたとき比率が変わってしまうからだが、実質メモリのない領域も含むことになる。 個々の転送でクリップされているとは思うが、念のために記載する。拡大縮小等の変形で高品質な アルゴリズムを利用したとき、原因不明の例外が発生するようならこれを疑うこと。 修正は2行カットするだけ。詳しくはソース参照。
■ 画像描画時、拡大縮小準備が要求されなければ必ず拡大縮小用ワークを削除するよう修正
従来は塗りつぶし等で初期化していませんでした。
そのため、カメラの適用を行っている最中に、F/O(適用終了)させ、その後カメラの適用を開始すると、 F/O中に塗りつぶされた際ワークが削除されていないため、背景が復帰する現象がおこります。
これに依存している演出は、おそらくないとは思いますが、動作が変更されるため、仕様変更に含めておきます。
■ sketch:キャラの位置指定ダイアログで、右の外を指定しても再編集時左の外になってしまうバグを修正
■ sketch:オーバーレイ作成の初期バージョンのリリース処理で、レイヤースナップが出力される問題を修正
■ MPG再生(音無)の同時再生数を1→4に増加
従来は、イベント画面で再生していたために、1個しかオブジェクトを用意していませんでしたが、 レイヤー上での再生が行われるようになると、複数のmpgを再生したい場合があるので、当面4個まで同時に再生できるように拡張しました。
単に再生オブジェクトの個数の問題なので、8個でも16個でも、環境が許すなら100個にでも拡張できます。 これは他の非同期オブジェクトも同様です。
1.60.1
■ フルカラーレイヤーのサポート
ビルボードコマンドに、フルカラーのチェックボックスが追加されています。
現時点で利用できるレイヤー属性は、
標準
マスク付き(256色マスク)
のみです。加算合成/ランクマスク/17色マスク/についてはサポートされていません。主にフルカラー画像を利用した演出用になります。 動作が確認されている演出は――
1.フェード
2.移動
3.ViewClip
4.MPGの再生(同サイズ)レイヤーのマスク指定可
5.各種CLIPPER
6.DLT再生(マスク付きの場合は、256マスクに限る)
ですが、あくまでも単なるレイヤーですから、属性の制限に引っかからない演出はすべて有効です。
属性の制限とは、例えば、文字の出力対象にすることは出来ません(ランクマスクが未サポートだから) また、マスク付きのフルカラーレイヤーに17色マスクを持ったDLTを出力することはできません(マスクの種類が違うため、しても何も表示されない。同一の種類のマスクを持ったDLTはもちろん表示できます)
現状では、主にフルカラーでなければ作成できない、mpgファイルをアルファチャンネルやクリッパー付きで描画出来るところが主な利点になります。 レイヤー面にmpgを再生しつつ、そのレイヤーのアルファチャンネルでdltを再生するようなことももちろん可能です。
■ DLTのスキップ時のプロキシに、0x00/0xFFでの塗りつぶしを追加
サイズがわからないため、出力対象全体を塗りつぶします。
α付きのレイヤーの場合、αも同じく0またはFFで塗りつぶします。
これらの塗りつぶしで不都合がある場合は、従来通りプロキシファイルを用意して下さい。
■ positとの連携を強化
ExHIBITがsketchから実行されている場合、必要なら自動的にスナップショットを背景に表示したり いままで不透明かつアルファチャンネルを未適用だったフロント画像に、それらを適用するように なりました。
positは、必ず ver.1.70 以降をご利用下さい。

ver.1.50
■ 仕様変更 / ■ バグ修正 / ■ 機能追加
変更概要
オーバーレイ関連の処理を行うために描画周りのコードをリライトした。特に更新領域の決定アルゴリズムが、ちょっと賢くなっている。 sketchでは、RSDのスナップショットを気軽に撮れるようになった。スナップショット同士や、スナップショットと現在の差分を作成する機能が追加されたため、日付管理では難しかったRSDの差分配付等に便利に利用できる。
1.50.0
■ カメラの適用解除コマンドに、現在の画面配置をカメラの(0,0)に初期化するフラグを追加
現状、カメラの適用を解除しても、論理的なカメラ位置は保持されたままになっていますが、1つのカメラを適用したり適用をやめたりする場合初期化した方が都合がよい場合があります。
ただし、初期化前にカメラの影響を受けていたレイヤー、特に立ちキャラが表示されたままになっていると、このコマンド実行後にセーブ/ロードすることで、表示位置が変化してしまいますので、表示するレイヤーをなくしてから行うべきです。
■ 常時高画質モードのフラグがエンバグで非参照になっていたのを修正
■ CMD_QUESTIONの背景ウィンドウオーバーライド指定が、ドロップファイルを受け付けない問題を修正
■ ビルボードの新規作成時、OKを押したら、希にカットインになることがあるバグを修正
■ sketch:ViewClip終了コマンドの再編集時、参照するパラメータが違っていたため表示がおかしくなるバグを修正
■ CMD_DRAW時、クリップワークが確保されていれば自動的に転送元領域が(0,0,ViewW,ViewH)に指定されるよう修正
従来は明示的に両方を指定する必要があった。実行ファイル側も補正がかかるようにした。
■ sketch: RSDのスナップショットを撮る機能を追加
たとえば体験版のリリース時にスナップショットを撮っておいたり、誰かにRSDを提出したときにスナップショットを撮っておくと、 現在のRSDとそれらのスナップショットを比較して、更新のあったRSDだけを取り出したりすることができます。 ファイル-RSDのスナップショット(K)-全RSDのスナップショットを撮る(K) でスナップショットを作成し、スナップ以降更新されたRSDの取得(U)で差分を取り出せます。
■ オーバーレイの作成コマンドを拡張
時間指定によるオーバーレイのプロパティ変更を行うために、オーバーレイ関連および描画関連のアルゴリズムを大幅に変更した。 問題ないとは思いますが、描画が変になることがあればご報告下さい。

ver.1.49
■ 仕様変更 / ■ バグ修正 / ■ 機能追加
変更概要
ロードマスク設定コマンドの追加を機に、ver.1.48の公開revが増えすぎていたので、整理をかねてver.1.49にした。
1.49.1
■ レイヤーオーバーレイに画面のスナップが撮れるようにした
これにより、立ちキャラ画面の非常に複雑な演出が可能なります。sampleGame参照。
■ ロードマスクにDLTを設定するコマンドを追加
これ以前は、ロードを行うと常に画面がフェードアウトして、ロードされるとフェードインしてきましたが、 ロードマスク(Enter)にDLTを設定すると、フェードアウト時にそのDLTを再生してマスクし、 ロードマスク(Leave)にDLTを設定すると、フェードイン時にそのDLTを再生してマスクを解除します。
■ 選択アイテムのスライダーを拡張
・α対応にした
・数字付きスライダー(値表示付きスライダー)を作成できるようにした。rnfで利用する。
■ アクションの追加/修正
・音関連のアクション 062-065 を改訂。適切な動作になるよう調整
・グループ化アクション 057 に連番でないIDのグループ化機能を追加
・グループ化アクション 057 にすべて選択されていない状態を許可するフラグを追加
■ その他細かい修正
・save/load page作成時に、全体をクリアするよう変更。いままではアイテム数分クリアしていたため、1頁に足りないアイテム数の場合に問題が起こった。
・メッセージ出力用レイヤーの、rnfファイルによる定義を追加
・システムダイアログ6番を追加。ミュート時にテストボタンが押されたときのワーニング(OK)
・メッセージ履歴の一覧表示の改行幅を変更しても20ピクセル単位で全体の行数が算出されていたバグを修正

ver.1.48
■ 仕様変更 / ■ バグ修正 / ■ 機能追加
変更概要
コントロールボタンを、状況依存で有効にしたり無効にしたりできる機能の追加。
コントロールボタンに何でも定義できるようになったため、文字列選択中とメッセージ待ち時ではその状態を変更したい場合が生まれました。その対処です。
1.48.0
■ キーボードショートカットの有効箇所指定を有効にした
キーボードショートカットの定義で有効箇所指定を行っても、すべての場合に有効になっていたバグをフィックス。
指定されていない箇所では無効になります。
■ コントロールボタンの状況による制御を追加
コントロールボタンに何でも定義できるようになったため、文字列選択中とメッセージ待ち時ではその状態を変更したい場合が生まれました。その対処です。
■ システムメニューの追加
アクションにシステムメニューを追加しました。res/c/menu.layout.rnf を配置すると、システムメニューの表示が出来るようになります。
右クリックショートカットに定義したり、コントロールに定義して利用します。 プロパティ/ボタンスタイルではほとんど利用されませんが、DOSスタイルのゲームの要求もあったため、システムメニューとして一般化しました。
1.48.1
■ 構図設定モード(カメラ位置編集モード)を追加
ExHIBIT上で直接そのシーンのカメラ位置を決定するための機能です。
デバッグ設定でカメラ位置の編集を有効にすると、メッセージ待ち時にカメラが適用されていると、カメラ位置を確認/編集できるようになります。 ExHIBIT上で次の操作を行ってください。
1.SHIFTを押しながら画面を左クリック
左クリックした位置が、比率1.0で画面の中央に来るようにカメラを移動させます。
画面の右上に、現在のカメラ位置が表示されます。PANコマンドにこの値を与えると同じ位置が表示できます

2.SHIFTを押しながら画面を右クリック
カメラの位置を、編集開始時に戻します。位置を確認した後プレイを継続する場合は必ず実行してください。

3.SHIFTを押しながら上下左右キー
カメラの位置を指定方向に20ピクセルづつ移動させます。なお、NT系OSでは、右SHIFTキーを押しながら移動させると1ピクセル単位の移動になります。
■ 背景の拡大縮小の動作拡張
背景の一部切り出し処理(拡大縮小)に、クリッピングするモードを追加しました。 クリッピングは、「カメラの適用開始」コマンドで、「適用時の背景サイズを維持する」にチェックを行った場合に行われます
このチェックを行うと、カメラを移動した結果、背景の外に表示領域がはみ出す場合、はみ出さないように始点または終点を補正します。 その結果、はみ出さなかった部分が拡大され、画面がゆがんだ感じになります。
主に立ち絵を表示したまま上下にカメラをPANさせたとき、レンズの縁で地面や空がゆがむ感じを出したいときに利用します。
1.48.2
■ 構図設定モードのUIを大幅に変更
整理してより一般的なUIに変更しました。
併せて、SampleGameの該当解説シナリオ(CameraEdit)も変更され、アップデートファイルが用意されています。
移行できる条件は従来と同じですが、
SHIFT+左クリックで、「設定モード」と「ゲームモード」を切り替えます
設定モード時の操作は次の通りです。
左クリック:「実行中」と「待機中」を切り替えます。
カーソル移動:「実行中」は、カーソルの移動に併せてカメラが移動します。
右クリック:「待機中」は、カメラ位置を初期位置に移動します。
上下左右キー:「待機中」は、上下左右キーで1ピクセル単位(SHIFTを押すと20ピクセル単位)でカメラが移動します。
■ 細かな修正
・デバッグ設定で、レイヤーへの出力のON/OFFに追従していないコントロールを修正
・PAN設定にクリップボードからの取得ボタンを追加(ExHIBITのカメラ位置変更に対応)
1.48.3
■ 細かな修正
・構図設定モード[待機中]に、SPACEキーでウィンドウを消せるようにした。
・例外発生時にすべてのレイヤーの入力禁止を初期化するように変更。(demo exception は例外)
・CMD_RETURN の条件記述を汎用のものに変更。従来のバージョンは、汎用コードに置き換わる。しばらくは注意。
 なお、実行は従来バージョンも問題なく行える。
1.48.5
■ 高品位な拡大縮小の対象領域の1辺が8000ピクセルより大きい場合の問題に対処
高品位な拡大縮小の対象領域が、8000ピクセル強より大きい場合、オーバーフローが発生して落ちていた問題に対処しました。 ゲーム中にリアルタイムで処理するサイズでは、ほぼあり得ませんが、sketch上でサムネールを表示する場合に問題が発覚しました。
memo: FCVSurface24::resize() の修正
■ 文字列と数値を混在して利用できるDBを追加
データベース系コマンドに、文字列と数値を混在して利用できるものを追加しました。 使い方は、従来の数値専用版と同じです(コマンドメニューが異なります)
なお、数値専用版の方が圧倒的に高速なので、どうしても文字列を取り扱いたいとき以外は、従来の数値専用版をご利用下さい。
■ カメラの設定を拡張
カメラの設定でレイヤーの移動率や拡大率を定義する際、その範囲で指定できるようになりました。
例えば、従来の設定では、同一ブロックにある立ちキャラは同じように移動していましたが、この機能を用いることで、 同一ブロックにある立ちキャラにも前後関係にふさわしい移動率を自動的に定義できるようになります。
■ リソースの既xチェックフラグに間接参照を記述できるように修正
例えば、Ms142 は、シーン142を見たかどうかのフラグですが、このMx系表記の数値部分に、レジスタ表記を行えるようになっています。
例えば、MsR1200 は、シーン(R1200が保持している値)を見たかどうかのフラグになります。
■ 細かな修正
・CMD_CREATEDBINT のリソース指定がない場合誤動作するのを修正。
・CMD_DRAW のCGID定義に通常レジスタの間接参照を暫定追加。
・レジスタ設定の条件入力部分を直接入力できるよう修正。
・選択アイテムの制御コマンドの条件入力部分を直接入力できるよう修正。
・CMD_JUMP の条件指定に直接記述を追加。
・CMD_CHANGESCENEの条件指定に直接記述を追加。
・CMD_RETURNの条件指定に直接記述を追加
1.48.6
■ sketch キー操作のまとめと一部変更
■ ExHIBITのカメラの設定機能に、sketchとの連携を追加
今後の外部UIとの連携を標準化しました。
例えば、ExHIBITでカメラの位置を決めた後、(E)dit - RSDコマンドの貼り付け(S)で、その位置に移動するPANコマンドを貼り付けられます。
PANコマンドの編集の場合は、カメラ位置決定後、[Camera] PANコマンドのプロパティで、<Clipboard を押すとその位置の視点が挿入されます。
■ 標準CGモードの動作拡張
従来は、同じグループに設定した画像群は、サムネールが開けばすべて見られる仕様でした。
ExHIBIT.ini の[option]セクションに、flgStrictCgMode=1 を記述することで、表示しようとするイベント画像が まだ見ていないものなら、そのCGの代わりに、res/g/sy/03/03_013.gyu を表示するようになります。
■ D&Dでリソースの登録が行えるように拡張
リリース指定で検出できないリソースは、def.rsd に、定義系コマンド-リリース時の追加リソースで定義する仕様になっていますが、数が増えると登録が大変でした。 そこで、game/res/ 以下にあるファイルやフォルダを演出ビューにドロップすることで、ドロップ位置に追加リソースとして定義できる機能を追加しました。
例えば、def.rsd(でなくても構いませんが)に、game/res/g/test.gyu をD&Dすれば、自動的にCG用の追加リソースとして定義されます。
■ 編集履歴を視覚化
コマンドツリー内に編集履歴の項目が追加されました。
この項目を開くと、編集履歴がある場合は、その履歴を表示します。
このバージョンでは「表示するだけ」です。
■ 細かな修正
・吹き出しの履歴へのコピー時に、間違ったパレットが設定されていた問題を修正
1.48.9
■ 細かな修正
・通知ダイアログの定義拡張(32個までOK)
・コントロールの定義のアクション設定に4個の整数引数定義を追加。
・RetouchActionクラスの新設。コントロールのaction定義周りをすべて置き換えた。
・マスク利用時の選択アイテムに特殊なフラグを追加
1.作成時マスクに合わせたクリックマップを作成しない(マスクがあるとき)
2.描画時マスク画像を転送しない(マスクがあるとき)
現状対応しているのは、panel系のみ。マスク付きの矩形ではない選択アイテムを作成できる。
コントロールの定義および、c\*.rnf ファイルの定義等に利用できる。
・ショートカットキー(1キー定義)の再定義を可能にした。
・条件判断に特殊な関数を追加。関数一覧をドキュメントした。
・最小化/通常化の際、条件によってはwindowやiconのレストア処理を行わないようにした。 最小化/通常化を連打で繰り返した場合の対策。


ver.1.47
■ 仕様変更 / ■ バグ修正 / ■ 機能追加
変更概要
ACTION の実行構造を、ACTIONの大幅な増加に対応できるよう変更。
レイヤーや選択アイテムを、外部ファイルとして出力/入力できる構造に変更。 save/load/config や、タイトル画面等の構造を外部ファイルで定義できるため、更新が容易になり、外部エディタの作成を容易にした。
コマンドパレットに、制御構造-レイアウト定義による処理 が追加されています。
sketch 1.47.0
■ EM_GETSELのコントロールDLLによる動作の違いを吸収
環境によって、EM_GETSELが返す値が、バイト数の場合と文字数の場合がある問題(MSの仕様です)を吸収しました。 従来は、文字数を返す環境では、メッセージ入力のルビ等の設定が文字化けしていました。
■ layout.rnf に対応
layout.rnf は、適当な名前を持った、画面のレイアウトが定義されているテキストファイルです。 これまでは、画面のレイアウトをsketch上で定義していましたが、これをレイアウト定義ファイルにすることで、データの使い回しや、別ツールでの定義などが 簡単に行えるようになっています。通常は、res/c/ におかれます。
このフォルダに、save.layout.rnf, load.layout.rnf, settings.layout.rnf が配置されていると、標準のレイアウトを無視して、 これらのレイアウトファイルに基づいた、save/load/config を表示するようになります。
sketch 1.47.1
■ enterClip(拡大縮小)の仕様変更
終点を、現在の値からの増分で指定する機能の追加。
幅と高さに、-12345を指定すると、現在のクリッピングエリアが使われる機能の追加。クリッピングエリアが空の場合および、幅や高さに0が指定された場合、ビューの大きさが適用される。
最大最小化実行中で、sx, sy に-12345が指定された場合、今までは、-12345が実座標になっていたが、これを始点座標が現在と同じになるように変更
非同期演出の場合skip中でも実行をとばさないよう変更。今までは、最終位置を表示していた。他の非同期演出とリンクしていた場合、表示に違和感が出る場合があるので変更した。
■ カメラの適用開始時に、補正のない状態のビューの位置を指定できるようにした。
つまり、現在位置は、最初から、指定され位置をカメラ基準位置とみなして、補正された位置だと見なされます
例えば基準位置に立っているキャラの足下からスタートさせたい場合、「現在位置」にキャラの足を表示し、 基準位置までカメラを動かすと、正常な立ち位置にならなければなりません。 こういう場合、従来のカメラの適用開始では、スタートした位置がカメラの基準位置(カメラ位置 0, 0)となるため、 適切な位置に配置するのがとても難しい作業でした。(基準位置以外へカメラを配置する方法が、キャラフォローしかなかったため) そこで、カメラの適用開始時に、カメラ基準位置にあたるイベントソースCGの位置を指定できるように変更しました。
演出によっては、カメラを移動させた後の画面からスタートしたい場合がある(例えば、キャラの足下から表示を開始する等) 主にこういう場合に利用する機能です。
■ 注目点をビュー上の任意の位置に関連づけられるようにした
メッセージリンクを利用したとき、デフォルトでは顔の中心に注目点があるため、それをビューの中心に配置するとキャラの位置が下がりすぎる問題に対応するため追加。 指定は、画面中央からの補正値で行います。例えば、(0,-100)を指定すると、画面中央の100ピクセル上に注目点を合わせるようになります。 この値はセーブされます。
■ ノードの一括リンク機能を追加
ノードのリンク情報を記述したテキストファイルをチャートビューにドロップすることで、一括してノード間のリンクを作成できるようになりました。 リンク情報は、1行に、リンク元[TAB]リンク先 が記述されているファイルです。
例:間のスペースはTABです。
A10000   A10001
A10001   A10002
と記述したファイルをドロップすると、A10000->A10001 へリンクが作られ、A10001->A10002 へリンクが作られます。
sketch 1.47.2
■ メッセージのインライン編集時および、台本出力時、ver.3のCMD_MESSAGEの取り扱いを修正
メッセージをインライン編集するとき、ver.3のCMD_MESSAGEを編集すると、メッセージが、名前,メッセージとなってしまうバグを修正。
同様に、台本出力時も同様の問題があったのを修正。
■ 台本化時に、メッセージ自体に「」がついているとき、その出力の抑制スイッチを追加。
台本には自動的に「」が付く仕様であるため、メッセージ中に「」が記述されていると「「メッセージ」」となっていました。 こういう場合このスイッチをオンにして台本化することで、「めっせーじ」と出直されるようになります。
ExHIBIT 1.47.2
■ キャラフォローの仕様変更
キャラフォロー実行時、最終的な表示位置が変更されない場合、カメラの操作を行わないよう変更しました。
従来は、同じ位置へのカメラの移動が発生していたため、message link で同じキャラが喋るときに微妙なウェイトが生じていました。 これの修正になります。
■ sceneFadeOut(シーンの終了)で、メッセージリンクの解除が動作していなかったのを修正
シーンの終了で、メッセージリンクの解除を指定しても実行されていなかった。 カメラの解除は実行されていたため、次にカメラを関連づけたとき、予期しない動作が発生します。 明示的にカメラコマンドでメッセージリンクを解除した場合は、問題が発生しません。
■ ver.1.47 rev.1 でカメラの適用開始がエンバグしたのをフィックス
補正なし画面位置を設定せず、遷移状態ありでカメラを適用すると、適用時に古いカメラがない場合、ビューの(0,0)が補正なし画面位置に設定されていました。 具体的には、カメラを設定した以降に新規表示するキャラの位置が、イベント画面の(0,0)を基準にした位置に表示されていました。
ExHIBIT 1.47.3
■ サブルーチン内でのセーブについて内部動作を変更
従来、サブルーチン内でのセーブは認められていませんが、近年サブルーチンでメニューを作成してそこからセーブを 呼び出すタイプのゲームが登場しています。 ブロック単位のloadの場合は、サブルーチン内にはテンポラリ以外のブロックが配置できないため問題ありませんが、 実行行は保持されているため、行単位復帰の場合、サブルーチン内の行に復帰しようとしてトラブルになることがあります(その場合でもブロック単位の復帰は正常です)
これをさけるため、サブルーチン内では、行単位セーブ用の行ワークを変更しない仕様に変更しました。 サブルーチン内では常に呼び出された行を保持しています。サブルーチンがネストされた場合、システムは常に最初の呼び出し行を保持しています。 これによって、サブルーチン内で行われたセーブは、それを最初に呼び出した行に復帰します。
ExHIBIT 1.47.4
■ 最大化時の動作を変更した
ExHIBITのシステムメニューに、「モニタの画面比を保持」を追加。
保持しない場合は従来通りの動作を、保持する場合は「対象モニタの表示可能解像度のうち、 ゲーム画面を完全に表示できる大きさで、現在のアスペクト比と同じ比率かつ、もっともゲーム画面の大きさに近い解像度を選択する」 ようになります。
その結果縁にあまりが出る場合、黒で埋められます。保持するかどうかは、userdata/config.rnf に記録されます。
■ memo:FCAnimationSurface::create系に正式にマスク付き画像をサポート
memo:読み込み画像にマスクがある場合、その画像と同じモードのマスクになる。 出力先のサーフェースと同じマスクにするのは呼び出し側の仕事。
■ ビュー上のコントロール定義で、選択アイテムの定義位置が常に(0,0)になっていた問題を修正
正しく指定した位置に定義されるよう修正しました。


ver.1.46
仕様変更 / バグ修正 / 機能追加
変更概要
オーバーレイ機能のコマンド化のついでに、レイヤーのオーバーレイの構造を大幅に拡張しました。これによりレイヤーは、レイヤー本体+オーバーレイサーフェース群のグループレイヤー構造となります。 拡張された機能は次の通りです。
・枚数制限が1レイヤーあたり、2147483647枚に
・フルカラー可
・レイヤー領域外への配置可
・レイヤーとの前後関係指定可
なお、オーバーレイ部分は単なるサーフェースです。レイヤーと同等の処理は今のところ行えません。
sketch 1.46.0
レイヤーオーバーレイ操作コマンドの追加(作成/描画/属性変更/破棄)
コマンドパレットに「レイヤー演出」-「OVERLAY」が追加されています。
主にセーブロード時にサムネールをフルカラーで表示するために作成されました。そのため、現状のコマンド構成では、ゲーム中の演出としての導入は限定されるでしょう。 (フェードや、非同期の移動が無いため)したがって、そういう用途では同じものをオーバーレイではなく別のレイヤーとして作成した方が有利です。レイヤーと同等の機能は、今後随時拡張予定です。
4:3比率維持の処理を、ビューの縦横比維持に変更。
今後増えていくと思われる、4:3以外の画面に比率を考慮して、現在4:3維持になっているUIを、指定されているビューの縦横比維持に変更しました。 800x600等の4:3比率を選択している場合は、いままでと同じ動作をします。
なお、ダイアログ等のコントロールは、随時「ビューの縦横比維持」等に書き換えていきますが、しばらくは4:3維持表記も残ると思います。ご了承下さい。

ver.1.45
仕様変更 / バグ修正 / 機能追加
変更概要
外部コマンド拡張の準備が行われました。
sketch 1.45.0
履歴の一覧表示で、AAを有効にした場合、文字が黒になる問題を修正。
レイヤーへの描画のROTATE系で、パレットを設定し損なう可能性を排除。
ユーザーダイアログの表示で、戻り値なしに指定した場合-1番レジスタに書き込もうとする問題を修正。

ver.1.44
仕様変更 / バグ修正 / 機能追加
変更概要
CGや音楽の暗号化が追加されています(STANDARD版のみ)
ゲーム内のOGGを通常のプレイヤーで再生されたくないタイトルに利用します。
CGの暗号化は、rev.0ではまだsketch上のUIが用意されていないため、直接利用できません。
sketch 1.44.0
音楽の暗号化/復号化に対応した(STANDARD版のみ)
sketch 1.44.1
音楽の2重復号化(2回以上復号化する処理)に対応
2重暗号化に対する処理は、rev.0で行われています。

ver.1.43
仕様変更 / バグ修正 / 機能追加
変更概要
1.42 で、立ちキャラの同時登場数を拡張した結果、それ以前のバージョンとセーブデータに互換性がなくなりましたが、 パッチ等を作成するとき不便なので、1.41以前の立ちキャラ4時代のセーブデータも、1.43以後のセーブデータもどちら同じように利用できるようにしたバージョンです。 なお、1.42のセーブデータだけは正常に読めません(4キャラバージョンと取り違えるため)ので、1.42はお蔵入りさせて下さい。
1.42を利用したタイトルはありません。
memo: キャラが利用しているパラメータ用レジスタエリアを8→4に削減。この領域は公開されていないため無問題。 この結果、1000番からのレジスタ番号をずらさずに定義できるキャラクタの数が、112->200に増加している。

ver.1.42
仕様変更 / バグ修正 / 機能追加
変更概要
実レイヤー数を128->160に拡張。併せて立ちキャラのblock数を、3→4(0〜3)に。4種類の大きさを前後関係を気にしないで利用できるようにした。 さらに、同時登場数が4→5に拡張された。
sketch 1.42.4
一括キャラ登場を5キャラに拡張。ついでにカットインスイッチを追加。
rev.2 でキャラの最大登場数が拡張されたため、それに併せてsketchのUI部分が変更されました。
カットインスイッチをONにすると、フェードインではなくカットインでキャラを登場させます。一括キャラ「変更」用途の場合は、カットインスイッチをONにした方が綺麗です。
sketch 1.42.3
レイヤーツリー選択時、登場キャラの一覧が全キャラ一覧になっていた問題を修正
登場キャラがいない場合はメニューが表示されません。
カメラの準備コマンドのプリセットに、キャラブロック3を追加
rev.2 でキャラの奥行きが追加されたため、それに併せて、sketchのUI部分が変更されました。
ExHIBIT 1.42.3
ID29以上の効果音のファイル名が、3桁のwavにならない問題を修正
エンバグしていました。0〜29までは 000.wav〜029.wavで、それ以上は、30.wav〜99.wav,100.wav〜999.wav となっていました。3桁のIDの場合は問題が起きません。
現在の正しい動作は、0〜999までは、000.wav 〜 050.wav 〜 999.wav になります(上位互換性のため、従来と同じ)
それ以上のIDが従来では取り扱えませんでしたが、現行版では、1000.wav 〜 99999.wav 〜 となります。上限は、32bit 符号付き整数の最大値になります。
なお、音楽ファイルも同様に、m00.ogg〜m09.ogg〜m99.ogg 以上は、m100.ogg〜m99999.ogg〜となるように拡張されています。
sketch 1.42.2
レイヤー移動(シーケンス移動)のレイヤーIDにイベント画面(-1)やクライアントウィンドウ(-2)を指定できるように修正。
多彩な揺らしに利用して下さい。 クライアントウィンドウを指定した場合、ウィンドウそのものが揺れるため、ウィンドウの中身の動作はなんでも行えますが、揺れ自体は同期的に行われていますので、揺れが終了するまでは操作出来ません。 詳しくは、SampleGame の「揺らし」を参照して下さい。
プリントエリア定義中のプリントソケットの画像データをリリースで抽出できない問題を修正
TimeKeepeが実装された
デモやスタッフロールをムービー以外で作成する場合に時間を管理するオブジェクトです。
sketch 1.42.0
立ちキャラのブロック数および同時登場数の拡張
ブロック数が3→4(0〜3)に、同時登場数が4→5に拡張された。
ブロック数は、従来の(0〜2)に上位互換性を持たせるため、最前面(手前)にブロック3が追加された。 従来のアプリケーションでは、単純に3が利用されていないことになります。 奧優先および手前優先を利用して複雑な前後関係を作成している場合は、期待通りの動作にならないこともあり得ます。
例えば、次のような状態で、
012
・「手前優先」で表示を行うと3が表示される
0123
・0を退場させると次のようになる
 123
・ここで「手前優先」でキャラを表示すると
0123
と、0にキャラが表示されます。ところが同じ操作を、5枚のレイヤーで行うと

012
012 4
 12 4
 1234

となります。最後にキャラが0ではなく3の位置に表示されるため、1、2との前後関係が異なってしまうわけです。
もっとも、このような使い方をすることは、希だと思われますので(複雑な場合、直接位置IDで指定されている方が多い) それほど気にする必要はないかも知れません。
なお、番号指定で直接使用位置を指定している場合、問題は起こりません。
ExHIBIT 1.42.0
DLTの同期再生時に加算合成レイヤーを作れなかった問題を修正
DLTの同期再生時、同時にレイヤーを作成して加算合成を指定すると、加算合成指定が無視されていたバグを修正。
なお、非同期再生時は、この問題は発生しません。

ver.1.41
仕様変更 / バグ修正 / 機能追加
変更概要
キャラのボディ表示のアルゴリズムが変更された。
キャラのボディ変更は、2枚のレイヤーを使ってクロスフェードしていたため、途中で背景が透けるタイミングがあった。
表示のアルゴリズムを変更することで、1枚のレイヤーに描画しているように見えるようにした。実際の動作は上位互換性の関係上、従来通り。
sketch 1.41.0
キャラのボディ変更の表示アルゴリズムを変更。
sketch 1.41.2
skip用システム音声の再生を非同期再生に変更。
memo:併せて enterSystemEffect()の開始時に常にleaveSystemEffect()を呼ぶように変更。
環境によっては、問題が起こる可能性があるかもしれないので注意。なおskip時のシステム音声を利用しない場合は無関係。

ver.1.40
仕様変更 / バグ修正 / 機能追加
変更概要
1.39-1.40 にかけて、ライブラリの細かなデバッグを含む更新多数。ただし、見た目の機能に大きな変化はありません。
ExHIBIT 1.40.20
レイヤーへの描画に、ROTATE V/H を追加。カードをひっくり返す感じで描画を更新します。
sketch 1.40.21
billboardの作成に「新規ONLY」フラグを追加。すでに対象が作成されている場合は何もしません。

ver.1.38
仕様変更 / バグ修正 / 機能追加
変更概要
FCVSurfaceのランクマスクモードを24ビットサーフェースにコピーする際、0-15 -> 1-16 へシフトされていたのを、0,2-16 へのシフトに変更。
キャラの退場時のスライドにフェードを適用するモードを追加。 カメラ設定で足先までのキャラが登場するようになったため、上にスライドして退場するモードを追加。

ver.1.37
仕様変更 / バグ修正 / 機能追加
変更概要
カメラが実装されました。
それに伴って、クリッパーがビューからイベント画像に対して関連づけられるようになっています。
また、登場キャラクターの一時的補正値がセーブロードされる仕様に変更されました。一時的補正値には、位置補正(キャラ登場時に設定できます)および注目点補正(ViewClipでキャラフォロー指定時に設定できます)の2つがあります。
一時的補正は、いずれも、キャラが明示的に退場したときクリアされます。
見た目地味ですが、大幅な改変が広範囲にわたって行われているため、しばらくはバグにご注意下さい。
gyu 2.50.0
mode300(立ちキャラ作成)を拡張。足下までカットできる機能を追加した。
カメラの実装に伴う処理。mode300のcnfに、P1指定が加えられ、必要なキャラクターの必要なボディのみ足下までカットできるようになりました。 P1指定の詳細については、resource/キャラクター/立ち/cnf/postCnf.txt をご覧下さい。
screenplayUty 1.03.3
バグフィックス
プリンタによる印刷時、ファイル出力用のフォルダが指定されていないとフォルダを指定するよう言われる問題に対処した。
sketch 1.37.2
カメラのレイヤー移動比率を、縦横別に設定できるようにした。
sketch 1.37.1
レイヤーの選択ダイアログをツリービュー仕様に変更。使いやすくした。
キャラの位置指定を仮想化
画面中央を基準にした指定が標準になりました。なお、直接指定すれば従来の指定(-1, -2, 0-19, 20-39, -12345)も利用できます。
DLT表示コマンドで、対象をクリッパーにした場合のバグをフィックス。
DLT表示コマンドで対象をクリッパーにすると、終了時間やクリッパーのIDを指定するエディットボックスが有効にならなかったバグをフィックス。
LID_SYSEFFECTが追加されました。
LID_EFFECTの手前にあるレイヤー群で、20枚用意されています。
本来は、コントロールのCALL定義でユーザーのサブルーチンが定義されるとき、シナリオがどんな状態でも利用可能なレイヤー群として用意されました。
ただし、LID_EFFECTから連続して確保されているため、きちんと管理すればLID_EFFECTの拡張としても利用可能です。LID_EFFECTの拡張と見なした場合は、32枚のLID_EFFECT群が利用できます。
ExHIBIT 1.37.1
本バージョンから、windows9xや2000の動作確認が、実機からVISTA上の仮想マシン(Microsoft Virtual PC2007)に移行しました。 ExHIBITは、Microsoft Virtual PC2007上の98/Me/2000 および、実機のXp(Home)/VISTA(Ultimate)で動作確認を行っています。
acmp.exe起動時のメッセージをわかりやすく変更しました。
wininet.dllがリンクされるようになりました。
インターネット利用系コードのテストが開始されたため、本バージョンから wininet.dll が必要になっています。
wininet.dllは、IE3.0以降に含まれるdllで、通常、windows95/98/Me/NT4.0/2000/Xp/VISTA および、NTServer4.0以降のサーバー製品ではOSの一部として最初から含まれています。
登場しているキャラを別の位置に再登場させた場合の動作を変更
従来は、新しい位置のポジションIDが正の場合だけその位置に移動していましたが、これをすべての指定でその位置に移動するよう修正しました。 本来バグフィックスですが、動作が変わってしまうので仕様変更に分類しました。
sketch 1.37.0
キャラの一時補正値がセーブ/ロードの対象になった
キャラの一時補正値には、位置補正(キャラ登場時に設定できます)および注目点補正(ViewClipでキャラフォロー指定時に設定できます)の2つがあります。 いずれの値も設定された時点から、該当キャラが退場する(この場合は初期化されます)か、再設定されるまで有効です。
カメラが追加された。
システムには8個までのカメラを定義できます。 立ちキャラの演出がより簡単に行えるようになっています。また、現在発言しているキャラクターを自動的にフォローする機能も追加されています。
クリッパーが拡張された。
今までのビュー関連づけに加え、イベント画像に関連づけられるようになりました。 イベント画像に関連づけられたクリッパーは、拡大縮小時に同時に変形しイベント画像の表示に追従します。
DLTの表示先にクリッパーを指定が追加された。
DLTの表示先にクリッパーを選択できるようにしました。
主にレイヤー(立ちキャラ含む)の特殊な消去を想定しています。
ViewClipにキャラクターフォローが追加された。
主に、メッセージリンク中、喋っているキャラ以外への寄せが必要な場合に利用されます。
カメラを利用するフォローと、利用しないフォローが選択できます。

ver.1.36
仕様変更 / バグ修正 / 機能追加
変更概要
サブルーチン呼び出しの条件判断に、現在の標準条件判断記述ができるようになりました。また文字列レジスタによる条件判断式が追加されています。
また、いまいち活躍していない演出ビューのツリービューを活用するよう、UIが改良されました。
memo:FCXSortableListのソート部分が、>, <= 依存から、> 依存に変更された。
sketch 1.36.0
サブルーチン呼び出しの条件判断記述UIを標準のものに変更。
演出ビューUIの改良
TABで、リストビュー←→ツリービューを移動できるようにした。リストビュー側は、←→(ツリービューがある方向)でもツリービューに移動できる。暫定的にツリービュー側でもSHIFT+←→でリストビューへ移動できるようにしたが、ツリービューの動作も行われるので注意。将来的にこの機能を残すかどうかわからないので、ツリービューではできるだけTABを利用して下さい。
検索時解説文字列をデフォルトで検索するよう変更。速度の観点から外してあったが最近のPCは速いので標準に。
選択行のD&Dで行削除を実装。ドロップ先にウィンドウ外を指定すると、選択行を削除します。
指定行へのジャンプを高速化。最後の数行だけスクロールして、そこまでは一気にジャンプするよう変更。
ツリービューのシングルエキスパンドモードを追加。プロジェクトの設定でシングルエキスパンドモードが設定できます。シングルエキスパンドモードとは、あるツリーを展開する際、他のツリーを閉じるモードです。
ツリービューの操作をシングルクリックで行うよう変更。マクロの実行はダブルクリックが必要です。また、後述するコマンドの再利用もダブルクリックが必要です。これは、クリックして選択した際、画像のサムネールを表示するためです。
ツリービュー配置/横幅の指定を追加。プロジェクトの設定で配置位置(左/右)および、横幅を指定できます。
ツリービューのマクロ表示をソートするよう変更。group.macroといった感じの名前を付けることでブロック化出来ます。
ツリービューのブロック一覧/検索に現在行を追加。各ブロックへジャンプした後、もとの行に戻る際に利用します。
ツリービューの表示/非表示を追加。リストビュー上でTキーを押すことで、通常→消去→拡大→を繰り返します。また、SHIFT+Tで逆順の処理が行われます。
字下げ時の背景カラーを見やすいものに変更。
コマンドの再利用を実装。そのシナリオ(RSD)中で記述されているよく使われるコマンドを抽出してマクロ風に取り扱います。マクロとの違いは次の通り。
1.登録の必要がない。RSDに含まれているコマンドを自動抽出します。
2.対象が1コマンドであること。複数行は原理上取り扱えません。
βTestメニュー新設。テスト中の機能が割り振られるメニューで、第1弾はシナリオ中のブロックをまたぐレイヤーの存在チェック。存在する場合はロード復帰ブロックで復帰させるか、またがないよう修正する必要がある。
コマンドパレットUIの改良
フローティングモードを追加。プロジェクトの設定でフローティングを選択すると、SPACEキーによるオープンなら現在の編集業の下に(表示不可能なときは上に)、マウスクリックによる表示なら、クリックされた場所に表示されます。
←→による相互移動を追加。従来は、→で移動しませんでした。
ESCで編集中のビューへ戻る。
キャラ選択ダイアログのボディフィルタがリアルタイムに反映されていなかったのを修正
すでに編集用に開かれているノード上にあるサブルーチンを共有指定で参照した際、ブロックIDが0になる問題に対処。
EventFadeOut以降の行のラインステータスを表示させると落ちるバグを修正。
条件判断式に文字列レジスタを一部利用可能にした。併せて同時に記述できるOR条件を16個から24個に増やした。
サブルーチンコールに、呼び出し前のレジスタ初期化処理を記述できるようにした。同時に設定できるレジスタの上限は32個。
sketch 1.36.2
プロジェクトフォルダを変更する際のパス入力の受け入れ形式を修正。
プロジェクトフォルダが移動された時、プロジェクトを開く際に発生する、現在のプロジェクトフォルダの入力の際、 入力パスの最後が\で終わっていないと以降の動作がおかしくなる問題に対処。\なしでも正しく入力されるようになりました。
リストビューのカーソル行カラーを変更。フォーカスがない時を含めて見やすくした。
β(T)estメニューに、キャラ定義の整合性をチェックするメニューを追加
CID/BIDの2重定義、CIDの未定義領域利用、BIDの未定義領域利用等が検出できます。
状況依存ヘルプが、更新時に前面に出てこない場合があるのを修正。
サムネール表示にパレット表示を追加
キャラ登場時の一覧選択に、発言のあるキャラのみを追加する機能を追加。
レイヤー一覧選択に、現在登場しているキャラ等、キャラ一覧の種類を追加した。
sketch 1.36.3
プロジェクトの設定で、文字列入力時、それがフォルダ名として取り扱われていたバグを修正
ver.3.16 rev.1以降のプロジェクトの設定で、サムネール用外部ツールコマンドラインと、キャプションの指定がフォルダ扱いされ、 パスが追加されてたのを修正。
sketch 1.36.5
吹き出し履歴用のUIを追加。評価用。
ExHIBIT ver.1.36 rev.5以降で利用可。当面4枚までの履歴が利用できます。

ver.1.35
仕様変更 / バグ修正 / 機能追加
変更概要
コマンド数が著しく増えてきたので、コマンドの取り込み速度を100倍程度に高速化したバージョンです。なおボトルネックの部分ではないので、体感速度に大差はありません。 気兼ねなくコマンドを増やすための準備です。
本バージョンから、LID_BACK系が8枚→12枚に拡張されました。現在、LID_BACK系(300〜311)/LID_EFFECT系(600〜611)共に12枚です。
ExHIBIT 1.35.0
コマンドの取り込み/分岐を高速化。
LID_BACK系の拡張。8枚→12枚へ。
ExHIBIT 1.35.3
遅延履歴設定に内部ルーチンを変更。
履歴が格納されるタイミングが、旧:メッセージ表示時(キー待ち前)→新:メッセージ表示後(キー入力後)に変更されました。特に影響はないと思いますが、しばらくは履歴表示がおかしくならないかどうかご注意下さい。
文字列選択肢で、値に255を指定すると選択アイテムがattachされないよう変更。セパレーター等が実現できます。
履歴表示(一覧タイプ)で、4行以上にわたるメッセージが登録されると、表示時に改ページが発生して表示がおかしくなっていた問題を修正。 1メッセージで履歴表示領域の縦幅よりも大きくなるデータを流し込むと同様の問題が起きます。ご注意下さい。
文字列選択肢で、キャンセルが無効になっていたバグを修正。ver.1.26のモジュール化以降のエンバグです。
メッセージ表示拡張《I:0/1》追加。イタリック。0はoff、1はon。
メッセージ表示拡張《W:0〜1000》追加。太さ(Weight)指定。0でそのエリアに標準の値に戻ります。
メッセージ表示拡張《S:fontSize》追加。フォントサイズ指定。0でそのエリアに標準の値に戻ります。
メッセージ表示拡張《L:message:mode:param》追加。メッセージ部分にリンクを作ることが出来ます。
memo:LID_SELMESSAGEが、MESSAGEGADET の直前に1枚挿入されています。sketchからは不可視になっているため、何も気にする必要がありません。
memo:FCPrintArea::fontStyle()の動作を変更。従来動作は解釈違いによるバグの可能性があった。ExHIBITの動作には無関係。
ExHIBIT 1.35.5
ミラー/蛍/カラーフィルターの実行オブジェクト数を1→2に拡張
シナリオ移動コマンドのシナリオ指定に、文字列レジスタの間接参照が行えるようにした。
複数箇所から呼び出される共通シナリオを作成しやすくなる。
メッセージ表示拡張のリンクコマンドクリック時に、領域情報とID情報を取得/利用出来るよう修正
シミュレーションに花火を追加。
sketch 1.35.0
EvaporationのUI追加
sketch 1.35.3
ExHIBIT ver.1.35 rev.3 のメッセージ拡張に併せた拡張。
sketch 1.35.4
メッセージ拡張のCALLリンク参照時にJUMP用リストが列挙されていた問題を修正。
sketch 1.35.5
ミラーのエラーチェック方法を変更。
従来は、「準備」にエディットラインがあったのを「実行」に移動。(準備は移動前に複数回実行できるため) そのため従来のRSDを開くと、実行部分にエラーマークがつきます。(実行部分に編集ラインの指定がないため) 実行のプロパティを開いて閉じれば正常な表示になりますが、何もしなくてもRLDの出力には影響がありません。
メッセージ表示拡張の設定部分に、無限undo/redo と設定の解除ボタンを追加。編集を容易にした。
シナリオ移動コマンドのシナリオ指定に、文字列レジスタの間接参照が行えるよう変更。
なお、実行時まで移動シナリオが分からないため、リンクチェックはこのコマンドを無視します。
静的にエラーを検出できない部分をワーニングカラー(黄色)で出力するようにした。
例えばレジスタによる間接参照で分岐するシーン移動等。
花火コマンドの追加
画像登録時に未使用IDを検索できるようにした。

ver.1.34
仕様変更 / バグ修正 / 機能追加
変更概要
本バージョンは、ScreenplayUty.exeの改変に伴う、sketch.exe の台本出力機能の仕様追加です。 それに伴って、ExHIBIT.exeのバージョンもそろえてあります。
screenplayUty 1.03.0
sketchの拡張に伴って、表示がおかしくなっていた部分を修正。
任意改行時、スタイルが標準に戻っていたバグを修正
台本上のルビの表記を《本文(ルビ:読み方)》に変更。
印刷実行時以外に、印刷設定だけを行う機能を追加。
印刷設定をプロジェクトごとに保存できるよう修正。
印刷設定に、文字の大きさや行数等を指定できる機能を追加。14p,16p,18pのプリセットおよび、数値で指定するCUSTOMがある。従来の設定は、14pのプリセット。
「tools - 現在の設定で出力される台本のページ数を確認する」を追加。現在の設定で出力される台本のページ総数を確認する機能。各キャラ別の印刷をすべて含んだ総数です。
「file - 台本チェックリストの出力」を追加。シーン別およびキャラ別のチェックリストをプレーンテキスト形式と、CSV形式で出力できるよう修正。印刷した台本のチェックに利用します。
sketch 1.34.0
screenplayUtyの改変に伴った修正。
台本出力時、メッセージ中のルビ指定以外の拡張情報を、台本に記載するかどうかを選択できるよう修正(ルビ指定は常に表示されます)。拡張情報とは《》で囲まれたコマンドのことです。

ver.1.33
仕様変更 / バグ修正 / 機能追加
変更概要
本バージョンから、ビューにクリッパーを関連づけられるようになります。
クリッパーを利用することで、各種レイヤーの演出をイベント画面の任意の領域にクリップすることができます。
ExHIBIT 1.33.0
レイヤーの複製を作成するMIRROR系コマンド群の追加。
ビューにクリッパーを登録できる機能を追加。レイヤーにクリッパーを関連づけることで、複雑な形状のクリッピングが可能になります。
ExHIBIT 1.33.1
新規追加部分のrelease処理追加
・CgModeコマンドのリソース検出を追加。3つの定義ファイル上に含まれる画像と音はすべてコピーされます。
・ExHIBITコマンドの「画像文字の描画」で指定した画像検出を追加
・ExHIBITコマンドの「レイヤーへの条件付き描画」で指定した画像検出を追加
・DB作成時、DBの任意rowの位置を任意のリソースと見なす指定を追加。リソース検出に使われます。
・リリース時のワーニング処理に、対象に式が記述されている場合の出力を追加
ExHIBIT 1.33.5
蛍の実装
カラーフィルタ実装。主に、立ちキャラの昼/夕方/夜等の表現に利用します。
ExHIBIT 1.33.10
メッセージ音声に簡易 reverb を追加。メッセージ表示ダイアログで設定できます。

ver.1.32
仕様変更 / バグ修正 / 機能追加
変更概要
本バージョンは、メッセージウィンドウにセクションカラーを追加したために、DEFMESSAGEの構造が変わったバージョンです。もちろん完全な上位互換性は確保されています。
ExHIBIT 1.32.0
メッセージのセクションカラーを設定できるようにした。利用はルビと同様《》を使用する。
ExHIBIT 1.32.1
ViewClip コマンド(CMD_ENTERCLIPVIEW〜CMD_LEAVECLIPVIEW)の追加
memo: viewportのカメラ関連コードを破棄。FCLayerViewportに移し替えた。

ver.1.31
仕様変更 / バグ修正 / 機能追加
変更概要
本バージョンは、VISTAでacmp.exeの実行をキャンセルされた場合に仮想化して実行するのをやめ、仮想化が行われないようにしたバージョンです。
sketch 1.31.9
lib読み込みがあった場合、RLD行→RSD行の変換が1行ずれていたのを修正。
sketch 1.31.15
sketch.ini への依存をやめ、sketch.applicationSettings を利用するように変更。初めての起動時に、従来のiniファイルを引き継ぎます。
sketch 1.31.19
LID:400(キャラの奥と中の間)と500(キャラの中と手前の間)の説明が逆になっていたのを修正。説明の問題なので動作は変わりません。
ExHIBIT 1.31.35
レイヤーの移動先に、ビューへのセンタリング座標指定(-12346)を追加
ExHIBIT 1.31.35
選択アイテムのconditionIDを指定できるようにした。
ExHIBIT 1.31.37
音楽の再生にレジスタによる間接参照を追加した。
ExHIBIT 1.31.58
キャラのポーズ替えアルゴリズムの変更。短時間(800ms以下)の登場時は、純粋なクロスフェードを行わず透ける問題に対処。これでグループ化しなくても透けません。
ExHIBIT 1.31.59
行単位復帰のテストコードによるエンバグ修正。復帰ブロックあり・行単位復帰なしの場合、ロード時にマスクがクリアされず黒画面になる場合がある。
ExHIBIT 1.31.139
CTRL押下時のスキップが起動しなくなることがあるのを修正
ExHIBIT 1.31.140
履歴が時々消えるバグを修正

ver.1.30
仕様変更 / バグ修正 / 機能追加
変更概要
本バージョンから、FREE / STANDARD EDITION が明確に分かれ、従来のフルセット版を sketch suite として公開するようになりました。FREE EDITION と STANDARD EDITION の違いは次2点のみです。
1.FREE EDITIONには、原則としてサポートがない。
2.STANDARD EDITIONで作成したリソースはFREE EDITIONで操作できない。
それ以外の機能については同等ですので、FREE EDITIONだけで、動作上は完全にSTANDARD EDITIONと同じアプリケーションが作成できます。

ver.1.28
仕様変更 / バグ修正 / 機能追加
posit 1.62.1
バージョン表示が間違っていたバグを修正
posit 1.62.0
ステータスバーの表示を追加。
アスペクト比の固定を追加。(「オプション」−「縦横比の維持」)幅を基準に高さを調整する。
幅のプリセットを追加。範囲選択中、右クリックメニューに「プリセット幅を設定」が追加される。「呼出時の幅」はsketchから呼び出された場合のみ有効で、最初に指定された幅になる。
ExHIBIT 1.28.32
履歴一覧でルビ表示をオフに出来るようにした。デフォルトはオフ。
ExHIBIT 1.28.0
アクションに、CALL/JUMPを追加した。あらかじめ定義されたブロックへCALLまたはJUMPを行う。指定できるブロックは、0-999999までで、callは+百万、jumpは+2百万で表現する。つまり、mod(百万) が呼び出し先のブロック番号。

ver.1.27
仕様変更 / バグ修正 / 機能追加 / 内部仕様の変更
sketch 1.27.69
シナリオテキスト編集を優先できるスイッチを追加
sketch 1.27.48
顔選択にblockIDによるフィルタを追加。
sketch 1.27.45
メッセージの調査およびリソースの調査の対象を、すべてのノードからリンクノード以外に変更した。
sketch 1.27.42
全メッセージIDのふり直し禁止が、メニューに反映されなくなっていた問題を修正。
ExHIBIT 1.27.59
ExHIBITコマンドのリソースの手動設定で、flgValid==0を設定してもクリアされなかった問題を修正。
sketch 1.27.9
顔選択を行う際、毎回defCharaをアクセスせず、キャッシュを作成するよう変更
キャラ登場コマンドの、CMD部分のダブルクリックで顔を表示するよう変更
ExHIBIT 1.27.19
アクションコードの再整理と実装。
スキップ中断の処理を変更。従来は、右クリック/ESC/ボタンの左クリックだが、左/右クリック/ESCに変更。
sketch 1.27.1
選択肢の表示位置を、実行コマンド側でオーバーライドできるようにした。
sketch 1.27.0
システムの機能をアクションとしてモジュール化した。
キーボードショートカットが定義できるように修正。
コントロールボタンの意味を、ユーザーが1からアクションで定義できるよう修正。
コントロールプロパティを、1からアクションで定義できるよう修正。

ver.1.26
仕様変更 / バグ修正 / 機能追加 / 内部仕様の変更
ExHIBIT 1.26.76
コントロール/プロパティの定義をアクションとしてモジュール化した。
なお、従来の定義方法も引き続き利用できるが、コマンドパレットで「コントロールの定義」を選択すると新コマンドが適用される。従来のソースを編集するときは、従来のダイアログが開く。
コンフィグの設定の特定演出のparamに、ローカルフラグだけでなくアクションコードを指定出来るようにした。アクションコードは、上記プロパティの変更時、各種処理を識別するために導入されたID。
ExHIBIT 1.26.10
smallIconの定義をmakeupIconで行えるよう変更。RES_ID=BASE_IDは151。
INPUTLAYER の範囲指定付き禁止/許可が正常に動作していなかったのを修正
最小化して元に戻すと、起動時の位置に戻るバグが、エンバグしていたのを修正
sketch 画像ファイルの入力中にファイル情報を出力する部分で、存在するフォルダを指定するとフォルダをファイルとして取り扱い、落ちるバグを修正。
prepareSelectItemのitemIdに、レイヤー変換が適用されていたバグをフィックス
posit 1.60.12
マウスのホイールで縮小率を変更できるようにした
ExHIBIT 1.26.8
ロード時の一覧ログのずれを修正。
sketch 1.26.4
フレームの表示/消去にフェード時間を設定できるようにした。
sketch 1.26.0
メッセージIDのリナンバリングログを出力できるよう変更
リナンバリングや直接編集の際、メッセージコマンドのバージョンで、表示に差異が出る問題を修正

ver.1.25
仕様変更 / バグ修正 / 機能追加 / 内部仕様の変更
sketch 1.25.33
ライブラリ変更後のビルド。
ExHIBITコマンドに選択アイテムのConditionを設定するコマンドを追加。
sketch 1.25.31
DLTの速度変更コマンドを再編集しようとすると落ちるバグを修正。
sketch 1.25.25
顔設定ダイアログにポーズのサムネール参照を追加。
sketch 1.25.21
テキストから作成する、CMD_MESSAGEをver.2のものに変更。従来は、ver.0のものだった。
sketch 1.25.18
メッセージプロパティに音声IDを初期化できるボタンを追加。コピーで増やしたとき対策。
sketch 1.25.11
フローティングウィンドウの位置参照をより簡易なものに変更。
sketch 1.25.7
良く開くフォルダのopenをファイルメニューの下に追加。
sketch 1.25.6
レイヤー破棄のプロパティを再編集する際、破棄時間がレイヤーID部分のエディットボックスにセットされていたのを修正。
ExHIBIT 1.25.74
選択アイテム関連のライブラリが更新された。setPattern()を基底クラスに移動した。ConditionPanel/TogglePanel/ConditionButton で利用できる。
ExHIBIT 1.25.71
キーを待たないメッセージの仕様が一部変更された。
従来は、キーを待たないメッセージの音声は再生されなかったが、本修正によって、音声のあるキーを待たないメッセージは、自動進行メッセージとして取り扱われるようになった。
そのため、音声のあるメッセージをキー待ちなしで取り扱い、かつ表示時間が0であることに依存している場合は互換性がなくなるが、音声の意味が無効になるこの処理に依存している商業タイトルは存在しないため、より便利な仕様に変更した。
ExHIBIT 1.25.61
システムが描画する、一時表示レイヤーをすべて入力透過属性に変更。
一時表示レイヤーを表示後、レイヤーが後始末される前にその下に入力用レイヤーがあると入力が出来なくなる問題が発生したため。
ExHIBIT 1.25.57
1文字単位のウェイトを暫定的に設定可能にした。対応するExHIBITコマンドは、sketch ver.1.25 rev.5 以降。
ExHIBIT 1.25.47
フローティングウィンドウのメッセージシャドウの使用の有無を選択できるよう内部を変更。デフォルトは「なし」。
ExHIBIT 1.25.27
式に組み込み関数が利用できるようになった。0/1を返す関数は比較演算にも利用できる。
ExHIBIT 1.25.18
レイヤーへの描画のパレット設定とαチャンネル描画設定が逆になっていたのを修正。
ExHIBIT 1.25.17
未使用クイックロードのメニューの半透明化+無効化(従来は半透明化のみ)
ExHIBIT 1.25.0
ライブラリレベルで自動メッセージ送りの方法が変更された。
コンフィグの標準UIに拡大縮小時の常時高画質化を追加

ver.1.24
TOOL
POSIT ver.1.61 rev.9: 背景なしの前景指定がある場合、一部のボタンで、それが背景に使われることがあった問題を修正
バグ修正
パラメータ変更に伴うリソースの取得のエンバグをフィックス
機能追加
ビルボードの作成に、ソース画像の一部分を利用できるようにした
sceneFadeOutの天気の後始末に、レイヤーの移動とブリンクが追加された。
sketch 1.24 rev.8 から、RSD1行のデータのcondition拡張部分にマーカーが追加された。
sketch 1.24 rev.17 から、defCharaへのテキストドロップを特別扱いするよう変更。
バグ修正
ExHIBIT 1.24 rev.7 でADPCM利用の時、希に音声の最後にノイズがのるのを修正。memo:first-revert.

ver.1.23
バグ修正
ExHIBIT rev.7: レイヤー描画の受け渡し部分が未実装だったのを実装した。
機能追加
ExHIBIT rev.15 デバッグ用特殊機能の実装。詳細は、各メーカーの方に直接ご連絡します。
バグ修正
rev.43: CMD_ENTERMOVIEの位置表示プロパティ表示時に、パラメータがずれる問題を修正
rev.52: ブロックコマンドのセーブメモ文字列取得がエンバグしていたのを修正。

仕様変更
rev.2: キャラの顔定義数を最大42に拡張した。
このバージョンに対応した、gyu.exe は、ver.2.40 rev.1 以降となる。それ以前では、24個までしかposlog.txtを出力しないので注意すること。 なお、従来の24個版出力も問題なく利用できる。

機能追加
rev. 2: メッセージ入力ダイアログに、ルビ入力支援機能を追加。
rev.15: 立ち選択ダイアログに、多数のボディを選択するための支援機能を追加。
rev.21: メッセージコマンドのプロパティに、音声を再生する機能を追加。確認等にご利用下さい。
rev.40: CMD_DIRECTのプロパティに、編集とコンバートの実行を追加。
rev.48: キャラ表示時にスキップの値を保存するようにプロジェクトデータを変更。プロジェクトのセーブデータバージョンが0x0007になった。
rev.50: 顔選択のボディリスト作成時、データをソートしてから表示するよう変更。

ver.1.23
rev.0
変更概要
本バージョンは、修正点が多いので概要を示します。なお、ver.1.22 はタイミングの関係で公開されませんでした。
大きな変更点は、フローティングタイプのメッセージウィンドウが利用できるようになったことと 各種パラメータに、レジスタを変数と見なしたが利用できるようになったことです。 これで大幅に制御構造を記述するのが楽になりました。
さらに、データベースの参照が追加されました。これで、あるアイテムの位置情報等をいちいち直値で指定しなくても データベースから一括してレジスタに読み込み、そのレジスタの間接参照で表示するようなことができます。 データベースの初期化データはテキストファイルから読み込みますので、xlsで作成して張り付けるだけでOKです。
次点は、選択アイテムを利用した選択の便宜が図られた点で、ビルボードに入力を透過させる オプションがついたり、選択アイテムの登録に登録条件が記述できたりするようになりました。
レジスタの活用範囲がADVの枠を越えて広がったので、ExHIBITからいつでもレジスタを参照できるようになっています。 ExHIBITのシステムメニューに「レジスタの参照」が追加されていますので、ご活用ください。

TOOLS
POSIT.EXE ver.1.60 rev.2
sketchから呼び出す際、幅と高さを-1で呼ぶと現在の選択領域を保持するようにした。

バグ修正
点滅の後始末(LEAVEBLINK)の、ビルボードを破棄する動作が機能していなかったのを修正。 また、オブジェクトID0以外の後始末ができなかった部分も修正。

仕様変更
ver.1.22 rev.82: ノードビューで、画面の外のノードから引かれた矢印が表示されていなかったのを、表示されるよう修正。
仕様変更
ver.1.22 rev.28: LID_EFFECT 系の枚数が、10枚から12枚に増えた。
仕様変更
選択アイテム選択の実行で、タイムアウト時にレイヤーやアイテムIDや、マウスの位置を取得できるようにした。
マウスの移動情報の取得では対応できない、選択アイテムがない場所を座標で制御したいときに使用する。

機能追加
ExHIBIT のシステムメニューにレジスタの参照を追加。 RegViewが開いている間、内容は自動的に更新されます。更新のタイミングはExHIBITがコマンドを 実行するたびに行われます。
機能追加
参照用データベース機能の作成と参照を追加。
テキストファイル上で作成したデータを、そのまま登録することができます。ただし取り扱えるデータは32bit整数のみです。
設定コマンドも用意されていますが、現時点ではデータベースの内容をセーブできませんので、参照専用となります。
連想記憶配列の概念が浸透したら、レジスタ領域と統合してセーブ可能にします。
機能追加
選択アイテムの作成に条件による作成/非作成を追加。
機能追加
入力透過型レイヤーを作成するUIを実装した(CMD_BILLBOARD)
機能追加
レイヤーの移動(CMD_ENTERMOVE)で、レジスタIDおよび異動先の指定に、各種レジスタを指定できるようにした。
指定方法は、標準条件書式と同じ。
機能追加
ExHIBIT ver.1.22 rev.18: レジスタの設定(CMD_SETREG)の値部分に、挿入記法(中置記法。()で優先順位を表す、普通に学校で習うやつ)の式を書けるようにした。 演算子には半角の、+-*/ および、()が利用できる。
表記についての詳細は、sketch標準式記法を参照。
0除算が発生した場合、コンソールにその旨を出力して0を返す。
機能追加
CMD_DRAWLAYER のUIを実装。レイヤー上への描画を実装した。
描画効果は、DRAW_MASK/DRAW_NORMAL/DRAW_NODRAWのみ。
機能追加
メッセージ表示に吹き出し用機能追加。吹き出しを有効にしている状態で――
1.明示的に吹き出しの利用が指定されていないメッセージは、現在のウィンドウに表示されます。
2.吹き出しの影は、明示的に消去されるか、そうでなければ4つまで表示されます。
3.明示的に消去した場合、すべての影は消去され、メッセージウィンドウは画面右端の外に初期化されます。
4.ロード開始時も3に準じます。
3や4の状態で、新規に表示されるメッセージに明示的な吹き出し指定がない場合は、画面中央下に表示されます。
これはデフォルトの動作です。
そうさせたくない場合は、メッセージ消去後最初に表示されるメッセージには吹き出し指定を行ってください。
そうしておけば、今後吹き出し位置がセーブされるように仕様が変更されても(いずれはされる予定です)、動作が変わらないことが保証されます。

ver.1.21
rev.2
バグ修正
sketch rev.2: 演出ビューで、特定の行をクリックしたときおかしな動作をする問題を修正。
左クリックされた行番号がキーコードと見なされていました。ver.1.1xでは発生しません。

ver.1.21
rev.0
機能追加
ExHIBITコマンドにディスクチェックコマンドを追加。そのためバージョンが、ver.1.21になった。

ver.1.20
rev.0
仕様変更
レイヤー指定を仮想化しました。そのため、バージョンが、1.20 になっています。
たとえば、LID_EFFECTを現行の10枚から20枚に拡張したい場合や、メッセージウィンドウの上に 顔ウィンドウを作成したい場合など、スタンダードなExHIBITのレイヤー構造を変更したいとき、 ExHIBIT側のレイヤー構造を拡張しても、RSDやRLDを変更する必要がないようにするための処置で、 主に各メーカーのローカライズに使われる機能です>レイヤーの仮想化
過去との互換性のために 1.20以降のExHIBITでは、sketchで指定した、0〜86のレイヤーIDは、 適切にその意味を持った別のレイヤーにマッピングされなおします。 そのため、開発ユーザーからは、仮想レイヤーを指定可能になっただけの、単なる機能拡張に見えます。
仮想レイヤーの指定IDは次の通りです。

900: VID_MASK
800: VID_MESGADGET
700: VID_MASKMIDDLE
600: VID_EFFECT
500: VID_BGF
400: VID_BGM
300: VID_BACK

たとえば、604 は、LID_EFFECT+4と同じレイヤーを指します。600が現在のExHIBITのLID_EFFECTにマップされるわけです。この作業は単純に行われクリッピングされません。
つまり、標準のExHIBITで610を指定すると、標準のExHIBITのエフェクトレイヤーは 10枚しかありませんので、LID_MASKMIDDLEと同じレイヤーを指すことになります。 当然、700を指定しても、LID_MASKMIDDLEを指しますし、従来の50(LID_MASKMIDDLE)を指定しても、LID_MASKMIDDLEを指します。
ただし、意味の境界を越えてアクセスした場合、ExHIBIT側の拡張で動作が変わる場合があります。
上記例ですと、610で、LID_MASKMIDDLEにアクセスしていると、ExHIBITのエフェクトレイヤーが11枚になったとき誤動作します。 LID_MASKMIDDLEにアクセスしたい場合は、VID_MASKMIDDLE(700)または、LID_MASKMIDDLE(50)を使用してください。
なお、このふたつは、拡張性に違いがあります。
ExHIBITが拡張されて、MASKMIDDLEが1枚から3枚になったとき、VID_MASKMIDDLE+1(701)でアクセスしていた場合は正常に2枚目のMASKMIDDLEにアクセスできますが、
LID_MASKMIDDLE+1(51)でアクセスしようとしても、LID_MASKMIDDLE+1(51)は、LID_MESSAGEにマッピングされているため期待通り動作しません。ご注意ください。

仕様変更
sketch: コマンドパレットの表示と構成をわかりやすく変更。
また、コマンドパレットの横幅を変更できるようにした。
仕様変更
sketch: コマンドのプロパティを表示したとき、自動的にヘルプを表示するモードをデフォルトにした。
併せて、自動ヘルプ表示が有効なとき、演出エディタでラインを選択したときそのラインのヘルプを表示するのを中止した。
いずれも新規にプロジェクトを起動した場合の話で、既存のプロジェクトを開いた場合は、そのプロジェクトの指定を利用します。
仕様変更
sketch: コマンドパレットのメニュー表示遅延時間を300msから100msに変更。
古い非力なマシン以外で、コマンドパレットの応答が高速になります。

バグ修正
sketch: VISTAでリストビューが警告音をだしまくる問題に対処。
単にXPのコモンコントロールを利用するようにmanifestに追加しただけです。

機能追加
選択アイテムの選択処理(CMD_EXECSELECTITEM)に、標準機能の抑制指定を追加。 コントロールへの入力や履歴表示の制御を、入力を受け取りたいデータと切り離してばらばらに制御できるようになりました。
機能追加
ExHIBIT: SystemSettings(config)のユーザー定義部分に、拡大縮小時の常時高画質化(param==3)と、 abort/save/load/configプロパティへの左右クリック入力を反転(param==4)させる機能を追加。

ver.1.11
rev.1 - 31
バグ修正
sketch rev.1: 音楽の停止のフェード時間が、再編集時の表示に反映されないバグの修正。
sketch rev.2: 同ヘルプに追記。
バグ修正
ExHIBIT rev.31: 加速計算のVC++6.0→VisualStudio2005に伴う動作変更の修正。

ver.1.11
rev.0
概要
VISTA(というよりUAC)への対応。
game/ の構造が変わりました。新規プロジェクトを作成すると、新構造になります。
旧構造 (ver.1.0x 以前)
ExHIBIT.ini の、releaseセクションは、scenario=dll/sc00.dll となっています。
game/
 +- ExHIBIT.ini
 +- ExHIBIT.exe
 +- resident.dll
 +- *.system.dat
 +-dll/
 | +- sc00.dll
 +- user/
   +- セーブデータ郡
過渡期構造(ver.1.10)
ExHIBIT.ini の、releaseセクションを、scenario=sc00.dll とすることでこの構造になります。
ランタイムが、msvcr80.dll になり、manifestが定義されました。
game/
 +- ExHIBIT.ini
 +- ExHIBIT.exe
 +- resident.dll
 +- *.system.dat
 +- sc00.dll
 +- user/
   +- セーブデータ郡
新構造(ver.1.11以降)
ExHIBIT.ini の、releaseセクションは、scenario=sc00.dll。
ExHIBIT.ini の、settingセクションに、USER_FOLDER=userdata\ と記述するとこの構造になります。(ver.1.11以降のsketch/ExHIBITで、新規プロジェクトで作成すると自動的にこの構造になります。)
また、起動時に、ExHIBIT.exe /u userfolder\ とすることで、userfolder\を、USER_FOLDERとして利用するようになりました。これによって、CDやDVDから直接起動することができるようになります(demo等に利用)
また、userfolder\を好きな場所に設定することができるため、セーブデータのコレクション等も自由にできるようになります。
また、VISTA利用時、USER_FOLDERに書き込み権限がない場合は、初回起動時に、"Users"のGENERIC_READ/WRITE権限をつけることによって、書き込みが可能になります。
ExHIBIT.iniは読み出し専用になり、従来のsystemセクションのうち、書き換えが発生するものは USER_FOLDER\config.rnf に記録されるようになりました。
game/
 +- ExHIBIT.ini
 +- ExHIBIT.exe
 +- resident.dll
 +- sc00.dll
 +- userdata/
   +- *.system.dat
   +- config.rnf
   +- 書き換えが発生するデータはすべてここ

概要
ExHIBIT: アップデート方法
§ver.1.10以前からのアップデート
アップデートキットを使って、手作業で行います。詳細はこちら(外部リンク)をご覧ください。
§1.11以降のアップデート
単純に(ExHIBIT.exe, resident.dll, sc00.dllの)上書きでOKです。

機能追加
ExHIBIT: USER_FOLDER指定の追加。
USER_FOLDERが指定されると、すべての書き込みデータは、USER_FOLDER以下に書き込まれるようになります。その際、ExHIBIT.iniに対する書き込みは行われません。USER_FOLDERの指定は、次の優先順位で認識されます。
1.ExHIBIT.exeのコマンドラインから、ExHIBIT.exe /u folderName\ とする。
2.ExHIBIT.iniの[setting]セクションに、USER_FOLDER=folderName\ がある。
3.いずれでもなければ、従来と同じモードで起動します(互換性モード)
1の機能追加によって、光学ディスクに書き込まれたExHIBITから直接起動することができるようになりました。

USER_FOLDERが指定された場合、ExHIBIT.iniへの記録は中止され(release, settting セクションへの参照は行われます。sketchとの連携対策)、 現在.iniファイルに対して行われている書き込みは、USER_FOLDER/config.rnf へ行われます。
書式は、セクション名のないiniファイルだと思えばOKです。現在利用可能なキー名は次の通り。
なお、コメントは、記述できますが、ExHIBITが書き込んだ時点で削除されます。
config.rnf記述凡例
; コメント
 id_text = value ;コメント
 ・行頭に半角のセミコロンがあると、その行はコメントと見なされます。
 ・id_textの前にある、半角スペースおよびTABは無視されます。
 ・id_text と =、=とvalueの間にある、半角スペースおよびTABは無視されます。
 ・valueは、改行コードかTABまでがその値として認識され、それ以降はコメント扱いされます。
 
; 標準的 id_text とその値。
 fq=0      ; フルスクリーン時の垂直周波数Hz。0:最適
 refq=0     ; フルスクリーンから戻る際の垂直周波数Hz。0:自動
 sx=0      ; ウィンドウの表示位置
 sy=0      ; ウィンドウの表示位置
 restoreWindow=1 ; フルスクリーン時に他のウィンドウの位置を保存するなら1。しないなら0。
 restoreIcon=1  ; フルスクリーン時にデスクトップのアイコンの位置を保存するなら1。しないなら0。

機能追加
UAC回避
USER_FOLDERが指定されていて、かつ、USER_FOLDERにFILE_WRITE権限がないとき、UsersのGENERIC_READ/WRITE権限が付加されます。
その際、acmp.exe が起動され、管理者権限を要求します。

仕様変更
実行ファイルの構成の変更に伴って、「標準的なdefの設定.mbt」が「標準的なdefの設定v111.mbt」になりました。
リリース処理時に、適切な実行ファイルがコピーされるように、コピー関連のコマンドがさしかわっています。

バグ修正
1.0xから1.10にしたとき、従来版でセーブしたデータを読み込むと、dll/sc00.dllがないといわれる問題を修正。
本バージョンから、従来版でセーブしたデータも利用できます。