sketchのノードは手作業で作ったり繋いだりするのが基本ですが、先にシナリオをテキストで書いてしまい、
演出のみに利用したい人のために、テキストファイルのドロップで一括して登録したり接続したりすることができるようになっています。
ここでは、sketchのシナリオノードとして一括登録するためのテキストファイルと、
作成されているシナリオノード同士を一括接続するためのテキストファイルの書式について説明します。
利用方法
下記のファイルを作成したら、そのファイルをノードを作成したいノードビューにドロップするだけです。
リンクの場合はリンクしたいノードビューにドロップするだけです。
ノード作成用テキストファイル
■予備知識
sketchでは、シナリオファイル名とシナリオ名が同一になります。
従って、シナリオ名には必ずファイル名として利用できる文字だけを使用して下さい。
最初からsketchを利用して開発を行う場合、ノードを作りながら開発するためこういった機能は不要ですが、
別のプロジェクト用に作られたシナリオファイル群や、テキスト上でシナリオを書いてしまってから登録するスタイルで開発を行う場合、
ひとつひとつのシナリオを、SHIFT+左クリックで登録していくのは大変面倒です。
そこで、ノード作成用のテキストファイルを作成し、そのファイルをノードビューにドロップすることで、
シナリオノードを一括登録できるようになっています。
■ノード作成用ファイルのフォーマット
フォーマットは簡単で、1行にシナリオ名が1つだけ書かれているだけです。
例えば、
scene001
scene002
scene003
と書かれている場合、scene001〜003までの3ノードがドロップされた位置から縦に連続して登録されます。
■その他の注意事項
ここで注意しなければならないことは、
登録されるノードが、一律Y方向に配置されることです。
そのため、あまりに数が多い場合ノードの整理に苦労することになります。
20シーン程度毎に小分けして、整理しながら登録した方が良いでしょう。
ノード接続用テキストファイル
■利用
作成用と同様、ノードビューにドロップして下さい。
このテキストファイルは、「予め作られているノード」同士をリンクするためのものです。
指定の中に作成されていないノードがある場合、「ノードが見つかりません」というエラーになりますのでご注意下さい。
■ノードリンク用ファイルのフォーマット
1行に、
baseNode[TAB]linkNode と記述すると、
baseNode→
linkNodeの接続が行われます。
例えば
sc001 sc002
sc002 sc003
sc003 sc001
とすると、sc001->sc002->sc003->sc001 とリンクされます。