sketch / ExHIBIT 開発履歴
概要
最新の履歴情報
■このファイル(〜2012.12)
ver.1.x時代の履歴情報
ver.2012.05.17
■機能追加 ■仕様変更 ■バグ修正
  • updateFiles.exeにgrpコマンドの追加
    追加する音声ファイルをアーカイブして新しいアーカイブファイルを作成し、それを利用できるように、res2000.grpを修正するコマンドです。
    詳しくはretouch.info - updateFiles format解説の最後にあります。
  • ループ効果音の停止コマンドに最低再生時間指定を追加
    再生開始から、再生停止までの最低再生時間をms単位で設定できます。 また、最低再生時間のうち、何msをキー入力によるスキップを抑制する時間にするかを定義できるようにした。
  • アーカイブ音声のパッチ対応
    res/s/v/ フォルダが存在している場合、音声がアーカイブされていても、先にres/s/v/フォルダ以下をチェックにいき、 そこにファイルが存在していればそちらを優先して再生します。開発中は両方に音声が存在するはずですので、ご注意ください。
    動作詳細は次の通り
    アーカイブファイルがある
      res/s/v/ フォルダがある
        ・res/s/v/以下に音声ファイルがあるならそれを再生する
        ・なければアーカイブ内の音声を再生する
      res/s/v/ フォルダがない
        ・アーカイブ内の音声を再生する
    アーカイブファイルがない
      ・バラのファイルを再生する
    起動時に、res/s/v/フォルダがなければ、再生時のチェックは行われず、アーカイブファイルが再生されます。
    起動時にアーカイブファイルがなければ、再生時のチェックは行われず、個別ファイルが再生されます。
    パフォーマンスの観点から、再生時にチェックが行われるのは、アーカイブファイルが存在していて、res/s/v/フォルダも存在している場合のみです。
  • playCacheSound()を利用した場合の後始末問題を修正
    現在表に出ているUIでこれを利用するのは、選択アイテムに設定する効果音のみ。 適宜不要になった時点で、destroyCacheSound()を利用してキャッシュをクリアする必要があるが、種々のパターンがあるため、現在、
    • confg 表示時/終了時
    • load/save 表示時/終了時
    • バックログ一覧表示 表示時/終了時
    • twitter 表示時/終了時
    • システムメニュー 表示時/終了時
    • [layout] 削除コマンド(CMD_REMOVEVIEW)
    • [破棄] 選択アイテムコマンド(CMD_EXITSELECTITEM)
    • rsv_destroy() アクション関連で選択オブジェクトを破棄したとき呼ばれる
    • アクション 267(引数なし)で明示的に呼び出す
    でクリアされるようになっています。
    要は選択アイテムを登録したオブジェクトが破棄されたとき呼びだされる。
    動作が怪しい部分には、action267の明示的な呼び出しを含めれば解決します。
    なお、destroyCacheSound()は連続して何度呼び出しても問題は起こりません
  • rnfを利用した選択画面作成時、選択アイテムにポップアップ画像を関連づける書式を追加
    書式は次の形式で設定する。
    凡例:
    layer.(LID).item.(SIID).popup=lidPopup, flags, dx, dy, fname, mx, my
    LID上に定義する、SIIDのIDを持った選択アイテムに関連づけるポップアップ画像を指定します。
    lidPopup:ポップアップを表示する仮想レイヤーID。
    flags: フラグ。詳細は、RES.layout.rnfのフォーマット解説.txt参照
    dx, dy: lidPopup上の表示位置
    fname: ポップアップ画像ファイル名
    mx, my: 移動を伴う場合(flags 0x0001)は、移動するビュー座標。(flags 0x0002)が立っていれば選択アイテムからの相対座標。 移動しない場合は無視されます。移動する場合で移動させたくない場合は、-12345を指定してください。
  • rnfを利用した選択画面作成に、アイテムに詳細に効果音を関連づける書式を追加
    書式は次の形式で設定する。
    凡例:
    layer.(layerId).item.(itemId).sound=keywordA,keywordB,...
    layer.(layerId).item.(itemId).sound.(keywordA)=channel,volume,filename
    layer.(layerId).item.(itemId).sound.(keywordB)=channel,volume,filename
    ...
    layerId: 関連づける仮想レイヤーID
    itemId: layerIdに関連づける選択アイテムの選択アイテムID
    keyword: 再生するタイミングを表すキーワード。次のものが利用できる。
    enter カーソルが乗ったとき
    leave カーソルが外れたとき
    valid 有効になったとき
    invalid 無効になったとき
    show 表示開始したとき
    hide 表示をやめたとき
    decide 決定操作が行われたとき

    channel: 音を再生するExHIBITの効果音チャンネル(0-2)。通常は2。(0-1はsketchでユーザー利用されるため)
    volume: 音量(0 or 1-256)。0を指定した場合はボリューム操作を行わない。これは従来との互換性のためです。
    filename: ExHIBIT.exeからの相対パス指定。
    選択アイテムは retouchのオブジェクトで、sketch/ExHIBITの縛りとは無関係ですので効果音IDではなくファイル名の指定になります。

    具体例:
    layer.310.item.10.sound=enter,decide
    layer.310.item.10.sound.enter=2,128,res\s\e\015.wav
    layer.310.item.10.sound.decide=2,128,res\s\e\994.wav
    layer.310.item.11.sound=enter
    layer.310.item.11.sound.enter=2,128,res\s\e\015.wav
    ...
  • 禁則処理アクションの動作を修正 行末登録をクリアするさい、行頭のデフォルト文字列が登録されていたのを修正。そのため、奇妙に見える動作になっていた。
    ■禁則処理のちょー深み
    文を表示する際、追い出しで禁則を行う場合、行末の禁則でも行頭の禁則でも、 先頭までさかのぼれてしまうと禁則を行わない処理になります。(そうしないと最初に単なる空行ができてしまうから)たとえば
    +--------------------+
    |AAAAAA‥‥A |

    という文章で、Aが禁則だとすると、禁則がはっせいした時点で
    +--------------------+
    |          |
    |AAAAAA‥‥A |

    となっちゃうわけです(すべてAなのですべて送り出された結果、最初の行に時が無くなる)そのため、通常は先頭までさかのぼると禁則処理自体をキャンセルします。
    さて、いま、BBBBBと表示したあと、
    +--------------------+
    |BBBBB     |

    AAAAを表示してみます。
    +--------------------+
    |BBBBBAAAA |

    文章はAAAAなので、禁則が発生すると、
    +--------------------+
    |BBBBB     |
    |AAAA
    こうなってほしいわけです。しかし、表示しようとしている文書がAAAAなので、「先頭までさかのぼったため禁則処理が自動キャンセルされ」
    +--------------------+
    |BBBBBAAAA |

    のままになっていたわけです。

    そこで、「文書の表示開始位置が行頭の場合、および、ユーザーが直接位置を指定した直後の場合」は従来通り「さかのぼってすべてが禁則文字なら禁則を行わない」処理を行い、 それ以外の場合は「さかのぼってすべてが禁則文字でも追い出しを行う」という処理に変更しました。
    暫定的な実装のため、現在次の制限があります。
    ・現在横書きのみ対応
    ・表示開始X座標が、プリントエリアの範囲から4ピクセル以下の時行頭にあると見なしています。
ver.2012.05.09
■機能追加 ■仕様変更 ■バグ修正
  • フォーカスコマンドに、高品位な縁ぼかしを行う指定を追加
    通常立ちキャラ等の縁はその外側の色(大抵は黒)がぼけに含まれるため黒っぽい縁ができますが、それをなくします。
  • sketch:キャラ退場をレイアウト受信のキャラ関連に編入
    同様に次のコマンドをレイアウト受信内にも配置。
    ・F/O
    ・立ちキャラ退場
    ・レイヤーの破棄
  • sketch:Bキー押下でブロック挿入
  • sketch:ツリービューに「キー操作一覧」を追加
    一覧をWクリックすると当該操作が実行できます。
  • sketch:高DPI対応開始
    演出ビューのカラム幅をDPIにあわせて適切な値になるよう修正。
    設定-演出ビューのカラム幅設定(W)... で任意に設定できます。
ver.2012.03.14
■機能追加 ■仕様変更 ■バグ修正
  • event clipper を利用したとき、スキップやロードで画面が壊れる問題を修正
  • 音楽のパートループが、ずれることがある問題を修正
  • モニタの電源管理を無効にする機能の拡張
    すでに処理されていましたが、VISTA以降で処理が無効にされる場合が発生したので、 いくつかの処理を追加して緩和したが、VISTA以降、例えばパスワード付きのスクリーンセーバーが起動したら、 それは阻止することはアプリケーション側からはできません(OSの仕様)
  • 漫符表示の >POS が、シーン作成のキャラも拾ってくるようにした
  • 「シーン作成」のコマンド名WクリックでイベントCGのプレビューを行うようにした。
  • レイヤーの破棄コマンドの自動対象レイヤー取得を拡張
    「シーン作成」コマンドもも対象にした
ver.2012.03.08
■機能追加 ■仕様変更 ■バグ修正
  • CgModeの拡張
    mpg表示のmode3に開始/ループ位置指定が追加された。
    立ちキャラ表示の背景のソース位置指定が追加された。
  • プライベートフォントのロードコマンドを新設
    action 96 でプライベートフォントをロードして使用できます。
    androidで「モトヤLマルベリ3等幅」や「モトヤLシーダ3等幅」がapache 2.0 ライセンスで公開されたため、 PCのアプリケーションにも添付できるようになりました。もちろん改変も許されているため、 それらを標準フォントとしてカスタマイズして利用できます。 その際利用する目的で作られましたが、他のフォントをロードすることもできます。
  • ビルボードコマンドの、ぼかしを拡張
    ぼかしをかけるときαチャンネルもぼかすようにした。
    また、ぼかしたレイヤーを作るとき画面全体を合成した画像を前景として使うモードを追加した。
  • フォーカスコマンド CMD_FOCUSの追加
    主に立ちキャラと背景のフォーカス演出を行うために用意された、各レイヤーを一度にぼかすコマンドで、256色レイヤーにも適用できます。
    注目キャラクターを指定して呼びだすと、そのキャラから遠いブロックのレイヤーほど大きくぼかします。 なお、256色レイヤーに適用できるようにするため、ぼかし中は全てのレイヤー系プロパティが利用できるとは限りません。
    1.退場・移動・フェード(透明度の変更)はOK
    2.ポーズや表情変えはNG
    3.漫画符号やオーバーレイやスプライトはOKだが、ボケの対象にならない。
    つまり、実際に表示されている画像データに変化が生じるようなプロパティの変更はできません。
    ※スナップショットによるカバーを利用して、そうなったように見せることはもちろん可能です。

    キャラおよび背景にかけたぼかし状態はセーブされますが、直接指定でそれ以外のレイヤーにかけた ぼかしはセーブされませんのでご注意ください。
ver.2012.02.28
■機能追加 ■仕様変更 ■バグ修正
  • action157に長押し連動フラグを追加
    同時に on/off したい要求があったため。
  • 行末禁則文字列の定義
    Action264が拡張され、行末禁則文字を定義できるようになりました。 従来は行頭禁則のみだったので、行末に全角括弧の開き側が配置されることがありました。 この機能を利用して、行末禁則文字に括弧の開き側を定義することで、行頭に追い出されるようになります。
  • action351呼び出しにコールモードを追加
    twitter呼び出しを、タイトルメニューから行う場合は、p1=1にしてください。
    p1の意味は次の通りで、メッセージウィンドウの消去/復帰系に影響します。
    p1=0で従来通りメッセージ表示中からの呼び出し。
    p1=1でタイトル画面からの呼び出し
  • 標準CGモードの画像表示を拡張
    現在、siid,未使用,未使用 だった引数が、siid,tmIn,lidCover指定となります。
    tmInが0の場合従来通りの指定とみなされ、lidCoverが無視されます。
    tmInが!=0 の場合、新指定とみなされ、lidCoverに-1が指定されていないとlidCoverをtmIn時間で消去して表示する指定とみなされます。
  • sketch: リリース時に、IF-ENDIFの標準キーワードを調査する機能を追加
    例えば DEBUG=1の状態でリリース処理されると、通常は問題なので、 リリース処理実行時にRELEASE_TYPEおよびDEBUGをチェックして、DEBUGが0以外でリリースされようとしたとき警告を表示します。
  • メモコマンドに本文がある場合「注釈」と表示されるようにした
  • リリース時に、twitter用RNFが存在しません: * と言われる問題に対処
    actionでtwitterの機能を定義する際、テンプレート名を省略すると、tw.rnfが使われますが、 リリース側ではデフォルトの設定が行われていなかったため発生していました。 なお、実際のリリースには問題ありません(tw.rnfが出力されます)
  • 長押しとドラッグ/フリックの相性がよくない問題を解決
    どれも概ね正しく動作すると思います。
  • CMD_MEMOの本文がない場合、コピペをするとタイトルが本文になる問題に対処
    あわせて、メモ入力時、タイトルが指定されなかった場合は、本文の1行目になります。 本文の1行目がない場合は、「タイトルがありません」になります。 本文が無くタイトルのみの場合、表示は従来通りですが、上記の問題は修正されています。
  • ラインステータスに、メッセージコマンド中の《CH:CID:BID:FID:POS》を反映するようにした
ver.2012.02.17
■機能追加 ■仕様変更 ■バグ修正
  • GUIDを自動生成するようにした
    新規作成すると自動的にGUIDが設定されます。
    コピペプロジェクトの場合、GUIDの設定時に「<<作成」というボタンが表示されますので、それを押すと新しいGUIDが生成され設定されます。
  • レイヤーをSNAPSHOTで作成する際、転送元領域指定を有効にした。
    CMD_BILLBOARD ver.5から、指定を有効にしました。
    CMD_BILLBOARD ver.4までは、指定されていても無視していたので、以前のコードを利用したときは無視するようにしてあります。
    領域の大きさが出力サイズと異なる場合は変形するので、通常は同一サイズを指定してください。 作成サイズの指定がない場合は、ゲーム画面と同じ大きさになります。 通常は指定が行われていないはずですが、CMD_BILLBOARD ver.4以前のレイヤー作成コマンドを再編集する際は注意してください。
  • #if - #endif を作成
    識別名の情報は、ide/config/define.{GUID}.txt に保存されます。
    従って、プロジェクト毎に定義されるため、リリース版での定義と体験版での定義を分割できます。 このファイルをテキストエディタで直接編集する場合は、必ずsketchを終了させてください。
    ネスト可能です。ネストした場合外側の条件が優先されます。
    この版では複合条件を記述できません。条件式は1つだけかけます。(「識別子 比較演算子 値」の形式)
    利用可能な比較演算子は、「=≠≧><≦」です。sketchで入力する場合は、同じ意味のC++記述(==とか<=とか)も利用できます。
    値は整数でなければなりません。
    識別名は大文字小文字を区別します。
    らのべえ(BRANCH_MODE = 11)はこの処理に対応していません。
    識別子の定義は、以下のいずれからでも行え、結果も同一です。
    1.メニューの「設定(C)-プリプロセッサの設定(D)」
    2.演出ビューメニューの「(E)dit - プリプロセッサの設定(D)」
    3.IFコマンドダイアログの「設定」ボタン
    なお、識別子のいずれかが変更や追加や削除された場合、その識別子を使っているRSDは更新されますがRLDの出力は行われません。 必要なら、編集(E)-一括処理-更新が必要なRLDの出力を実行してください。
  • 環境音声を2チャンネルに拡張
    3P時等に利用します。
    再生コマンドと停止コマンドに、oidが追加されています。oidは0または1です。 0は従来のチャンネル。1は追加されたチャンネルを意味します。
    E-LINE(エフェクトライン。演出ビュー左側の縦線)は空きがなかったのでチャンネル1はEL-1を強制的に使います。 他の音と違って、設定は1つなのにチャンネルが複数あるため面倒な処理が挟まって広く修正が入っています。 おかしな点がありましたら、ご連絡ください。 なお、旧バージョンの環境音声コマンドは、全てチャンネル0とみなして処理されています。
  • @isPlay()の拡張
    @isPlay(2'5'0) 環境音声が(どのチャンネルでも)再生されていたらtrue。muteされていた場合は再生されていないことになります。
    @isPlay(2'15'0) 同上。こちらはmuteされていても再生が要求されていればtrue。
  • DrawZoomを拡張
    マスクレイヤーを利用する際に、レイヤーのF/I, F/O時間を設定できるように拡張。
    また、F/O時間を-2とすることで、レイヤーを削除しない設定も追加。
  • twitterのhttpsのみ利用に対応
    twitter側の設定で、httpsのみ利用にチェックが入っていたとき、tweetに失敗する問題を修正。
ver.2012.01.20
■機能追加 ■仕様変更 ■バグ修正
  • gyu.exe: マスク付きgyuを作成できなくなっていたバグを修正
    sketch.exe, ExHIBIT.exe, diffsurf.exe も同様のはずなのでリビルドした。
  • sketch:ムービーコントロールUIの拡張
    コマ指定に対応していないデバイスでも、コマ指定できるようにした。
    接続点指定用に指標カットのオーバーレイ表示を追加した。ある瞬間のCGを指標カットとしてオーバーレイ表示できます。
    ムービーコントロールと接続点指定のUIを分離した。複数接続点の指定を容易にするため。
    ムービーの操作で参照...を押して、ムービーの時間取得画面を起動したら、 すぐに、「1秒のコマ数」に24を指定して、「コマ数による処理」にチェックを入れてください。 OKを押して閉じると、以降ムービーの時間取得画面では、コマ数による処理がデフォルトになります。
    この情報は、sketch終了時に、sketch.exeのあるフォルダにある、sketch.configuration に書き込まれます。 従って、sketchが起動していない状態で、このファイルをテキストエディタで開いて、
    work.movieKomaPerSec=24
    を追加・セーブしてからsketchを起動してもOKです。
ver.2012.01.12
■機能追加 ■仕様変更 ■バグ修正
  • Action163/164 (オート on/off)を最新の仕様に修正
    システム効果音 17 / 18 に対応。
  • Action165/166 (スキップ on/off)を最新の仕様に修正
    システム効果音 15 / 16 に対応。
  • Action155 ジェスチャーの有効/無効を作成
    長押しやフリックなどをジェスチャーとして一度に on/offするためのアクション
  • diffSurf.exeがGYU3に対応していなかったので対応させた
  • gyu.exeに移植用の新しいフラグが多数追加された
    mode 0 (/encode) の拡張も行われていますが、結構複雑なので、mode 6 (/enc)を新設して、新しい指定方法を追加してあります。 詳しくは、gyu /help 6 を実行してヘルプ詳細をご覧下さい。
    条件付きエンコード(ある面積以下のものや、マスクを持っているものはエンコードしない等)や、暗号化キーを維持するエンコードなどが追加されています。 これらは、例えば昔のタイトルを、現在のExHIBITの移植する際、サイズを縮めたい場合に、GYU2(SLD2)から、 GYU3などにフォーマットを変更する際に利用します。
    なお、リリース処理が行われている画像には非対応です。(ファイル内に元の暗号化キーがないため展開不可能です)
  • sketch:プロジェクトの設定の、ファイルをD&D出来ないダイアログを出来るように変更
    プロジェクトの設定-サムネール用外部ツールの設定、および、外字ファイルの設定がこれにあたる。
  • sketch:転送元画像をはみ出す転送元領域指定の検出を拡大
    ハンディカム(CMD_ENTERHANDYCAM)の初期クリップ領域と有効領域のチェックを追加
    ZoomDrawの初期転送元領域のチェックを追加
  • sketch:action031のリソース検出
    help.layout.rnfが使われていない場合、help00〜98までの画像がリストアップされる問題を修正。 定義ではなく実行コマンドなので、help.layout.rnfがない場合はなにもしません。
ver.2011.12.15
■機能追加 ■仕様変更 ■バグ修正
  • def.rsdへのドロップによるリソースのCOPY登録の動作変更
    従来はリソースの登録だったため、game\res\以下のみ対象だったのをgame\以下を対象にするように変更。 実行ファイルの登録のため。
  • 最古のRSD->RLDのキャラの標準F/Oの際のnParamの値に対応
    現状は-1が標準指定ですが、最古のRSDでは、0になっていることがあります。 その際現行の実行ファイルでは、C/Iしてしまうため、0でも標準フェードになるよう修正しました。
    現行版は、時間0の場合コマンドがカットインになるため誤動作しません。
  • ドラッグ(フリック)と長押しとキャプチャする選択アイテムの間の動作のバランスを変更
    動作を解説すると長くなるので割愛しますが、概ねどんなシチュエーションでも、自然だと感じるとおり動作すると思います。
  • ボタンの長押しに機能を割り振る機能を追加
    現在、テスト用に左ボタンだけ定義可能になっています。
    現在、テスト用に、デフォルトで、左長押しにセーブ画面が定義されています。
    利用する場合は、Action156を使用して、フリックと同様有効にしてください。
    詳細は、Action156の解説をご覧下さい。
ver.2011.12.07
■機能追加 ■仕様変更 ■バグ修正
  • ルビラインの表示が行われなくなっていたバグを修正
    ルビ表示禁止時でないとルビラインの表示を行わないという間抜けな処理になっていた。 おそらくルビ表示禁止機能を追加した時点でエンバグしたものと思われます。
  • sketch:立ちキャラ補正ファイルをドロップしたときの動作を改良
    defCharaの演出ビューに、立ちキャラ補正ファイルをドロップすると、 従来は単にRSDが書き換わるだけだったのを、自動的に補正後のRSDが読み込み直されRLDが出力されるよう変更。 ドロップするだけで全てのデータが書き換わるため、ドロップ -> レイアウトエディタ再起動 で、補正位置の変更が反映されます。 要するに、直感が期待するとおり動作するように修正されました。
  • LayoutEditor: 立ちキャラ中央チェックモードの追加
    立ちキャラの中央あわせを補正を楽にするための機能です。
    レイアウトエディタを起動後、Lキーを押すと、中央にラインが表示され、このモードになります。 その後、game/res/g/sy/以下の対象キャラ画像をドロップすることで、そのボディの標準位置に表示が行われ、 左右キーを押すことで、中央のラインが動いて、補正値が左上に表示されます。
    :ラインの移動、F11:ライン位置の初期化
  • LayoutEditor: キー操作の変更
    立ちキャラの中央合わせ補正補助モードが作られたため、一部のキー操作が変更されました。
    L ガイドラインの表示on/off → 立ちキャラ中央チェックモード on/off
    G なし → ガイドラインの表示on/off
  • LayoutEditor: 上下左右移動の移動量を次のように統一
    通常1ピクセル移動。+SHIFTで10ピクセル移動。(photoshopのデフォルトと同じ) 従来は、背景10ピクセル、レイヤー8ピクセル移動。いずれも+SHIFTで1ピクセル移動だった。
  • シーンF/Oの非同期演出用後始末にレイヤーのフェードを追加
    従来の全非同期処理を選択している場合、開いて閉じればフェードも処理の対象になります。
  • 漫符処理用コマンドを追加
    キャラ演出-漫画符号-の表示
    キャラ演出-漫画符号-の明示的な消去
    が追加されました。RSDコマンドはそれぞれ、CMD_MANPU, CMD_CLEARMANPU です。 これらのコマンドは漫符として作られ、res/g/ch/mp/ に格納される画像データを取り扱うコマンドです。
    漫符は同一キャラクター(正確にはレイヤー)にいくつでも同時に貼り付けることが出来ます。
    漫符はボディ替え(つまりレイヤーが破棄される状況)が発生すると自動的に消去されますが、 明示的な消去コマンドで任意のタイミングで消去することも出来ます。
    アニメーション漫符のシーケンスは、デフォルトでループします。 パターンが1個しかないアニメーション漫符は、通常の画像による漫符として取り扱われます。
    漫符はレイヤーに関連づけられたスプライトなので、レイヤーの移動に追従します。
    漫符は現在のところ、レイヤーの透明度を反映しません。 ただし、レイヤーの透明度が0になった時点で非表示になります(内部で表示は続いています) 漫符の透明度を変化させるコマンドは現時点で作られていませんが、実態はスプライトなので、スプライトが出来ることは何でも出来ます。 なお、現時点でも、シーケンスや、画像のαチャンネルで変化させることは可能です(通常はやりませんが)
  • トラブルレスキューを追加
    ツール(T)-トラブルレスキューで、レスキューの種類を選択するダイアログがひらきます。
    現在、「メッセージコマンド内にある、CIDと名前の不整合を補正する」のみが利用できます。
    このレスキューは、メッセージコマンドを出力した後、キャラのCIDを変更したために起こる不整合を修正します。 なお、通常RSDを出力した後に、CIDを変更してはいけません。
ver.2011.11.09
■機能追加 ■仕様変更 ■バグ修正
  • CMD_CTRLMOVIEに、接続点指定を追加
    mpgを始めとする、いわゆるムービー表示コントロールの拡張。
    従来はループ終端で次のパターンに接続する使用だったが、 それに加えて指定した任意の位置に接続点を指定して、その時点で次のパターンに接続する機能を追加。 複数の繰り返しでループになっているようなパターンのシームレスな接続がより快適に。
  • sketch: 様々なデータをテキスト出力する機能のエントリーを追加
    〜をテキストで出力したいという要望はいろいろな場所で個別に実装されていますが、 それらに分類しにくい要望に応えるために新設されたエントリーです。
    メニューの「ツール」-「テキスト出力ユーティリティ te(X)t」で実行します。 現在は要望のあった、指定メッセージID間のメッセージ情報出力だけが実装されています。
  • sketch: ノードビューの(0,0)よりも上、または左にノードが出てしまう。
    ノード、またはノード群をドラッグして移動させた場合、配置用仮想画面の外に移動できる問題に対処しました。 配置用仮想画面は、右、または下方向には自動で拡張されていきますが、上、または左方向には拡張が行われないため、 その方向にはみ出し見えなくなったノードは、ノードビュー上で操作できなくなっていました。 そのため、ノード、およびノード群のドラッグによる移動は、配置用仮想画面の中にクリッピングされるように修正しました。
    なお、正方向(右および下方向)には自動で拡大していくためクリッピングされません。 32bit整数の正の数で表現可能なピクセル数を超えてはなりませんが、通常の利用でこれを超えることはありません。
  • memo
    このバージョンのExHIBITから、漫符をシステムで管理するマネージャを追加する前処理として、レイヤー指定の画面更新領域取得系処理が大きく変更されています。
    1. レイヤーオブジェクト内にスプライトマネージャが追加された
      簡易版ではなくフルスペックのUxSpriteがそのまま利用されているため非常に高機能だが、スプライトを関連づけたレイヤーは多少サイズが大きくなる。 明示的に関連づけてないレイヤーは、わずかに(数バイト)大きくなる。
    2. それに伴い、ビュー上でレイヤーが占める範囲を取得する系メソッドが大きく書き直された。
      従来は無駄な更新領域をなくすためにレイヤーの大きさでクリッピングされていたが、 スプライトはレイヤーの範囲外へも表示できるようにする必要があるため、 レイヤー領域の取得とレイヤー更新領域の取得が切り分けられ、全体的に書き直された。
    問題がないよう注意深く実装されていますが、 描画時にレイヤーの欠けが発生する等問題が発生した場合は、ご連絡下さい。
ver.2011.10.22
■機能追加 ■仕様変更 ■バグ修正
  • フリック動作の実装概要
    フリックの実行を許可しない場合は、従来と同じ動作になる。
    標準文字列選択は実装。選択呼び出し時禁止不可。フリック定義時指定可。
    選択アイテムによる選択は実装。選択呼び出し時禁止可。フリック定義時指定可。
    save/load/config/backlog/sysmenu 時は現在システムが禁止する。
  • 標準文字列選択時のフリックを実装(選択アイテム拡張を含む)
    CMD_QUESTION (制御構造 - 標準文字列選択)
    選択アイテムを利用する場合も同コマンドの場合はexecQuestion扱い。
  • 選択アイテム系選択のフリックを実装
    CMD_EXECSELECTITEM (制御構造 - 選択アイテムによる選択 - 選択実行)
    CMD_SELECTVIEW (制御構造 - layout定義による処理 - 選択実行)
    共に、フリック定義のマスクはexecSelectItem扱い。
    あわせてそれぞれの実行コマンドのプロパティに、「フリックの禁止」が追加された。
    rnf利用の save/load/config/systemMenu 呼び出しは、execSelectItem 扱いだが、現在内部でフリックは禁止されている。 将来的にリボンインターフェースに拡張予定があるので、その時点で許可される予定。
  • memo
    旧save/load/config呼び出し ACM_TITLEMENU or ACM_NA
    cmdExecSelectItemは ACM_SELECTITEM
    cmdSelectViewは ACM_SELECTVIEW (rnf による選択。CMD_SELECTVIEW [レイアウト] 選択)
    cmdQuestionは ACM_QUESTION (文字列・選択アイテムとも)
    save/load/config/sysmenu ACM_SELECTVIEW (rnf による選択。CMD_SELECTVIEW [レイアウト] 選択)
    一覧backlogはオリジナルでACM_の制御外。
    RetouchShortcutParam::checkValidSituation()では、ACM_SELECTITEMとACM_SELECTVIEWは共に選択アイテム選択として取り扱われている。
  • Action110 システムメニューの表示に menu.layout.rnf 以外のファイル名を指定できるよう修正
  • RetouchActionのstrParamが*の場合、登録時に空にするよう変更
    問題ないと思うけれど、直接*であることに依存している変なアクションは誤動作する。そんなものは無いはず。
  • sketch: リソース検出をリライト
    2011/10/21時点のActionコマンドに完全対応。
    CMD_ADDRESOURCEを含め、現在利用されているRNFの解析に対応。
    ExHIBITコマンドは、26, 32, 33, 35, 42, 50, 51, 60 以外は非対応。
    ExHIBITコマンドはテスト用で、有用なものはActionや他コマンドに置換されていますので、新規にはそちらを利用して下さい。 もちろん、間接参照をリストすることは静的にはできませんので、自前でAddResourceしてください。
  • AddResourceに、def...layout.rnf 系を追加。
    内部解析してリソースを追加するために使用する。
    なお、rnf内に入れ子で記述されたrnfはすべて「標準レイアウト用RNF」とみなされる。
    • cmdActionのリソース検出。Action265::mode 0 の S0 (RNFKIND_TYPE_THUMBNAIL) ex. replay.type.rnf
    • CGMODE:TYPE指定 (RNFKIND_TYPE_CGMODE) ex. cgmode.type.rnf
      サムネールファイルの位置は、res/g/sy/tn/ でなければなりません。
    • 標準レイアウト定義。選択肢等で使う ide/data/layout/ にある、rldに読みこまれるやつ。
      settings.sub.rnfなんかもそうか。
      CMD_PREPAREVIEW にフックした。Action107にフックした。settings.layout.rnfの中のsub.rnf解析にも使うだろう。
    • 標準機能定義
    • ロード定義
    • セーブ定義
    • コンフィグ定義
    • 一覧履歴定義
ver.2011.10.07
■機能追加 ■仕様変更 ■バグ修正
  • フリックのテスト実装
    android版を始めとするタブレットへの対応をかねてフリックによる操作の実装が行われました。
    従来は、CGモードのみ有効にされていました。
    PC版のフリックは、左ボタンを押しながら、各方向にカーソルを移動させて左ボタンを離します。 現在は時間制限を行っていないので、ドラッグしながら移動させて指を離せばフリックとみなされます。 もちろん本来のフリックのように素早く行ってもOKです。
    なお、現在のところ評価用なので、メッセージ表示後のキー待ち時のみ実装されています。 それ以外の場所もマスク定義には定義されていますが実装されていないため無視されます。 利用者の評価が定まった時点で他の場所にも実装します。
    定義、およびコントロールは、Action157で実装されています。 再定義が可能なので、configで、on/offや任意の機能設定が可能です。
    テスト用に、何も定義しないで機能のみを有効にすると、フリックする方向によって、
    ↑ バックログ(一覧表示)
    ↓ ウィンドウ消去
    ← ロード画面
    → セーブ画面
    が設定されます。
    従来のタイトルで試したい場合、settings.user.rnf
    A157=2,1,0,0,NULL  ; フリック有効化(p1=1)。無効はp1=0。トグルは p1=-1
    という1行を加えて有効化して下さい。上記機能が有効になります。
  • CMD_DEFNOTIFYの追加
    通知ウィンドウの定義コマンド。ユーザー定義系の通知ウィンドウ利用が増えたことに対応して、 従来は、ExHIBITコマンドや一括定義コマンドで行われていたものを独立させた。
  • 複数キャラID指定フォーマットを拡張
    ピリオド区切りの4.5.6....形式だったのを、ピリオドハイフン区切りの4-31.36...形式に変更した。 ハイフンで区切って範囲が指定できます。
    具体的に対象に追加されたのは次の4つのアクション
    Action065(音声設定・グループ化あり)
    Action069(音声ボリューム設定・グループ化あり)
    Action318(音声ボリューム設定)
    Action327(音声ミュート指定)
  • ExHIBIT.ini EDITFRAMEの無効化
    指定はフラグに反映されるが、それを利用するコードが、hitwait()から取り除かれた。 LayoutEditorへ移行したため。
  • 現時点のコントロールに設定されたアクションの制限について
    現時点で、コントロールに定義されたアクションには次の制限がある。
    1.「通常レジスタ」を変更してはならない。
    2.「通常レジスタ」を参照する場合、実行行直前のブロック行時点の状態が利用される。

    一般的にはコントロールに通常レジスタを変更するようなアクションが定義されることはありません。 参照は、レジスタによって無効にしたい選択アイテムを含むプロパティをアクションが表示する場合発生することがあります。 通常この制限は問題になりませんが、一応ご注意下さい。
  • ウィンドウを消した後、復帰させた後の入力動作がセンシティブすぎるので少し鈍くした
  • sketch:指定されたCG参照用のサムネールツールが起動できない場合の処理を変更
    従来は何も起こらなかったのを、起動できない旨を明示して、デフォルトのファイル選択ダイアログを表示するように変更。
ver.2011.09.29
■機能追加 ■仕様変更 ■バグ修正
  • sketch:演出ビュー内への res/g/ev/ 以下ファイルのドロップに画像表示挿入を追加
    旧:リソースのコピーコマンド
    新:定義ノード直下は従来通り。それ以外の階層は、DRAWコマンド挿入。300ms F/I。
    なお、いずれの階層でも、+SHIFTで強制的にリソースのコピーコマンドに出来ます。
  • 単純なキー待ちコマンド(キー入力による打ち切りを禁止しない場合)の実装を変更
    memo: UxAdvSystem::wait(const int nTime, const bool flgMillisec, const bool flgDisableKeySkip) const
    従来は、FCOasysによるメッセージキュー経由の取得だったが、UxAsyncSubsystem::checkDirectKeySkip()とisDoSkip()チェックに変更。 CTRLでスキップできなかった問題に対処したわけだが、大きく実装が異なるので、しばらくは注意が必要。
  • 禁則文字の設定(Action264)の、標準文字指定から「…」が漏れていたため追加
    ついでに、各メッセージ系オブジェクトのデフォルト禁則指定も上記に準じて修正。
  • [定義]コントロールのプロパティ用背景選択アイテム指定のparamを拡張
    従来の定義文字列の最後に、半角のアットマーク(@)を書くと、その後ろにこのアイテムを無効化する条件を、retouch標準条件式で記述できます。R1300=3とかの、あれです。
    凡例
    従来の文字列@無効化条件文字列
    どちらも省略できます。互換性の観点から、無効化条件文字列を省略した場合は、falseです(無効化されません)
    この部分には従来、panelのaction350, action335, action337用にアクションパラメータの指定とsliderの定義指定に利用されていましたが、 その後に@で区切って無効化条件を記述できるようになりました。条件がない場合は、falseになります。
    これは、特定条件でポップアップメニューの無効化を行いたい要求に対処するものです。 なお「通常」レジスタの参照は、保存用領域を参照しているため、ポップアップメニュー呼び出し箇所の直前のブロックより後で変更したもの(ブロックでフラッシュされていないもの)は反映されず参照できません。
    ex.「-1;1;850;0;*@L20=0」「@L18=0
  • 選択肢でスキップを解除しない機能の調整
    キー待ちでのスキップ解除をセンシティブにした関係で、選択肢のクリックを、キー待ちが拾ってスキップが解除される問題が発生したので、その対処。
  • config表示アクション(aciton 104)に表示ページ指定を追加
    コンフィグ等の複数ページを持った選択を、任意のページから始められるようになりました。
  • Action112(クイックロード)のp2にデータがない場合の通知ウィンドウ指定を追加
    従来、ロードするデータがない場合、クイックロードを実行してもなにもおこりませんでした。p2部分に通知ウィンドウIDを指定することで、その通知ウィンドウを表示する機能が追加されました。
  • sketch:レイアウト送信時、シーン作成コマンドで領域指定がないとレイアウトエディタに反映されない
    その直前にある領域指定を取得して問題が発生していたのを修正。
  • sketch:シーン作成の行表示部分にカバーのF/O時間または削除無しを表記
  • sketch:ショートカットキー定義の拡張
    指定アクションに、strParam(文字列引数)を追加できるように拡張。これでほぼすべてのアクションが定義できます。
  • sketch:レイアウト取得にモノトーンによる画面作成を追加。主に回想用。
  • sketch:コメント行に[C]で台本出力コメントに。トグル。
    演出ビューの「無効化された、メッセージ出力コマンド行」で同様に[C]を押すと、「無効化しても台本に出力する」の有効/無効が切り替わります。 合成音声の指定などに便利です。
ver.2011.09.15
■機能追加 ■仕様変更 ■バグ修正
  • 同期演出内および非同期演出終了待ち時のキー入力が、センシティブすぎたので修正
    非同期系演出の終了待ち時のスキップは、自分自身にフォーカスがないときは無視するよう変更。
  • LayoutEditor: undo/redo で取得用バッファが設定されていない問題を修正
    レイアウトエディタの undo/redo を行った直後に、sketchでデータを取得すると、undo/redo前のデータが取得される問題を修正。
  • LayoutEditor: シーンが変わる操作で選択枠を初期化してない問題に対処
    シーンロードを行った際やundo/redo時に、選択用枠が残る問題を修正。
  • sketch: ぼかし終了コマンドの再編集時、設定が項目に反映されない問題を修正
  • sketch: 一部画像範囲取得をPositからLayoutEditorに移行
    過渡期なので、レイアウトエディタを参照するボタンは、[<] [>]や[<POS] [POS>]から、[<LEd] [LEd>]と表記を変えてあります。
ver.2011.09.03
■機能追加 ■仕様変更 ■バグ修正
  • sketch:外字指定の解説に誤りがあったのを訂正
    誤:ExHIBIT.exeのあるフォルダ相対で指定する
    正:res/フォルダをルートとした相対位置で指定する。
    つまり、retouch.tteとだけ書くと、res\retouch.tteをアクセスします。 併せて、新規作成時の ExHIBIT.ini の当該部分を、res\retouch.tte -> retouch.tte と修正してあります。
    従来の製品の内この指定が、res\retouch.tteとなっているものは、実際には外字が 読み込まれないだけです。そのタイトルが外字を使用していない場合は問題は起こりません。
  • sketch:レイアウトエディタに顔描画部分を送信するデータの修正
    一部コード化に誤りがあり、送れなかったり取得できなかったりすることがあったのを修正しました。
ver.2011.08.31
■機能追加 ■仕様変更 ■バグ修正
  • sketch:キャラの一括移動の再編集の初期値を変更
    登場キャラのみのチェックを外した。登場キャラ以外が設定されている場合空欄になるため。
  • レイアウトエディタの F11 (位置初期化)を次のように変更
    sketch:レイアウトエディタ取得にキャラ描画を追加
  • レイヤーの破棄コマンドを拡張
    レイアウトエディタが普及した結果、シーンの表示にレイヤーの消去を利用する場面が増えたので拡張した。 拡張内容は以下の通り。
    1. 描画用マスクの上下/左右反転機能を追加。
      反転は(変形やタイル表示後の)最終的なマスクデータに対して適用されます。
    2. 描画用マスクとしてDLTを定義可能にした。 レイヤーのαチャンネルに対して、指定されたDLTを表示することでレイヤーの消去を行います。 DLTは256段階のグレースケールで、全画面白(0xFF)から全画面黒(0x00)になるアニメーションを作成して下さい。
ver.2011.08.29
■機能追加 ■仕様変更 ■バグ修正
  • 履歴表示時に既読カラー指定を適用しないようにした
    簡易バックログ表示と既読カラー指定が同じになると、読む際履歴なのかそうでないのかわからなくなるため分離した。
    なお、簡易ログカラー指定は、Action 314。既読カラーセクション指定は Action 348。
  • 音声アーカイブファイルの作成方法を変更
    後方互換性はあるはずですが、しばらく注意して下さい。
  • セーブロードでレイヤーの属性情報を復帰させる試み開始
    Action360でSaveLayerを有効にすると利用できます。
    保存される属性は、位置とフェード値です。内容は復帰しないのは従来通りです。
    現在対象となっているのは、仮想LIDが 51-54 の4枚です。
    これらは基本のメッセージ表示に使われるレイヤーです。つまり、ゲーム中メッセージウィンドウやメッセージ文字の位置を 変更した場合、その位置や透明度の属性は保存されるということです。
  • レイアウトエディタをキャラ描画に対応するよう拡張中
    キャラ描画がレイアウトエディタへの転送で表示されてしまいますが気にしないで下さい。 選択できたり移動もできますが、気にしないで下さい。
    sketch上からのコマンドの取得はまだ出来ません。
ver.2011.07.27
■機能追加 ■仕様変更 ■バグ修正
  • レイヤーがフェード値0の時の選択アイテムが反応しないよう変更
    従来は反応していたため、そのことを利用したタイトルがある場合は旧仕様で動作するフラグが用意されています。
  • キャラ退場の移動+フェード時の時間ダイアログの位置を変更
    従来は、移動/フェードだったのを、フェード/移動に変更。
    もともとフェード時間指定がない場合標準キャラ退場時間が使われ、移動時間指定がない場合フェード時間が利用されているため、意味的にわかりやすくした。
    両方200msにしたければ、フェード時間だけ200msに指定すればよい。なお、移動距離が従来100pixだったのを、64pixに変更した。
  • 全コメントの展開メニューを作成
    編集ビューのメニュー、「(V)iew」 - 「全コメントを展開する (C)」で、そのファイル内にある全コメントグループを展開する機能を追加。
    また、ビュー上で「O」キー [(O)penComments] を押しても同様の動作を行う。なお、Oの場合は、オープンとクローズを交互に繰り返す。
ver.2011.07.26
■機能追加 ■仕様変更 ■バグ修正
  • メニューの「MBTローカルフォルダを開く」が、異なる動作になっていたのを修正
  • Action265(サムネールコントロール)のモード1に追加
    サムネールにオンマウスメッセージを定義できるようにした。
  • Action266(ファイルのハッシュチェック)を追加
    任意のファイルのMD5を計算して比較するための機能。結果は指定した通常レジスタに返る。
    主に、アペンドディスク等を利用したとき、そのディスクが適用されているかどうかを調べるときに利用する。
ver.2011.07.25
■機能追加 ■仕様変更 ■バグ修正
  • レイアウトエディタへ編集ビュー上のデータを転送する手段を多角化
    用意された手段には次のものがあります。
    1.編集ビューのライン部分のダブルクリックでその行を転送
    2.Eキーで選択されている行を転送
    3.編集ビューの当該行をドラッグして、レイアウトエディタにドロップする
    本来3のみで充分ですが、狭い画面で作業する場合レイアウトエディタが見えない場合があるので1や2が実装されました。 なお、このD&Dに限り、レイアウトエディタの手前にウィンドウがあって見えなくてもレイアウトエディタにドロップしたこととみなされるようにしてあります。 優先順位は
    1.編集ビューのリスト部分(RSDのコマンドやパラメータが書いてあるところ)
    2.編集ビューのツリー部分(マクロが書いてあるところ)
    3.レイアウトエディタ
    となっています。つまり編集ビュー以外のウィンドウはノードビューであろうと他のアプリケーションのウィンドウだろうと無視され、レイアウトエディタにドロップしたものとみなされます。
  • ビュー外へのドロップによる行削除機能を削除
    上記レイアウトエディタへのドロップを誤った場合の副作用を避けるためにカットされました。 現状では何もおこりません。
ver.2011.07.22
■機能追加 ■仕様変更 ■バグ修正
  • IDM_系定数の値を変更。
    メニュー等でおかしな動作があれば御報告下さい。
  • 「シーン作成」/FACEUP系のイメージ色を変更
    従来はレイヤー操作の薄緑。画像操作の黄色に変更した。
  • レイアウト受信の「キャラ登場」に、位置情報n/aのものを追加
    顔やポーズ変更のために、位置指定なしでキャラの登場コマンドを取り出したいことが多かったため。
  • RSD内に書かれている進行状況をノードに反映させるメニューを追加
    「編集(E)」-「一括処理(E)n bloc」-「全ノードの進捗表示を更新する」
    直接RSDをコピーした場合、このメニューで、その進捗状況をノードに反映させます。
    複数人で作業しているときや、ソースのコピペをファイル単位で行うときに利用します。
ver.2011.07.13
■機能追加 ■仕様変更 ■バグ修正
  • レイアウトエディタ取得の一括キャラ登場でY補正値が取得されないバグを修正
  • レイアウトエディタ取得に「フレーム表示+シーン作成」を追加
    900番利用シーン作成+フレーム/コントロールの時間0表示+900番のF/O破棄というコードを作ります。主にシーンの開始用です。
ver.2011.07.12
■機能追加 ■仕様変更 ■バグ修正
  • CMD_EXITFACEUP コマンドでカバーがカラー指定以外でも音等の後始末を行えるよう拡張
    カラー指定の場合、カバーがフェードインするとき後始末する。SNAP指定の場合、カバーがフェードアウトするとき後始末する。
  • レイアウトエディタのキャラ位置指定時に、上下の補正値を取り扱えるよう拡張
    現在誤動作を防ぐために、キーボードの↑↓キーで操作します。+SHIFTで1ピクセル単位。通常は8ピクセル単位です。
    立ち表示コマンドの補正位置指定として認識されるため、移動系には利用できません。
ver.2011.07.01
■機能追加 ■仕様変更 ■バグ修正
  • 最新データの表示を行う際のマークの付くアイテム仕様を変更
    1.ロードセーブを開くときは、オートセーブを除くものから最新を取得してそのページを開く。
    2.ページを変更するときは、オート、クイック、ユーザーのそれぞれの中で最新ものにマークが付く。
  • Action103(ロード画面呼び出し)のp0に意味を追加
    p0=0だと従来通り。1だとタイトルメニューからの呼び出しフラグを立てます。従って条件判定で、Q2=0x0008になります。 遅延実行ボタンの非表示等、タイトルメニューから呼ばれた場合を、他と区別する際に利用します。
ver.2011.06.28
■機能追加 ■仕様変更 ■バグ修正
  • sketch 効果音再生系ダイアログの初期化状態を修正
    ループ効果音の再生でoggが選択できない状態になっていたのを修正。
  • 特定の拡張表現が履歴表示に対応していなかったのを修正
    作成された時期が遅い、E/U/V/CH/POS/MOV が非対応だったので対応させました。
  • zoom blur(CMD_ZOOMSNAP) を追加
    これは、任意のレイヤーのスナップショットに対してズームブラーをかけるコマンドです。
    「境界レイヤー」と「スナップ範囲」で「結果を作るレイヤー」にスナップショットを作り、作られた「結果を作るレイヤー」の画像に対してズームブラーを適用します。
    「中心座標」は、ズームの中心になる座標。
    「ブラーの長さ」には、二つのパラメータが指定でき、左側のコントロールが最大値、右側のコントロールが最小値になります。それぞれ、拡大側と縮小側の長さを指定します。拡大側は、オリジナルのサイズから拡大する方向にブラーが発生します。標準はこちら。
    「最小を設定する」にチェックを入れると、縮小側を設定できるようになります。縮小側は、オリジナルのサイズから縮小する方向にブラーが発生します。より強烈な集約を行いたいときに利用します。
    「移動加速」は最小値(省略した場合は0になります)から最大値へ向かう場合のずらす処理を行うポイントを取得する方法を指定します。
    「精度」は、最小から最大までの間でズームを計算するポイント数を表します。デフォルトは24です。この数が増えると美しいズームブラーになりますが、当然計算量が増えるため重くなります。 また、最大−最小よりもずっと大きな値を設定しても無意味です(移動が1ピクセルを下回るため)通常はデフォルトのままで充分ですが、ブラーの長さがあまりに広く画面が汚いときは増やしてみて下さい。
    「濃度」は、各計算点を合成する際の重みです。デフォルトは1です。最大−最小があまりにも「小さく」て16を下回る場合は、2などに調整しても良いでしょう。
    結果を作るレイヤーが予め作成されている場合はそれを利用します。
    結果を作るレイヤーが存在していない場合は、αチャンネル無しでフルカラーでビューと同じ大きさで透明度が0のレイヤーを作成し、ズームブラーをかけた後「F/I時間」でフェードインさせます。F/I時間が0の場合カットインに、-1の場合何もしません(透明度が0のまま次のコマンドへ処理が移ります)
    αチャンネル用のDLTなどで表示したい場合は、予めαチャンネル付きのレイヤーを予め自分で作成してご利用下さい。
    なお、レイアウトエディタで設定できるようになっています。そちらの使い方は
    1.ガイドラインを表示して、中心点を決める
    2.Zキーを押すとブラーがかかり、ズームスナップ設定モードになります。
      ズームスナップ設定モード中は他の動作は行えません。ズームスナップの解除はもう一度Zキーを押して下さい。
      ズームスナップ設定モード中でなければ、sketchで「< ズームスナップ」コマンドは利用できません。
    3.ホイールを手前に回すと「最大」側が大きくなり、向こうに回すと小さくなります。
      SHIFTキーを押しながら同様の操作を行うと「最小」側で同じ操作が行えます。
      ズームスナップ中にガイドラインを「マウスで」移動させると変更された位置を中心に再適用されます。
      CTRL+キーボードで移動させた場合は、決定したい位置でSPACEを押すとその位置で再描画されます。
      中心の変更を行わないなら、ガイドラインは消しても操作できます。また操作ウィンドウも同様です。
      ズームスナップモード中「I」キーを押すと、最大が24に最小が0に設定されます。
  • memo: FCPathName::CopyPath()
    文字単位の処理に入れ替えたときエンバグして、最後が全角文字で終わるパスでかつ、\を除去する設定の場合、最後の1文字が消える問題が発生していた。
ver.2011.06.18
■機能追加 ■仕様変更 ■バグ修正
  • 入力中ドラッグを許可すると、左クリック情報が2回発生する問題を修正
    ドラッグの許可された入力中に、左クリックで選択アイテムのない場所をクリックするとクリックした情報が2回(LBUTTONDONW/LBUTTONUP時)に発生していた。
    memo: FCLayerSurface::isCapturedItem()が選択アイテムのない場所でtrueを返すよう設計されていたが、FCLayerViewportで単なるキャプチャー系アイテムの判定に利用されていた。
    isCapturedItem()の実装については謎。問題なさそうなので、本来の意味に設定し、選択アイテムのない場所ではfalseを返すようにした。
  • レイアウトエディタにガイドライン機能を追加
    Lボタンを押すか、ガイドラインボタンを押すとガイドラインが表示されます。
    ガイドラインが表示されている間、背景の拡大縮小は、ガイドラインの十字が交わる点を中心に行われます。 その点にピンを指して固定したと思えばわかりやすいでしょう。ただし、その結果画面がはみ出す場合は、ピンを一時的に無視してクリッピングされます。
    ガイドラインを移動させるのは、キーボードなら CTRLキーを押しながら上下左右キーです。
    マウスの場合は、移動対象にしたいガイドラインを「左クリック」して下さい。マウスの移動にガイドラインが付いてくるようになります。もう一度左クリックすると新しい位置が決定されます。 十字に交わる部分をクリックすると、水平垂直の両方のガイドラインを一度に移動させることが出来ます。
    ガイドラインはシーンのロードや背景のドロップ等の動作に影響されません。したがって、2枚の異なる背景の水平線位置を一致させたり、キャラの立ち位置を一致させるために利用することもあります。自由にご利用下さい。
    ガイドラインを表示させていない時は、従来通りの動作になります。
ver.2011.06.16
■機能追加 ■仕様変更 ■バグ修正
  • 音有りムービー再生コマンドの拡張
    従来から、ムービー再生後のイベント画面に画像を表示したり塗りつぶしたりする後始末処理を記述できましたが、 それをレイヤーにも出力できるように拡張しました。
    例えば、op は通常タイトル画面で表示されますが、メニュー等が作られているためイベント画面へ後始末画像を出力できません。
    現在、入りが白で出も白のムービーをopで再生するとき、ホワイトアウトして再生開始〜白がフェードアウトして元の画面にもどるという処理は、900番等でカバーを作成しこれをF/I, F/Oすることで行うのが主流です。
    ところが、ムービーの入りが黒で、出が白の場合、900番を白で塗りつぶす処理が後始末処理で行えないと、うまく繋ぐことが出来ません。それの対処です。
ver.2011.06.15
■機能追加 ■仕様変更 ■バグ修正
  • コントロールの消去時にポップアップを消去するようにした
    ウィンドウの一時消去時にも同様の問題があるのでポップアップを消去するようにした。いずれも消去のみで復帰させないが、ポップアップの仕様上、次回オンマウス時に表示される。
  • 画面縮小時、スキップ停止の判定が左上に寄っていたのを修正
  • 複数行メッセージリンクの緑カーソルの左側が残る問題を修正
  • 簡易バックログ内のメッセージリンクを正式にサポート
    ・状態にかかわらず期待通りカーソルが表示されるよう修正
    ・URLリンクとポップアップリンク以外は処理しないよう修正
  • 簡易バックログ中の音声再生前チェックを最適化
    音声のないキャラクターのメッセージは、ファイルを調査しません。
    定義されていないキャラクターのメッセージは、ファイルを調査します。
  • クイックロード実行時に、ロードしたときのシステム音声を再生するよう修正
  • ゲーム内からのツイートでも他のタイトルはゲーム外と判定するようにした
    具体的には、第1引数の$の直後が、tw.rnfのTITLEIDと同じものをゲーム内と判定します。
  • ゲーム以外からのツイートに日本語フィルタを適用した
    ハッシュの指定によっては、ゲーム外からのツイートに、国外のツイートが大量に含まれることがあり見辛いので、フィルタに「日本語が含まれていない場合は非表示」をつけて適用しました。
    現在UIは作成されていないため、常に適用する状態になっています。ゲーム外からのツイートを拾う場合、概ねタイトル関連のツイートだけを拾うようになっていると思います。
ver.2011.06.12
■機能追加 ■仕様変更 ■バグ修正
  • twitterの外部記述判定をより正確になるよう変更した
  • 簡易バックログ中でメッセージリンクを有効にした
ver.2011.06.10
■機能追加 ■仕様変更 ■バグ修正
  • sketch:キャラの一括登場コマンドの各行を入れ替えるUIを追加
    Zオーダーの関係で設定後にキャラを入れ替えたい場合が発生するため。あわせて、登場前全キャラ退場スイッチを追加。すでに登場済みのキャラのZオーダーをスナップ描画を利用して入れ替えるために使用します。
ver.2011.06.09
■機能追加 ■仕様変更 ■バグ修正
  • sketch:レイアウトエディタを、暗号化済みの環境で利用できるように修正
    従来の_posit.rsdは、その環境のキーで暗号化されてしまうので、固定キーを利用する $posit.rsdに変更しました。sketchのアップデートに含まれているため、今回のsketchで開いたプロジェクトには自動的に挿入されます。
ver.2011.06.07
■機能追加 ■仕様変更 ■バグ修正
  • 非同期演出用ガーベージコレクションの導入開始
    各種非同期演出の終わりを自動的に終了してくれる機能です。が、互換性の観点から、現在次のものだけが実行されています。
    ★効果音の非同期再生の後始末。
    従来は再生しっぱなしだと、効果音が終了してもデバイスは開かれたままになっていました。 現在ではシナリオコマンドが実行されるたびに、再生終了を検出して、終了していればデバイスの後始末を行います。もちろん停止コマンドも従来と同様に利用できます。
    なお、停止コマンドを記述しなくても、適切に閉じられるわけですが、sketch上での左のライン表記はそれを認識できませんので、再生中状態になります。 したがって、停止をこれに任せたとしても、どこかでは停止コマンドを入れておいた方がよいでしょう。(例えば最後とか)
ver.2011.05.31
■機能追加 ■仕様変更 ■バグ修正
  • ループ効果音にoggを利用できるようUIを修正
  • スキップブロックと timeKeeperの整合性を追加
  • メッセージ途中でキャラの顔やポーズを変えるための書式公開
    メッセージの途中で《CH:cid:bid:fid:pos》の形式で書く。
    例: 《CH:7:16:6:-12345》
    cid-7 bid-16 fid-6 にする。位置は現在位置、登場していない場合は中央。
    例: 《CH:7:16:6:67960840》
    位置を指定したい場合は、sketchのキャラ登場コマンドで表示される値でよい。ただし通常は、-12345指定。
  • sketch: ノードの属性にシナリオリンクノード属性を追加
    ノードプロパティで設定します。シナリオリンクノードは、薄い黄色で表示されます。
    シナリオリンクノードに指定したノードは、出力側の矢印をつなぎ替えると、自動的にRSDのCMD_CHANGESCENARIOコマンドの飛び先をつなぎ替えたノードのシナリオ名に置換します。
    飛び先が1つしかないようなシナリオノードは、そのシナリオに含まれているCHANGESCENARIOコマンドが全部同じ場所を指しているはずです(そうでない場合を故意に作れば作れますが) そういうシナリオの内、頻繁に接続を切り替えるようなノード(製品版と体験場で飛び先が違うとか)は、このモードにしておくと、矢印をつなぎ替えるだけでシナリオも変更されるため大変便利です。
    従来、デバッグ版とリリース版で外部DLL読み込みを分けたい時用に利用されてきましたが、体験版と製品版のtitleのようにシンプルに分岐させたい場合に利用できるので公開します。
  • sketch: ノードビューの拡大縮小を有効にした
    ノードビューで SHIFT + ホイール(奧:縮小 手前:拡大)操作を行って下さい。
  • sketch: ドラッグスクロールを有効にした
    拡大縮小が有効に伴い、横へのスクロールが必要になったため、ドラッグしてスクロールを有効にした。 併せて左クリック系の操作が変わりましたので注意下さい。
    マップドラッグによる連続したスクロールや拡大縮小は+SHIFTで行えばOKです。
    場所/上優先 L-CLICK L-CLICK+SHIFT L-CLICK+CTRL L-DBL CLICK Wheel Wheel+Shift
    選択領域 領域移動開始          
    任意   マップ移動     スクロール 拡大縮小
    ノード上 ノード移動   矢印開始 プロパティ    
    何もない場所 領域選択開始     新規作成    
  • リンクノードの場合、リンク先のプロパティを開くよう変更
    したがって、リンクノードを作成した後、通常ノードにすることは出来ません。
  • マルチリリースに対応
    0〜6のリリースモードを新設。現在、GUIDや暗号化コードをリリース別に設定することは出来ません。将来的には可能になる予定です。
    すべてユーザー定義可能ですが、慣例上デフォルトでは、0が「製品版」、1が「体験版」になっています。
    各リリースモードの名前は、メニューの「設定」-「リリース名の設定」で定義できます。 例えば、2に、TG体験版、などを設定することになるでしょう。
    各ノードでは、自分がどのリリース時に有効かを(プロパティの設定で)指定することが出来ます。 もしそのノードがフォルダノード(階層化にノードがあるノード)だった場合、階層化のノード全てに共通のリリースモードだけが操作でき、変更した状態は、階層化の全てのノードに適用されます。 ただし、リンクノードは操作対象外になります(意味ないから)
    リリース時には、どのリリースモードを使ってリリースするかを選択できます。 そのリリースモードでリリースすることが出来るノードだけがリリース対象になります。なおこの際、フォルダノードのリリースモードは無視され、実際のノードの設定が優先されます。 フォルダノードのリリースモードは、階層化の一括操作のためにあると考えればOKです。
    「設定」-「注目するリリースモードの指定」で、指定したリリースモードで出力されるノード以外を単色表示にすることが出来ます。
    複数のノードを一度に設定したい場合は、範囲選択後、右クリックメニューから「リリースモードの設定...(R)」を実行してください。選択されたノードに共通の部分だけ一度に設定できます。 なお、現在、グループノード(緑のノード)の階層では、この処理を行うことはできません。
ver.2011.05.28
■機能追加 ■仕様変更 ■バグ修正
  • memo:選択アイテムのスライダーのトリムの合成を以下のように統一した
    • トリムにマスクがある場合
      • 関連づけたレイヤーがフルカラー
        • レイヤーにマスクがある場合
          • setCondition(SLIDER_TRIMMASKPRIORITY) した場合
            レイヤーにマスクを適用しながら画像転送。 レイヤーのマスクは操作しない。
            透明色は無視。
          • setCondition(SLIDER_TRIMMASKPRIORITY) しない場合(デフォルト)
            レイヤーと画像は別々にレイヤーのそれに転送される。
        • レイヤーにマスクがない場合
          単純描画。透明色有効。
      • 関連づけたレイヤーが256色
        • レイヤーにマスクがある場合
          画像/マスクは別々にレイヤーに転送。透明色有効。
        • レイヤーにマスクがない場合
          単純描画。透明色有効。
    • トリムにマスクがない場合
      関連づけたレイヤーの状態に関係なく単純描画。透明色指定有効。
    よーするに、トリムのマスクをレイヤーへ描画時に適用したい場合は次のようにする。
    レイヤーをフルカラーにする。
    もしレイヤーにマスクがある場合は、setCondition(SLIDER_TRIMMASKPRIORITY) も行う

    なお、スライダーの画像データ(ベース・トリム・数値)は共に256色の必要がある。
ver.2011.05.24
■機能追加 ■仕様変更 ■バグ修正
  • courier:シリアルを間違ったときのメッセージを外部から指定できるようにした
    install.serial.failed=を追加。%count% が失敗回数に置換されます
ver.2011.05.23
■機能追加 ■仕様変更 ■バグ修正
  • 音楽の終了待ち時、終了待ちが指定されているとF/O時間を無視、0として取り扱うよう修正
  • sketch:音楽の終了待ち指定時、同時にF/O時間が設定された場合の問題に対処
    F/O時間が設定されていると、その場でF/Oしてしまうため終了待ちに見えなかった。そのような設定が行われた場合注意を促すよう修正。
  • sketch:イベントCG描画で音系の後始末を行った場合のラインステータス表示を修正
    ラインステータスに停止が反映されていなかった。反映されるよう修正。
  • レイアウトエディタを作成
    もともと、sketch/ExHIBITは、誰でも利用できる簡便さを目的に作成されましたが、度重なる拡張の間にちょっと使いにくい機能がてんこ盛りになっていたので、初心に返るべく作成されました。
    立ちキャラと背景の組み合わせによるレイアウトはこれ1つで全部OK(のつもり)です。詳しくは別途資料を用意します。
ver.2011.05.15
■機能追加 ■仕様変更 ■バグ修正
  • オートリンク機能の追加
    利用方法は次の通り
    1. def.rsdで、Action347を利用してリンク用データベースを作成
      有効/無効や利用カラーセクションを初期設定します。
    2. 自動リンクを行いたいワードにルビを設定
      標準では、ルビ文字列を対象に自動リンクがチェックされます。
    3. Action347:mode-1 を利用して有効/無効が切り替えられる
    4. Action347:mode-2 を利用して対象文字列のカラーセクション設定を変更できる

    オートリンクはルビのある部分だけが対象です。
    全体を対象にした場合、結局例外を指定する必要が生まれる(例:「物騒」を対象にした場合、「化け物騒ぎ」にヒットします。 これを防ぐために、化け物騒ぎを対象から外す表記が必要になる)ため、対象にしたい部分だけを指定する方法にしてあります。
    ルビのない部分を対象にしたい場合は、ルビ指定部分を無指定にして下さい。
    ex. 《物騒:》
    sketchでルビ欄を空白のままルビ設定すればこうなります。 もちろん、
    ex. 《物騒: 》
    といった指定でも見た目は変わりませんが、この場合、スペースがルビとして表示されてしまいます。

    データベースの記述は、次の通りです。
    keyword param
    keywordとparamの間はTABです。param の部分は、通常のリンクの指定と同じです。
    次にいくつかのparamの例を示します
    1. 0;0:1000
      ブロックID 1000へジャンプする
    2. 1;0:1000
      ブロックID 1000をサブルーチンコールする
    3. 2;0:http://www.retouch.info/
      http://www.retouch.info をブラウザで表示する
    4. 3;0:0.600.0x0100C6.228.20.250.2.100000.300.0.9013
      レイヤー表示。上記例では、CGID:9013 をレイヤー600を利用して表示する。
      凡例次の通り
      3;ID:ver.lid.flags.lx.ly.tmIn.acIn.tmView.tmOut.acOut.CG
      1. 3は「レイヤー表示」を表すリンクモード
      2. ID
        リンクID。同じメッセージ内に複数のリンクがある場合、それを識別するための数値。 何でも良いが、今のところ0〜199の範囲で指定しておくことをお勧めします。
      3. lid
        表示に利用するレイヤーID。利用されていなければ作られる。
      4. flags
        flagsの意味は次の通り。項目説明のない部分は0です。
        00000000_00000000_00000000_00000000
        |||||||| |||||||| |||||||| |||||||+- 1: CG はファイル名指定 0:CGID指定
        |||||||| |||||||| |||||||| ||||||+-- 1: フルカラーレイヤーを作成する(※1)
        |||||||| |||||||| |||||||| |||||+--- 1: 入力透過レイヤーの作成
        |||||||| |||||||| |||||||| ||
        |||||||| |||||||| |||||||| |+------- 1: 後始末を行う(※2)
        |||||||| |||||||| |||||||| +-------- 1: キー待ちを行う
        |||||||| ||||||||
        |||||||| ||||++++------------------- 1: 表示方法 (0:F/I系 1:拡大系(F))
        |||||||| ++++----------------------- 1: 消去方法 (0:F/I系 1:縮小系(F))

        ※1.表示/消去方法に(F)指定(拡大縮小)があるものは強制的にフルカラーレイヤーになります
        ※2.キー待ちを行わず後始末を行うと遅延表示レイヤーになります。
      5. lx, ly
        レイヤーを最終的に配置するゲーム画面上の座標
      6. tmIn
        表示エフェクト時間(ms)。例えばフェード系ならフェードイン時間。
      7. acIn
        表示エフェクト加速度。0:線形 1:1/x系 2:sqr(x)系 3:log(x)系
      8. tmView
        表示時間(ms)。
        通常は、キー入力がおこなわれると閉じるが、もし放置していても、この時間経過後に閉じます。
      9. tmOut
        消去エフェクト時間。例えばフェード系ならフェードアウト時間。
      10. acOut
        消去エフェクト加速度。0:線形 1:1/x系 2:sqr(x)系 3:log(x)系
      11. CG
        lidを作成するための画像データ指定。
        flagsのビット0によって、ファイル名かCGIDかが変わる。通常はCGID。
ver.2011.05.04
■機能追加 ■仕様変更 ■バグ修正
  • 次のバグを修正
     ・選択表示の定義にドロップできない  ・イベントレイヤーの破棄時、クリップ準備、およびビューの縦横比維持を   チェックしても有効にならない。
  • 行強調に、キャラの表情変え選択時、そのキャラだけを強調する機能を追加
    CTRL+G で、選択されている登場コマンドのキャラの登場関連だけ強調します。 単に G の場合は、登場コマンド全体を強調します。 強調された行でもう一度Gを押すと消去、他の行でGを押すとその行が 属しているグループが別の色で強調されますが、全体で3グループまで しか強調できません。4グループ目は、最初と同じ色になります。 なお、SHIFT+G で全体の強調をクリアします。
ver.2011.04.27
■機能追加 ■仕様変更 ■バグ修正
  • メッセージに、《T:charWait》表記追加
    charWaitは、一時的な一文字待ち時間で、ms単位です。 -1指定は文字速度を標準に戻します。 -1指定を行わなくても、文章の最後で標準の指定に戻ります。 例:私は強く願った、この時が《T:100》永遠に続けばいいのに《T:-1》と。
  • メッセージに、《POS:x:y》表記と、《MOV:x:y》表記を追加
    センタリングの代わりですが、表現力の向上用でもあります。 POSは絶対座標、MOVは現在の位置からの相対位置指定で、どちらも座標系は メッセージ表示領域の座標系を利用します。 例えば横600pxのウィンドウで、300px位の文字をセンタリングしたように みせたければ、「《POS:150:*》文字列」としてやれば、150pxの位置から表示が 開始されます。POSの場合現在のままは*を指定します。MOVの場合、現在位置の ままは、増分なので0指定でOKです。 この表記は、縦書きの場合xとyを入れ替えません。 横書きと同様に、そのままxとyが指定されますのでご注意下さい。
ver.2011.03.15
■機能追加 ■仕様変更 ■バグ修正
  • プロキシウィンドウが表示されているとき、URLアクセスのメッセージが隠れることがあるのを修正
    URLアクセスの確認メッセージは、いつでも表示できるようにウィンドウに表示されていたのを WATERMARK用のレイヤー(retochInfoのマークを表示していたレイヤー)を利用するように変更した。 いつでも表示できる必要があるため、非同期の演出スレッドを利用していません。 そのため、表示時と消去時に一瞬表示部分が乱れる場合があるかもしれません。
  • 画面が拡大縮小されている場合、メッセージリンクのonMouse反応が追従していない問題を修正
    クリックしたときの範囲チェックは、従来から正常です
ver.2011.03.11
■機能追加 ■仕様変更 ■バグ修正
  • メッセージリンクに画像表示を追加
    サブルーチンに移行することなくビルボードを作成して表示します。 語句の説明などに利用することを前提に設計されています。
  • 編集ビューを開いている際の文字列検索にCOMMENTGROUPが引っかからない問題を修正
     ただし行数はすべてコメントグループのものになるためジャンプしてもコメントグループ行に移動する。
ver.2011.03.10
■機能追加 ■仕様変更 ■バグ修正
  • 演出ブロックコマンドを追加
    制御構造 - 演出ブロック - 開始、および、- 終了 で挟まれた区間を演出ブロックとして定義します。 演出ブロックとは、一連の演出が行われていることを示すブロックです。例えば、
    1. 1.画像の拡大A開始
    2. 2.効果音の再生
    3. 3.画像の拡大A停止待ち
    という演出があるとします。
    ExHIIBTは、2の効果音再生中にキーが入力された場合、その効果音再生を打ち切って次に処理を進めますが、3でまた待ちが発生します。
    もちろんこれもキー入力でスキップできますが、ユーザーとしては、一連の演出は1回のクリックでスキップできると認識している場合が多く、 こういった組み合わせが増えるほど、スキップができないと勘違いすることがあります。そこで、
    1. α.演出ブロックの開始
    2. 1.画像の拡大A開始
    3. 2.効果音の再生
    4. 3.画像の拡大A停止待ち
    5. β.演出ブロックの停止
    とすることで、1〜3を一連のシナリオであるとシステムに認識させることが出来ます。
    具体的には、1〜3のどこで(スキップのための)キー入力が行われても、自動的にβの次の行に処理が移ります。 複合演出で、スキップが問題になりそうなものは囲って下さい。
    なお、こういう性質のコマンドなので、αとβの間にメッセージを入れるとスキップされて読めなくなるのでご注意下さい。
    一般的に、αとβの間には、自動で進むコマンドのみを記述し、選択肢やメッセージ出力やブロック定義は入れるべきではありません。 (途中のブロックへジャンプしてきたとき困るから) αとβ内だけで完結するブロックは入れても問題ありませんが、そこがセーブエントリーになるようなことは避けて下さい。
    サブルーチン呼び出しは(呼びだし先の処理が上記に抵触しなければ)問題ありません。
  • sketch:字下げの背景色を定義できるよう修正
    sketch.configuration に、次の行を加えて下さい。色は16進数で0xRRGGBBです。
    color.bg.tab = 0xD8E8FF, 0xC8D8FF, 0xA8B8E0, 0x8898D0, 0x98A8C0, 0x8898C0, 0x7888B8, 0x6878B0, 0x5868AF, 0x48589F, 0x40488F, 0x40407F, 0x40406F, 0x40405F, 0x40404F, 0x404040
    この指定は、字下げ無し,字下げ1段目,....,字下げ15段目までの背景色を指定します。指定がなければ従来通りのデフォルトカラーが使われます。
ver.2011.03.07
■機能追加 ■仕様変更 ■バグ修正
  • screenplayUty.exeの出力IDを要望により、6桁->5桁に変更
  • sketch:台本出力。先頭の数字を5桁にする。他、大改造
ver.2011.02.08
■機能追加 ■仕様変更 ■バグ修正
履歴更新が無かったので、まとめて行います。大きな変更点は次の通りです。
・一括エラーチェックが追加されました。
・コントロールオブジェクトの個数が12->16へ拡張されました。
・セーブコメントにマクロが利用できるようになりました。
・デフォルトのセーブコメントを指定できるようになりました。
・同時キャラ登場数が6体に拡張されました。
・100000を超える音声IDが取り扱えるようになりました。

2010/02/08
  • メッセージエリア毎に禁則文字列を定義できるUIを追加
    action264です。
  • sketch:登場キャラの列挙の修正と追加
    一括登場の調査が行われていなかったバグを修正
    イベントレイヤー作成の調査も行うように修正
  • sketch:ブロックをまたぐ非同期演出検出のバグ修正
    CMD_EXECCOLORFILTERの同期的動作と非同期的動作を逆に判定していた。
  • sketch:エラーチェックを拡張
    エラーチェックを禁止するノード指定を行えるようにした。
    主にtitleなどエラーチェックに無駄に引っかかるノード用。
2011/01/25
  • 選択アイテムのポイントメッセージに明示的な改行を利用できるようにした
    表記は\nです。
2010/12/01
  • ExHIBIT.exeのUAC回りのメッセージを変更
    VISTA / 7に対応したメッセージに修正した。併せて使われるダイアログ等も統一した。
2010/11/26
  • 音声(v)を効果音扱いで再生する際、キャラ音声として出力をチェックのバグ修正
    sketchの効果音再生コマンドで、一度チェックしてOKを押すと再編集時にチェックを外してもずっとチェックされた状態になる問題を修正。
  • 音声(v)を効果音扱いで再生する際に消音指定が反映されていなかったのを修正
    現在の音声の設定反映状況を以下にまとめておきます。
    ・action259 履歴用再生アクション。現在のメッセージを再生する。
      音量:各キャラの設定が適用される。
      消音:無視
    ・twitter からの音声再生
      どのキャラの音声かが分からないため
      音量:無視。144/256 固定
      消音:無視
    ・効果音再生コマンド
      キャラ音声として再生した場合は、音量・消音ともそのキャラの設定が適用される。
      そうでない場合は、音量・消音とも効果音の設定が適用される。
    ・音再生コマンド(現状らのべえでだけ利用されている)
      (旧効果音再生コマンドと同様)
      音量:効果音の設定が適用される。
      消音:無視
    ・履歴表示中のユーザー指定音声の再生
      音量:対象キャラ設定
      消音:無視
  • FCVSurfaceGroup::drawNumber()の刷新
    より高機能なものに置き換えた。
    多分大丈夫だと思うが、しばらくは数字を描画するところに問題がないか注意して下さい。
2010/11/22
  • 音楽再生のループ指定を間接参照できるようにした
    音楽モード対策
  • 選択アイテムコントロールコマンドにレイヤーの強制更新フラグを追加
    タイミングによって更新されないボタン等が発生した場合に利用します。
2010/11/19
  • Action344 に mode:4 を追加
    ローカルフラグ24/25 にしたがって、選択時のskip/autoボタンをシミュレートし変更します。
    選択実行時にコントロールの操作を行えるようになったため、skipやautoを無効にして呼びだす可能性がありますが、 それには、選択肢内で自動でskip/autoの停止・スルー処理を行っても、無効なオブジェクトがそれを無視してしまう危険があります。
    それを回避するために、このコマンドを利用して、コントロールを無効にする前に選択肢内で行われる処理をシミュレートして変更してやるわけです。
  • 選択肢における skip / auto 動作の整理
    対象は標準選択肢と、選択アイテムによる選択のいずれかです。
    一般に、既読チェックが有効になっている場合
    1.既読メッセージ
    2.演出
    3.未読メッセージ
    とあった場合、当然2の演出はスキップされます。
    これはセーブがメッセージ単位で行われるため合理的です。 したがって、
    1.既読メッセージ
    2.選択
    3.演出
    4.未読メッセージ
    となっている場合、通常選択がスキップに何も影響を与えないモードでは3の演出はスキップされます。理由は先の通りです。
    ところがこれは、CTRL押下でスキップして来た場合問題なります。
    現在、2でCTRLの押下をやめても、システムは次のメッセージまでスキップ中であると認識して、3が飛ばされてしまいます。 これは3の演出によっては奇妙な印象を与える可能性があるため、新版では、CTRL押下による強制スキップで2まで来たとき、その時点で
    ・コントロールによる既読スキップ状態だった
     →3は飛ばされる
    ・コントロールによる未読スキップ状態だった
     →3は飛ばされる
    ・コントロールはスキップ状態ではなかった
     →3は飛ばされない
    に動作が変更されました。
    大部分は問題にならないと思いますが、選択アイテムによる選択が対象にされたため、タイトル画面等で妙な動作がありましたらご連絡下さい。
2010/11/18
  • セーブコメントにマクロを利用できるよう修正
    セーブコメント内に、次の文字が利用できます。
    $b :ブロックIDに置換されます
    $s :シナリオ名(*.rldの*の部分)に置換されます
  • セーブコメントが定義されていないブロックにデフォルトコメントを設定する機能を追加
    Action262で設定します。もちろん上記マクロも利用できます。
    Action262で設定されたデフォルトコメントは、そのRSD内だけで有効です。つまり、次の時点で変更または消去されます。
    ・再びAction262が実行されたとき(変更)
    ・シナリオの変更コマンドで、実際に変更されたとき(消去)
    ・タイトルへ戻る/ゲーム終了/強制終了時/(消去)
    ・ロード時(セーブ時のデータに変更)
  • 未定義のセーブコメントの変更
    従来、未定義のセーブコメントには * が表示されていましたが、これを空欄にしました。
    現在この表記が適用されるのは、デフォルトセーブコメントが未定義で、かつブロックセーブコメントが定義されていないときです。
2010/11/11
  • エラーの一括チェックに「その他」項目を追加
    現在、次のエラーを検出します。
    ・Action344(コントロールプロパティの操作)のエラー検出
    ・Acrion345(レイヤープロパティの保存/復帰)のエラー検出
  • RSDの終端でのエラー検出を有効にした の追加
  • 仮想レイヤーIDの再構築
    sketch / ExHIBIT の利用上、変更しなければならない点はありません。
    キャラブロックの増加に伴い追加された領域がレイヤー指定から選択できなかったためUIを追加。 それにあわせて、番号が適当だった各領域の範囲を示す仮想レイヤーIDを整理して再構築した。
    なお、古い番号もそのまま利用できるので、後方互換性は維持されています。 併せて、シーンの終了コマンドに、総合的な後始末を追加して、沢山チェックしなくても済むように変更した。
  • シーンの終了コマンドに、総合的な後始末を追加した
    PCのスペックも上がっているので、無駄に全部チェックしてもいいかなと‥‥ラクだし^^;;
    きちんと処理したい場合は、今まで同様必要なものだけチェックして下さい。
2010/11/10
  • Action344 の追加
    任意のコントロールの操作を行います。
    選択肢表示時に、コントロールのセーブやロードボタンは残したいけれど他は隠したいとき等に利用します。 このActionで状態を変更したコントロールは、変更中に「ロード」や「タイトルへ戻る」が発生しても問題が起こりません。
  • Action345 の追加
    任意のレイヤーの位置を保存/復帰します
    このアクションで保存されたレイヤーは、保存中にロードやタイトルへ戻るが発生しても保存時の位置に自動復帰してから、ロードやタイトルへ戻るを実行するようになります。 メッセージウィンドウの位置を一時的に移動させる場合、移動前にこのアクションで状態を保存することで、移動中にロードやタイトルへ戻るが発生しても、 元の位置に復帰させてからそれらの処理を実行します。
    選択肢表示時に、メッセージウィンドウを隠したいとき等に利用します。
2010/11/06
  • 一括したエラーチェック機能を提供。併せてエラー処理メニューを独立
    個別チェックでは手間がかかるため、一括して簡単にエラーチェックが行えるようにしました。 今まで以上に気軽にチェックして下さい。
  • メッセージ関連の調査も分かりにくかったのでわかりやすいダイアログに変更
  • メッセージIDの割り付け時に、使われていないIDを検出してそれを再割り付けする機能を追加
    歯抜け部分を再割り付けするため連番にならない場合があります。 通常は、従来の最大値からの割り付けをご利用下さい。
  • 音声IDの検出についてのご注意
    音声IDの検出は「出力禁止されたメッセージコマンドも検出対象」になっています。
    これは、台本化を複数に分けてやった場合、先に行った台本化内でに存在した音声を演出中にコメントアウトした場合、 そのメッセージIDが後に行った台本化内で再利用されると面倒な問題が発生するためです。
    もし再利用された場合、先にコメントアウトをしたメッセージを復活させると、その部分の音声は、後から収録したものになってバグになります。 また、音声IDのキャラ別分類は、キャラクターIDによって行われています。
    従って、ほかのゲームからコピペして出力禁止した場合、数が正しく検出されません。 そういうコピペは、独立したノードに行って、検出時にはそのノードをプロジェクトから削除するか、コピペ時にメッセージIDを初期化(-1)して下さい。
  • 100000を超える音声IDの取り扱いについて
    10進数で6桁を超える音声ID音声の取り扱いに対応した。
    実際のファイル格納場所は、音声IDをidとすると、v\id/1000\id.v という今までと同じルールの位置です。 なお、0-99999までは、id/1000のフォルダ名が必ず2桁になり、id.vのidが必ず5桁になっていましたが、 6桁以上は、可変桁数になります。アーカイブにも対応しています。
    もっともこの対応は、ExHIBITでの実行に対する拡張だけなので、台本出力等は現在6桁に対応していません。 将来的に10万ワードを超える作品が作られた場合の予備的拡張なので、現時点では5桁内に収めてください。
  • ナンバリング時にエラーが出たとき、その回のナンバリングを任意に有効に出来るよう修正
    ナンバリングした結果、99999を超えるようなものが登場した場合、元に戻したい場合があるため。
ver.2010.11.01
■機能追加 ■仕様変更 ■バグ修正
このバージョンから、取り扱えるコントロールオブジェクトの個数が12個から16個に増加しました。
そのため、このバージョンのsketchを利用する場合は、必ず同じバージョン以降のExHIBITをご利用下さい。
  • sketchの細かな問題修正
    修正された問題は次の通りです。
    ・シナリオ移動コマンドの初期表示時、どのラジオボタンも選択されていない問題を修正
    ・ドロップして画像を作成する際、drawCache フォルダがなくても落ちないよう修正
    ・新規プロジェクト作成時 project/ide/data/layout/title.rnfのサンプルを作成するよう変更
    ・キャラの退場コマンドで手法にトランジションを選択したとき、具体的なトランジションを指定しなくても実行できる問題を修正
  • コントロールの動的作成/破棄のUIを追加
    def.rsdで設定する、メッセージフレーム上の静的なコントロール以外に、 その場で作成し、破棄できる動的なコントロールを実装しました。 コントロールの定義コマンドのオプションに「動的作成」チェックボックスが作られています。
    動的に作成したコントロールは、作成した時点で表示され、破棄した時点で消去されます。
    主に、ある動作を実行する選択肢を特定の期間中表示しておきたい場合に利用します。
    例1)なんらかの説明中、その説明が書かれたURLへ飛ぶボタンを表示しておきたい
    例2)逆転裁判の「異議あり!」と突っ込みを入れるボタンを作りたい
    併せてコントロールIDが、0-11から、0-15に拡張されています。
    また、動的コントロールの追加に伴い、コントロールのアクション指定UIが変更されました。 従来は引数にp0-p3までの数値しか与えられないサブセット版でしたが、文字列を与える必要が出来たため、フルセット版に変更されています。Actionコマンドと同じパラメータが設定できます。
    なお、現時点でセーブロードに対応していませんが、早急に対応する予定があります。 復帰を自前で行うと、それ以降の互換性を損なう可能性がありますので、現時点ではブロックをまたがないようにご利用下さい
  • ACTION 261 の追加
    指定URLをブラウザで表示するアクションです。
    従来は、ExHIIBTコマンドで利用されていましたが、開発者が作成するUIに割り付ける必要が発生したのでアクション化されました。
ver.2010.10.20
■機能追加 ■仕様変更 ■バグ修正
  • 各種アクションの追加
    アクションコマンドが結構な数になったため、一覧を別のページに作成します。
    アクションとして定義されているものは、シナリオ上でアクションコマンドにより単独利用するほか、あらゆるボタンやUIの入力結果に、その機能を利用できます。
  • layout.rnfの文字指定部分に「標準ゴシック」「標準明朝」表記を追加
    標準ゴシック指定は、VISTA以降だとメイリオに、XP以前だとMS(p)ゴシックに置き換わります。pになるかどうかはプロポーショナル/フィクスト指定次第です。
    標準明朝指定は、OSのバージョンにかかわらず、MS(p)明朝に置き換わります。pになるかどうかはプロポーショナル/フィクスト指定次第です。
  • 音楽の任意位置へのループを定義するUIを追加
    音楽再生コマンド中に、任意位置からの再生開始と、任意位置をループ始点にする設定を追加しました。 イントロ付きの曲でご利用下さい。なお指定する単位はサンプル数です。
    tick数とも呼ばれる値で、44100Hzの音楽データなら、44100サンプル=1秒となります。 大抵のサウンドエディタには、この単位で表示する機能がついていますので、その数値をそのままご利用下さい。
ver.2010.4.22 - 2010.10.19
■機能追加 ■仕様変更 ■バグ修正
  • courier:に仮想ドライブからの実行を防ぐ機能を追加
  • インストーラーなしでインストールされた実行ファイルの実行を防ぐ機能を追加
  • セーブロード抑制時のコントロールのコントロール
    replay.rsdとexitReplayのアクションのパラメータを変更する必要がある。
    extra.rsd にもaction151があるので注意。そちらは削除しても良いし、そちらにまとめてもよい。
  • ウィンドウのサイズ変更時原寸にフィットするようにした
    ExHIBIT.ini の FIT=0 で従来通り。
    FIT=1以上で、±FITの範囲だとフィッティングが発生する。32くらいが妥当な感じ。
    なお、config.rnfの保存値と原寸からの差がFIT以下の場合、起動時に原寸に補正されます。
  • ウィンドウの設定が、毎回DPMODEに従って初期化されているバグを修正
    初回実行時、config.rnfのwincnf?指定がない場合だけ初期化するよう変更。
  • ローカライズ時、CREGを保護対象にする(ver.2010.5.25 rev.0以降)
    ->DWORD ImageEdit::calcIniValue() const を修正
  • 各種設定を[setting] FLAGS にまとめる(ver.2010.5.25 rev.0以降)
    FLAGS指定がある場合、[option] record は無視される。
    ない場合は従来通り。
ver.2010.4.22
■機能追加 ■仕様変更 ■バグ修正
  • 環境音声をGRPアーカイブに対応させた
    環境音声にvファイルを指定した場合、GPRアーカイブに未対応だったのを対応させた。
ver.2010.4.10
■機能追加 ■仕様変更 ■バグ修正
  • メッセージウィンドウ消去時のskip/auto状態を保存するよう変更
    メッセージウィンドウを表示すると復帰します。
    ただし、右クリックで消去した場合、右クリックがどちらもキャンセルした後消去が呼び出されるため、両方キャンセルされるように見えます。 xボタンやキーボードで消去した場合は、保存/復帰されます。
  • メッセージウィンドウ消去時にガジェット領域を消去する設定の追加
    ローカルフラグの26番を1にすると、メッセージウィンドウ消去時に、ガジェット領域も同時に消去します。
    ローカルフラグは、Action340で設定できます。
  • コントロールに関連づけるポップアップの座標指定に相対座標を追加
    相対座標指定を行うと、コントロールを移動させてポップアップが追従するようになります。
  • 編集ビューのβテストメニューに、「遅延ビルボードレイヤーの再利用チェック」を追加
    ビルボードコマンドで遅延消去指定を行ったレイヤーが、その後再利用されているかどうかを調べます。 再利用されている場合は、直前にActionコマンドのID:255を配置して、遅延ビルボードの後始末を行わなければ、 遅延時間が経過したとき再利用されたレイヤーが消去される可能性があります。
    本来遅延消去は、ゲームとは無関係のタイミングで表示される、通知レイヤー等を表示するためのもので、 専用のレイヤーを利用することを前提として設計されています。
ver.2010.4.8
■機能追加 ■仕様変更 ■バグ修正
  • DLTマスクによるイベント描画時、スキップが無視されていたのを修正
    ロード時のスキップは行われていました。
    処理されていなかったのは、いわゆる既読/未読スキップです。
  • レイヤーの移動コマンドに、標準特殊表記が利用できるように変更
    標準FIXED値(-12345)、標準センタリング値(-12346)が利用できます。
    ただし、相対座標指定の場合は利用できません。単純にその数値として取り扱われます。
  • レイヤーのぼかしフィルタの適用順序を変更
    従来は、αチャンネルの追加と同時に指定された場合、最初にαチャンネルを適用した後ぼかしフィルタを適用していた。 これだと、αチャンネルを0フィルしたとき、開発者が期待する画像が得られない場合が多いため、 まずぼかしフィルタを適用した後、αチャンネルを作成するよう変更した。
  • ビルボード作成のスナップショットにαチャンネル描画を追加
    従来、-1.0-600 等としていたスナップショットの指定に、αチャンネル描画記述を追加した。
    例えば、-1.1003;1003 とすると、レイヤーには-1.1003のスナップショットが作られ、 そのαチャンネルに、1003のαチャンネルが現在位置のまま描画されます。 αチャンネル指定は1レイヤーでなければなりません。
    立ちキャラを初めとするα付きフルカラーレイヤー上の画像にぼかしフィルタを適用すると、αの外の色に応じて 縁が汚れてしまうため、スナップショットで合成後の画像に対象レイヤーのαチャンネルだけを適用することで 比較的美しいぼけ画像を得る目的で作られました。
  • メッセージフレームの設定の処理を変更
    時間0ですでに表示されているメッセージフレームを別のIDのものに変更する際、 消去->表示の間画面の更新を行わないように変更しました。 一瞬で変更されたように見えますが、なめらかに動き続けている画面上で行うと、変更時に画面の更新が一瞬躓くように見える場合があります。
  • windows7の変なビデオデバイスに対応
    初回実行時に一度も初期設定されていないモニタに対して初期値でフルスクリーンを行うと変になるデバイスに対応。 初期値を変形有りとして取り扱うか、なしとして取り扱うかは、従来通りDPMODEで設定して下さい。
ver.2010.4.7
■機能追加 ■仕様変更 ■バグ修正
  • メッセージウィンドウの透明度を変更するスライダーコントロールの追加
    定義方法は、通常のコントロールボタンと同じです。 選択アイテムがスライダー(FCLSIHSlider3)になり、左クリック時のアクションに Action254 を利用します。
    メッセージウィンドウ背景の透明度は、%指定で行われ、指定した%がすべてのメッセージウィンドウのデフォルトの透明度に対して適用されます。
ver.2010.4.3
■機能追加 ■仕様変更 ■バグ修正
  • clipper作成のレイヤー指定にキャラレイヤー指定を行った場合の動作を変更
    従来は、開始終了の両方に1003を指定すると、「登場している3番キャラが実際に利用しているレイヤー」に対してクリッパーが作成されていました。
    これを、「登場している3番キャラが同一ブロック上で利用する可能性のあるレイヤー」に変更しました。つまり、同一ブロックID上でボディ替えを行った場合も引き続きクリッパーが適用されるようになります。
    同様に、2000番台(立絵描画用オブジェクトID+2000)を利用した場合、その立絵描画用オブジェクトが使用するレイヤー全てが対象になり、あたかも1枚のレイヤーのように利用できるようになっています。
  • メッセージにユーザー任意のフォントを指定するUIを追加
    主にコンフィグで利用するため、アクションID 252 が拡張されました。
    S0=N,orgFontName1,orgFontName2,...,orgFontNameN,newFontName
    という書式が追加されています。 newFontNameに * を指定することで、フォント選択のダイアログが開き、ユーザーに任意のフォントを指定させることができます。
    例:S0=2,MS Pゴシック,メイリオ,*(MS Pゴシックとメイリオの2つのフォントを、任意のフォントに置き換えます)
  • ルビ専用文字フォントの設定
    従来は指定されたメッセージフォントでルビを表示していましたが、ユーザーが文字フォントを変更できるUIが追加されたため、ルビのフォントを見やすいものに固定するアクションが追加されました。 アクションIDは253です。p0=0で設定、p0=1で解除、S0=フォント名(MS UI Gothic等)となります。
  • rnfによる画面作成に初期描画記述を追加
    layer.lid.draw.id=condition,fname,lidTarget,dx,dy
    で、lid が作成されるとき、conditionが真なら、fnameをlidTargetのdx,dyに描画します。もちろんlid==lidTargetでも構いません。また、この描画は全てのレイヤー作成が終了した後行われることが保証されています。
    キャラに付属した情報(例えばシステム音声等)を設定できる場合、現在選択されているキャラの絵を画面に表示したいといった要求が発生します。主にそういう時に利用します。
  • rnfによるバックログ表示時のシステム音声を修正
    従来は「タイトルへ戻る」用の音声が再生されていました。
    なお、rnfを利用しないタイプ(従来タイプ)は正常に設定されていましたので無関係です。
ver.2010.3.11
■機能追加 ■仕様変更 ■バグ修正
  • 立ちキャラ画像をレイヤーに表示するコマンドの追加
    単に画像データを立ちキャラ設定に従ってレイヤーに表示するだけのコマンドです。
    「登場」と違い、描画されたものをシステムが立ちキャラと見なしません。その代わり単なる画像ですので、どこにでもいくつでも表示できます。
  • メッセージガジェットの枚数を増やした
    4枚から9枚に増やしました。
    主に、メッセージウィンドウの上に表示される顔を立ちキャラで実装するための措置です。
  • シーンフェードアウトで、メッセージガジェットの後始末を可能にした
    メッセージガジェットの追加に伴い、シーンフェードアウトで後始末が出来るよう拡張されました。
  • キャラの退場系コマンドに立絵描画レイヤーの後始末を追加
    キャラの退場と共に、立絵を描画したレイヤーも後始末します。
    原理上、SNAPSHOT系の退場に利用すると表示が乱れる場合がありますので、SNAPSHOT系の退場には利用しない方がよいでしょう。
ver.2010.3.3
■機能追加 ■仕様変更 ■バグ修正
  • 立ちキャラ登場数の拡張
    最大登場人数が5→6キャラ。
    最大登場ブロックが4→5ブロックに拡張されました。
  • sketch: ボディ選択やフェース選択のUIを一新
    より選択しやすく改良しました。
    一覧から選択可能な最大顔枚数は42枚。最大体数は77体です。
ver.2010.2.27
■機能追加 ■仕様変更 ■バグ修正
  • sketch: ダイアログの位置クリッピング時に、タスクバーの領域を除外するよう修正
    ダイアログがタスクバーをよけて表示されます。
  • sketch: 立ちキャラ選択時、同一ブロックのボディ参照を追加
    フィルタ無し時に、ワンコマンドで、同一ブロックに属するボディだけを一覧できます。 フィルタが指定されている場合は、従来のボディ一覧と同じです。
  • sketch: ブロックをまたぐ非同期演出の検出の細かなバグを修正
  • sketch: エラーチェックにブロックをまたぐレイヤーの検出を追加
    ツール(T) - エラーチェック(H) - ブロックをまたぐレイヤーの検出 (Y)
    で実行できます。 なお、以前から編集ビューでLキーを押すとその時点におけるビルボードのリストが出力されます。(ラインステータスの表示)
ver.2010.2.26
■機能追加 ■仕様変更 ■バグ修正
  • sketch: イベントレイヤー破棄コマンドの問題修正
    「キャラを登場させる」にチェックを入れて決定後、再編集したとき、入力されていないキャラのチェックボックスが有効にならない問題を修正。
  • sketch: キャラ退場コマンドの問題修正
    新規にコマンドを作成した場合、設定する必要のある項目を、予め標準の値で設定するよう修正。
  • sketch: ダイアログの配置補正のルール変更
    タスクバーなどの領域を配置可能領域から除外した。
  • sketch: 立ちキャラ選択のフィルタ復帰ルールを始めとするルールの変更
    シンプルなルールに変更。更新点は、次の通りです。
    1. すでに設定されている場合はそのブロックが含まれるフィルタがONになる。
    2. フィルタをオフにしたとき、選択されているボディと同じブロックのリスト背景色を変更する。
    3. フィルタをオフにした場合、従来のボディ選択は全てのボディを列挙していましたが、現在選択されているボディと 同じブロックのものだけを列挙するボタンを追加(ボディ選択ボタンの右にある小さな「...」と書かれたボタンです) 大抵の状態ではこのボタンを押すことになるでしょう。(サイズ違いは通常リストビューの方で選択するから)
    4. フィルタが変更された場合ボディ表示をリセットする。その時点で表示されていたボディが表示可能なフィルタが選択された場合ボディ表示を復活させる。
ver.2010.2.23
■機能追加 ■仕様変更 ■バグ修正
  • メッセージ中にレジスタの参照を書けるように拡張
    書式は、《V:reg:digit:fig:fillChar》
    reg: 対象の表記。R1000とかS25とかL2など。Tも利用できます。
    digit: 何進数で表記するか。通常は10。
    fig:何桁で表記するか。0だと数値に併せて桁数が変わる。通常は0。
    fillChar:桁数指定時、足りない部分を埋める文字の指定。半角1文字。
    例:《V:R1001:10:4:0》→R1001が128なら、0128 と表示されます。
    ただし現在の所キャッシュに対応していないため直前のブロックの時点の値を取り出します。
  • sketch: キャラの顔選択ダイアログを一新
    選択したボディの大きさがよく分からない問題や、同一ブロックを探しにくい問題や、ほんの少ししか違わない顔を選択しづらい問題に対処しました。
  • sketch: イベントレイヤー作成コマンドの問題修正
    「レイヤー上にイベント画面を作成する」のソースにファイル名を指定した場合、ソース領域指定時、POSITの背景にその画像が読み込まれない問題を修正。
  • rev.1 sketch: キャラ選択コンボボックスのリスト変更
    立ちキャラが必要な部分では、立ちキャラを持ったものだけリストするよう変更しました。
ver.2010.2.5
■機能追加 ■仕様変更 ■バグ修正
  • メッセージウィンドウの入力透過に伴って右クリック消去を変更
    メッセージウィンドウを入力透過で作成するようになったため、メッセージウィンドウの右クリックが認識できなくなり、 右クリックによるウィンドウ消去が行われなくなっていたのを、行われるように修正しました。
  • パレット変更コマンドの追加
    8ビットレイヤーのパレットを入れ替えるコマンドが追加されました。
    「レイヤー演出」-「色処理」-「パレット変更の〜」で実行できます。
  • コマンドパレットの配置を整理しました
    一部配置が変更されています。
  • レイヤーの破棄をトランジション付きで行った場合のキースキップ追加
    レイヤーの破棄をトランジション付きで行った場合、キー入力でスキップできなかったのを出来るようにした。
  • キャラ退場コマンドの手法を整理した
    一部表記が変更されています。
  • レイヤーフィルタコマンドでlid==-1の動作を修正
    lid==-1の場合、クリップ準備領域が対象になっていた(バグです)ため画面が更新されませんでした。 -1の場合はイベント画面が、-2の場合クリップ準備領域が対象になるよう修正しました。
  • ロード時の非同期音再生処理を追加
    従来行単位ロードを利用すると、非同期の音再生が再生されている部分で実際に音の再生が行われていたため、 ぶつ切りの音が聞こえる問題があったのを修正。
    ロード中は音の再生が行われないため、ブロックを音のために入れなくて良くなりました。
  • サーフェース間コピーコマンドの追加
    あらゆるサーフェース間でコピー&フィルタ操作を行うためのコピーコマンドを追加。
    非常に複雑になっているため全組み合わせのテストが行われていません。おかしい組み合わせがあればご連絡下さい。
  • システムメニューにメニューを追加するアプリとの相性問題を修正
    ExHIBIT.exeとシステムメニューにメニューを追加するタイプのアプリケーションと同時に使用すると、 ExHIBITのシステムメニュー内のポップアップメニューの有効/無効が誤動作する問題に対処しました。
ver.2010.1.22
■機能追加 ■仕様変更 ■バグ修正
  • イベントレイヤー作成の背景に0xRRGGBB指定を追加
    CGID指定部分に、0xRRGGBB と16進6桁で記述すると、カラー指定になります。 また、グレースケール内の色ならば、0〜255を指定してもOKです。
    例:白 0xFFFFFF、赤 0xFF0000、黒 0 or 0x000000
  • イベントレイヤー作成時にキャラの退場指定を追加
    全キャラの一括退場もあります。
  • メッセージリンク機能を実装
    新描画方法を利用したメッセージオブジェクト内でも、リンクが利用できるようになりました。縦書き横書きとも対応しています。
  • 「イベントレイヤー作成」「ビルボード破棄」のトランジション表示を拡張
    イベントレイヤーのトランジション表示は、イベント画面の性格上αチャンネル付きの画像に対応していませんでしたが、 αチャンネル付きの画像もトランジションを適用して表示できるように拡張しました。ビルボード破棄時も同様です。
    αチャンネル付きの場合、テスト実装なので最適化が行われていませんが用途上特に問題は無いと思います。
ver.2010.1.20
■機能追加 ■仕様変更 ■バグ修正
  • イベントレイヤー作成コマンドのバグ修正
    sketch側で、カバー等を利用しない設定にすると、再編集時に項目がずれる問題を修正。
  • レイヤーの作成/破棄にマスク画像を用いたトランジションを追加
    レイヤーの破棄時にマスク画像を用いたトランジションを利用できるようにした。
    ビルボードの作成時にマスク画像を用いたトランジションを利用できるようにした。
  • プロジェクト内の実行ファイルをアップデートするメニューを追加
    ツール - アップデート - プロジェクト内の実行ファイル
  • 文字列選択アイテムのインデントに負の値を利用可能にした
    メイリオ等のフォントの上のスペースがフォント内に含まれている文字対策。
  • mpgを同じ大きさのレイヤー上に表示したとき、サイズによっては落ちる問題を修正
    高速化が徒になって1バイト余計にアクセスする部分があった。 対象は、動画と同じサイズの24ビットサーフェースで、動画も24ビット画像である場合。
  • mpg動画のコントロールコマンドを拡張
    自然終了した場合の動作を、pause/stopから選択できるようにした。
    開発当初はpauseだったが、pauseではwait時に終了通知が来ないため、stopに変更されていたが、 静止画と動画を混在させた演出の再、いちいち再スタートさせるのがとても面倒なため、 コントロール時に、pauseにするかstopにするかを選択できるように変更した。
  • メッセージ背景/文字表示レイヤーを入力透過で作成するよう変更
    メッセージ背景の上に直接選択アイテムを関連づけた場合問題になるが、現状コントロールは独立しているから大丈夫だろう。 直接関連づけたタイトルが登場するようなら、入力透過の有無をメッセージフレームの定義に付けることになるだろう。
ver.2010.1.1 rev.0
■機能追加 ■仕様変更 ■バグ修正
  • イベントレイヤー作成/破棄コマンドの追加
    画像からフルカラーレイヤーを作成することと、キャラを表示することと、それらをスナップショットで表示することを、 同時に行うためのコマンドです。主に立ち演出時、一時的な顔のアップに使われることが多いため、 CMD_FACEUP/CMD_EXITFACEUP という名称がつけられています。
  • ラインステータスの表示を一新
    キャラの位置等を、よりわかりやすくした。
  • 位置指定がn/aのキャラ表示コマンドを薄い文字で表示するようにした
    キャラ表示コマンドをコピペしたとき、位置指定有りのコマンドを貼り付けたことに気がつかず、 あとで位置変更をしようとしたとき困ることがあるので、一目で区別できるようにしました。
  • 立ちキャラの顔選択ダイアログに拡大縮小できるプレビューを追加
    サムネールだけでは見辛い場合があるため、オンマウスで拡大表示するプレビューを表示するようにしました。 プレビューは、顔の右クリックでshow/hideできます。
    また、選択されているボディのサイズと、Y座標補正値を表示するようにしました。 同じ大きさで補正値だけが違う立ちの選択をスムーズに行えるようになります。
    他にも、利用されていないブロックIDは表示しない等の機能が追加されています。
ver.2009.12.1 rev.0
■機能追加 ■仕様変更 ■バグ修正
  • ビルボードの作成コマンドのmonotone指定を正常にした
    RRGGBB指定が正しい指定ですが、COLORREF指定(BBGGRR)として取り扱われていました。 従って従来仕様で正しく表示されるように調整されたコードがある場合、赤と青が逆になるのでアップデートする場合はご注意下さい。
  • ムービー(mpg系)の停止まちコマンドがエンバグしていたのを修正
    ver.1.82で操作関連が大幅拡張されたときにエンバグしていました。 ループでない音無ムービーを再生したとき、終端でSTOPではなくPAUSEが返るように修正されていたため、終端が通知されなくなっていましたが、 キー入力で次へ進むため問題になりませんでした。