描画フィルタについて
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§操作
  プロジェクトエディタ
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§解説
  RSD/RLD
  演出の再利用
  オブジェクトID一覧
  キャラの名前
  キャラ作成用画像
  キャラの表示位置
  選択アイテムの返値
  デバッグ手法
  描画フィルタ
  フォントの設定
  プロジェクト設定項目一覧
  ブロック
  ボリューム
  リソースIDとファイル
  レイヤー構造詳細
  レジスタの利用状況

§各種フォーマット
  色/RRGGBB形式
  標準シナリオ書式
  標準立ち位置指定
  標準透明度指定
  標準透明色指定
  標準補間指定
  標準条件判断書式
  標準「式」書式
  標準アニメシーケンス
   
■概要
ここでは、描画の際に用いられる、pre-filterとpost-filterの違いと、各フィルタの詳細を説明します。
 
■filterの種類と実際の描画手順
filterには、次の2種類があります。
pre-filter   描画ソースに対して直接適用されるフィルタで、拡大縮小ワークにも影響を与えます。
post-filter   描画ソースを指定に従って画面に表示した後、画面に対して適用されるフィルタで、拡大縮小ワークには影響を与えません。
実際の描画手順は、次の通りです。
1. ファイルを拡大縮小ワーク(以下単にワークと呼ぶ)に展開する。
2. pre-filter があるばあい、ワークに対してpre-filterを適用する。
3. クリップ指定(転送元指定)がある場合、クリップされる。ここで実際の表示画面の大きさになる。
4. クリップ準備がチェックされていなければ、ここでワークが解放される。
5. 3でクリップされた画像に対して、post-ilterが適用される。
6. 5の結果が描画される。
従って、クリップした画像を左右反転させた場合、クリップ準備を行っても、ワークに格納されている画像は左右反転されていません。
 
■描画フィルタ一覧
フィルタ名   種類   説明
モノトーン   pre   グレーまたはセピア化します
ぼかし   pre   強・弱のぼかしをかけます
上下反転   pre   画像の上下を反転させます
左右反転   pre   画像の左右を反転させます
左90度回転   pre   画像を反時計回りに90度回転させます
右90度回転   pre   画像を時計回りに90度回転させます
         
上下反転   post   画像の上下を反転させます
左右反転   post   画像の左右を反転させます