選択アイテム入力の実行について
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§操作
  プロジェクトエディタ
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  演出の再利用
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  デバッグ手法
  描画フィルタ
  フォントの設定
  プロジェクト設定項目一覧
  ブロック
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  レイヤー構造詳細
  レジスタの利用状況

§各種フォーマット
  色/RRGGBB形式
  標準シナリオ書式
  標準立ち位置指定
  標準透明度指定
  標準透明色指定
  標準補間指定
  標準条件判断書式
  標準「式」書式
  標準アニメシーケンス
   
■概要
ここでは、選択アイテム入力を実行した場合の情報について説明しています。
 
■返値
何かの入力があると、返値を返します。この値には次のものがあります。
なお、返されるレイヤーIDは、sketch上の仮想LIDではなく、ExHIBITで実際に利用されている値です。詳しくは、このページ下部の「注5」をご覧ください。
返値   意味
-2   タイムアウトしました
-1   右クリック/ESCでキャンセルされました
0   何もない場所が左クリックされました
1-255   選択アイテムがある場所が左クリックされました。戻り値は選択アイテムのIDです。
同じIDが複数のレイヤーに登録されている場合、レイヤーを受け取って、そちらとあわせて判断して下さい
1000   キーが入力されました
1001   マウスが移動しました
1002   ホイールが転がされました
1003   音が終了しました
各戻り値を受け取ったときは、追加情報を受け取ることが出来ます。
意味   返値 レイヤー(注5) 追加情報 位置 その他
タイムアウト   -2 選択アイテムのID 注4
右クリック   -1 選択アイテムのID 注1
左クリック   0-255 × 注1
キー入力   1000 × 仮想キーコード × 注2
マウス移動   1001 選択アイテムのID(変化した時) ×  
ホイール   1002 × 1:手前 -1:奥 × 注2
音が終了   1003 × 終了した再生チャンネル番号 × 注3
 
注1   入力を受け取っても、標準の動作(コントロールやそのプロパティへの入力)は行われます。
標準の動作を行わせたくない場合は、コントロールレイヤーへの入力を禁止して下さい。
注2   入力を受け取る指定を行うと、標準の動作をしなくなります。
キー入力では通常、F1〜F8の入力でコントロールのプロパティを表示しますが、それを行わなくなります。
ホイール操作では、奥へ転がしたとき履歴を表示しますが、それを行わなくなります。
履歴やプロパティを表示されては困る場合、入力を受け取って下さい
注3   追加情報として得られるチャンネル番号は、システムが利用している生のチャンネルIDです。
sketch上で設定するチャンネルとは異なりますのでご注意下さい。
注4   レイヤー/追加情報/位置の取得は、ver.1.22 rev.20以降。
注5   返されるレイヤーIDは、sketch上の仮想LIDではなく、ExHIBITで実際に利用されている値です。そのためこの情報を利用する場合は、どんな値が帰ってくるのかを確かめてから、その値をご利用ください。
ただし、その場合、ExHIBIT側でレイヤーのIDが変更されてしまうと、互換性が失われることがあります。今のところ、互換性が重要な場合は、戻されるレイヤーIDを利用しない方が良いでしょう。