標準アニメーションシーケンス
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  標準アニメシーケンス
   
■概要
retouch標準のアニメーションシーケンスは、全て半角文字記述し、A〜Zでパターンデータを、ピリオドでウェイトを表現します。
 
■文法
シーケンスは、アルファベットを利用して記述します。
例えば、Aが1枚目、Bが2枚目のアニメを意味します。
これだと26枚までしかパターンを利用できないので、セクションという概念が導入されています。
セクションとは、アニメーションパターン26個を単位とする固まりで、 このセクションを切り替えることで、26パターン以上のアニメーションサーフェース指定に対応しています。
実際のパターン番号の算出は(セクション番号x26+シーケンス文字列で指定された番号)で行われています。
セクション切り替えのシーケンス表記は、<num>を利用します。
A...B...<1>A...B...<0>
とした場合、surfaceに登録されている、0, 1, 26, 27番サーフェースを表示する事になります。 また、セクションの指定は、シーケンスのループで初期化されないので注意して下さい。誤動作を防ぐには、
<0>...A...B...<1>A...B...
と、先頭にセクション指定を入れておくのが効果的です。
セクションを何も指定しない場合は、0番セクションが指定されているのと同じ動作をします。
現在利用できる文字の一覧は以下の通りです。
A〜Z アルファベット番目のビットマップを表示します
ピリオド(.) 単位時間のウェイトを意味します。標準では、約50msです。
数字 '['の直前において、[]に挟まれた領域の繰り返し回数を指定します。また、()内に記述して、表示座標を表現します。
[] ループを表します。ネストが許されています。
() 表示座標指定を表します。
{} 表示座標の増分指定を表します。
<> セクションを指定します。
シーケンス1個にかかる時間を「単位時間」と呼び、sketch上から任意の時間が設定できます。
ループは、2以上の数値に続く[]に囲まれた領域によって表現されます。
例えば、次のシーケンスは、よく使用される目パチのパターンです。この目パチは3パターンからなるサーフェースデータを利用しています。
..2[B..C..A.....]..30[..]..B..C..A.....60[..].
この例では、ネストしていませんが、例えば
..2[B..24[C..A..]...].
のように、ネストさせることもできます。