演出の再利用
§リンク
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§操作
  プロジェクトエディタ
  演出エディタ(演出ビュー)

§解説
  RSD/RLD
  演出の再利用
  オブジェクトID一覧
  キャラの名前
  キャラ作成用画像
  キャラの表示位置
  選択アイテムの返値
  デバッグ手法
  描画フィルタ
  フォントの設定
  プロジェクト設定項目一覧
  ブロック
  ボリューム
  リソースIDとファイル
  レイヤー構造詳細
  レジスタの利用状況

§各種フォーマット
  色/RRGGBB形式
  標準シナリオ書式
  標準立ち位置指定
  標準透明度指定
  標準透明色指定
  標準補間指定
  標準条件判断書式
  標準「式」書式
  標準アニメシーケンス
   
■概要
sketchは、演出を部品化するために、サブルーチン/マクロ/マジックブリット(MB)/共有ライブラリの4つの手段を利用することが出来ます。ここでは、そのそれぞれの特徴を説明します。
  スコープ 変数利用 取扱単位 主な用途
サブルーチン
編集ビュー内
× 不可
編集ブロック
複雑な処理を簡潔に記述する
共有ライブラリ
任意
× 不可
RSD
どこからでも呼び出せるサブルーチン
マクロ
プロジェクト内
× 不可
全体で1ファイル
同じ処理を簡単に挿入する
マジックブリット
sketch全体
1ファイル
より汎用性の高い処理をまとめる
 
■サブルーチン
sketchのサブルーチンは、一連の同じ処理をまとめて再利用する通常の言語のものと違って、単に複雑な処理をまとめてソースを見やすくする意図で使われます。
同一のファイル内で、何度も使用するコマンド群はサブルーチンにすると良いかも知れません。
複数のファイル内で、何度も使用する場合、「共有ライブラリ」が向いています。
詳しくは、「サブルーチンの詳細と作成」をご覧下さい。
 
■共有ライブラリ
共有ライブラリは、あるノードに作られたサブルーチンを別のノードで呼び出すために作成された手段です。通常、サブルーチンの集合であるライブラリノードを作成して、それを利用したいノードの先頭で、ライブラリの読み込みコマンドを記述します。以降は通常のサブルーチンと同様に使用することが出来ます。
詳しくは、「共有ライブラリの詳細と作成」をご覧下さい。
 
■マクロ
マクロは、完全に同じ演出が何度も登場する場合に便利な機能です。
一連の演出をマクロとして保存しておくと、同じものをワンクリックで張り付けることができるようになります。いわゆるコピペ処理におけるクリップボード履歴と同じ様なものと考えて構いません。
共有ライブラリMagicBulletと比べて低機能ですが、演出ビューのインフォメーションエリアに一覧が表示されているため、手軽に使えるところが利点です。
再利用出来そうな処理は、とりあえずマクロにして、その後使用方法に応じて「共有ライブラリ」や「MagicBullet」化するのが良いでしょう。
詳しくは、「マクロの詳細と作成」をご覧下さい。
 
■マジックブリット(MagicBullet / MB)
拡張子.mbtのファイルで、より使いやすいマクロとして作成されたため、機能的には完全にマクロと重なっています。頻繁に使用する場合を除いて、マクロはMagicBulletに置き換えても良いでしょう。
一般に、可搬性の高いマクロだと考えて構いません。
詳しくは、「マジックブリットの詳細と作成」をご覧下さい。